新・ＳＭ小説書庫二軍

美少女「破る」―女子高生アイドル凌辱 (マドンナメイト)

　むっちりとした太腿が自慢のアイドル歌手・瑞穂に欲情に昂った牡獣たちが襲いかかる！
　露出プレイ、浣腸責め、痴漢プレイ……
　執拗に羞恥を強制されるうちに瑞穂の肉体は歓びの蜜を流しはじめ、被虐心が暴走する

　電車が走り出すと、再び悪魔の手が瑞穂の下半身を這い回りはじめた。
　一人がヒップの方から、奥で息づく花園へ指を差し入れてくると、もう一人が前から固いガードをくぐって同じように、さして広くない花園の粘膜の狭間をかきまわしてくる。さらに三人目が花園を狙ってくるが、すでに割り込む余地がないとわかると、セーターの下から手を入れて、乳房をまさぐってくるのだ。
　十八とはいえ、早熟で一度女の歓びを知った肉体は正直だった。瑞穂はなす術もなく、熱い情感の蜜をとめどもなく溢れさせはじめた。
（も、もう駄目……）
　そう心の中で呟くと、瑞穂は連中の愛撫に身をまかせていった。

☆大体２５～３０歳くらいの熟れた女性がヒロインである事の多い由紀かほるさんには珍しい、女子高生がヒロインの作品ですが、この瑞穂ちゃんは普通の女子高生ではなく、１８歳のアイドル歌手。芸能活動をこなしながら、高校を卒業するため週２回定時制に通学している、と言う設定はリアリティーを重んじる由紀かほるさんらしいところです。１８歳なら性的に成熟しているだろうし、自慢のむっちりとした太股を露出して歌っているアイドル歌手ですから、心をひかれる方も多いことでしょう。そして彼女を凌辱するのは同級生たちで、ラブレターを出してしまった平凡な男子を、不良たちがからかいながらも、瑞穂を捕らえて皆で性調教する事になるのです。定時制なので相当ワルっぽい連中にリアリティーがあります。

　個人的には不良少女２人が瑞穂を暴力で痛めつけた後、一転して女らしいソフトタッチの愛撫で身体を開かせてしまう場面がツボでした。レベルが違うので恐縮ですが、私の書いている小説と非常によく似た内容なので、私が由紀かほるさんの影響を強く受けている事がよくわかる作品だと思います。

　マドンナメイト文庫版ですが、現在絶版中。私の手元にもなくなってしまったのが、大いに悔やまれる好作品です。なお、デジタル販売でも良ければ「おとなの本屋さん」で購入可能です。上のアフィリリンクで高額の中古品を買う必要はありません。ああ、我ながら何て良心的なのでしょうか。（笑）

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