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SM小説 蒼眸の悪魔 千草忠夫
「蒼眸の悪魔」
美少年の魔性に憑かれた姉、同級生、教師、そして母。鬼才が描く、姦の美学。
☆団鬼六と並ぶSM小説の巨匠千草忠夫の作品は長編でシリーズものが多いのですが、この「蒼眸の悪魔」はこの作品と続編で完結しています。実は続編は本屋で立ち読みしただけで買いませんでした。この作品が素晴らしい出来だったので、期待ほどでないと感じたのです。責めの対象が義母というのが私のツボではなかったのもあります。さてこの本編では、主人公の美少年医学生のキャラ設定が秀逸。クールで冷たい男なのに、周りの美女が吸い寄せられるように彼の餌食になり、ちょっと突き放したような責めでメロメロになって彼から離れられなくなっていきます。高校時代の同級生美少女、出戻りの実の姉、その友人で留学帰りの才媛、そして美しい義母と彼の生け贄になっていきますが、いずれ劣らぬ美女が冷たくあしらわれながらも彼の魅力から逃れられない。現実ではあり得ない設定で、男としてはうらやましい限りです。例えば物語りの冒頭では、勉強している彼に、出戻った際に関係を持ってしまってなし崩しに彼の虜になった美人の姉が「お情け」を頂こうと悩殺姿で迫っています。ところが彼は姉の綺麗な秘所を覗き込みながら平静さを失わず、勉強が終わるまでオナニーしているよう命じます。そしていざことに及ぼうとするや、お尻を突き出させアナルセックスを強要するのです。そしてそんな関係の姉に友人の才媛を呼び寄せさせて捕らえ、2人同時に性感責めする場面がまた素晴らしい。お約束ですが、痒み薬を才媛に塗って姉を犯すところを見せつけて籠絡し、その後は年上の美女2人に淫薬を使ってレズプレイを強要し、自分はゆうゆうと見物するーこういうシチュエーションがお好みでしたら、ぜひ読んでみてください。女子高生好みの方のためには、高校時代の同級生を責める場面も濃厚にあり、作者の作品群の中でも私の趣味にピッタリ合った傑作だと思います。
☆なお、あまりにレベルが違うので恥ずかしいのですが、この作品に感化されて書いた拙作が「トライアングル」。読み比べてもらうと、似ている事がよくわかるだろうと思います。
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