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プチSM千夜一夜ものがたり第56夜「女子能力開発研究所」2.更正した奈津子さん
2.更正した奈津子さん
その時だった。俺がケイタイから呼び出しを受けたのは。
「田中さん! 彩美さんのご様子はいかがでしょうか?」
「どうもこうもありませんよ。相変わらずです」
掛けて来たのは誰あろう和田さんだった。俺と同じ父子家庭で、その娘も同級生と言うことで、ずっと家族ぐるみの付き合いをしている男性である。そしてその娘が高校に入学してからドロップアウトし掛けている、と言う共通の悩みまで抱えて、お互いに連絡を取り合い励まし合っている仲だ。俺は彩美の部屋で彼女が使用した生理用品を漁り自慰に耽ると言う狂気じみた行為から、正気に戻されたようでハッとした。こんな状況だから、いつもは湿っぽいグチを言い慰め合っている和田さんが、今日の口調は妙に明るく興奮しているようだった。
ーーそうだ。和田さんは娘の奈津子さんを矯正施設に入れたとか言ってたな
「奈津子さんは……」
「それなんですよ! 今日施設から戻って来たんですが、もうビックリなんですよ、これが!」
どうやら奈津子さんが更生されて帰って来たらしい。俺が「更生」と言う言葉を使うのは悪いと思い少し黙っていると、興奮仕切りな様子の和田さんは1人で話し始めた。
「私も半信半疑で金をドブに捨てるつもりだったんですが、奈津子がまるで別人になってくれたんですよ! ホントにもう信じられません! 思い切って預けてみて正解でした、奈津子がこんな、立派になって……」
「それは良かったですね。おめでとうございます」
何と和田さんはここで涙声になり、言葉に詰まってしまった。和田さんは俺より少し年下で、体育会系でガタイがデカいだけが取り柄の俺と対照的に小柄で優しそうな人だが、涙まで見せるとはよっぽど嬉しくて感激しているのに違いない。俺は素直に祝福する気持ちになって言葉を掛け、彼との会話を続けた。奈津子さんは違う高校だが、引きこもりの彩美と違い、悪い不良仲間と付き合うようになって生活が乱れ家出したり学校にも行かなくなり、彩美と同じく1年生で留年して新学年を迎えてしまったのだ。俺も何度か奈津子さんを見掛けたことがあるが、髪を妙な色に染めて下品な厚化粧を施し、制服をひどくだらしなく着崩した完璧なヤンキー娘になっていて、快活で感じの良い子だった彼女のあまりの変わりように驚かされたものだ。
奈津子さんはついに警察沙汰にまでなり、退学処分になるのも時間の問題となって、困り果てた和田さんは、わらをもすがるつもりで人伝に紹介されたその「施設」に彼女を強制的に入れたのだそうだ。そして親元を離れて寝泊まりし1か月間の矯正教育を受けた結果、奈津子さんは生まれ変わり前以上に素晴らしい娘さんになって、和田さんの元に帰って来たのだ。
「電話口でいくらお話してもおわかりにならないでしょうから、今度うちに来て頂けませんか?」
和田さんはそう俺に誘いを掛けると電話を切った。しょっちゅう家を出て遊び歩き警察のお世話にまでなったヤンキー娘の変わりようを、俺に自分の目で確かめろと言うことだろうか。和田さんは俺なんかと違ってとても誠実な苦労人で、軽々しく冗談を叩くような人ではない。俺は彩美の使用済み生理用品を処理しながら、俄然興味がわいて来た。
ーーしまった。かなり時間がたってしまったな……
彩美を風呂の中に放置して、すでに1時間以上経過していた。俺が慌てて浴室に戻ると、彩美はやはり物音1つたてず浴槽に浸かっており、何の変化もない。下手すると明日の朝まで一晩中でもじっとしているのではなかろうか。俺はこんな無気力で生気の感じられない状態に陥って一向に出口の見えないわが娘の行末を案じ、一縷の望みを抱いて和田さんの家を訪問する決意を固めていた。
「失礼します。父がいつもお世話になっております」
数日後さっそく訪れてみた和田さんが暮らすマンションで、茶菓子を運びそう礼儀正しく三つ指を突いて挨拶するブレザーの制服姿の少女を見て、俺はハンマーで頭を殴られたような衝撃を受けた。
ーーこれ、本当に奈津子さんなのか……
和田さんから話を聞いてはいたが、どこからどう見ても良い所のお嬢さんみたいな奈津子さんは、パツキンのヤンキー娘と同一人物とはとても思えない。それに小学校時からよく知っている、明るく活発で人見知りしない奈津子さんとも違う。
「こんにちは。あの……なっちゃん、でいいのかな?」
「はい。もちろんそう呼んで頂いて結構です」
和田さんとは家族ぐるみの付き合いをしており、お互いの娘が道を踏み外してしまう前は、よく見知った仲である。奈津子さんは皆からなっちゃんと呼ばれる人気者で、俺もそう呼ばせてもらっていた。あんまり美人ではないが、陽に焼けてコロコロと良く笑う奈津子さんは、内向的で人見知りする彩美とはまるで正反対だ。だが今俺の目の前で妙に羞ずかしそうに頬を染め、落ち着いた口調で話す奈津子さんは、とても大人びてドキッとするほどの色気さえ感じさせる。そんな奈津子さんを見たことなどない俺の方が情けないことにドギマギしてしまい、じっと黙って彼女に見とれてしまう始末だった。
「いかがですか、田中さん」
「はい……正直言って驚きました」
和田さんがゆっくりとそう言う口調は誇らしげと言うより心底嬉しそうだった。そしてバカみたいに呆然としている俺に向かって、突然完璧なお嬢様に変身した感じの奈津子さんが、聞いたこともない言葉使いで話し掛けて来る。
「そうだろうと思いますわ。私は研究所の方がたのおかげで、生まれ変わらせて頂いたんです。ところで、おじさまの方はお変わりございませんでしょうか?」
俺は「なっちゃん」に「彩美ちゃんパパ」と呼ばれていたので、「おじさま」などと呼ばれて一寸参ってしまった。そして困ったことに、彼女に対して覚えるゾクゾクするような胸騒ぎがますます強まり、何と股間が張り切って来てしまったのである。娘の彩美に続き奈津子さんにまで欲情してしまうとは、我ながら俺の女好きも呆れたものだ。もっとも奈津子さんに対して「女」を感じたことは、これまでに一度もない。
「あ、いや、相変わらずですよ」
「彩美さんは……」
「これ奈津子」
「これは大変失礼致しました。ご無礼をお許し下さいませ」
もちろん奈津子さんも彩美が引きこもって学校に行ってないことを知っている。だが余計な詮索をするなと和田さんに注意された奈津子さんに深々と頭を下げられて、こちらの方が申し訳ない気持ちになった。
「あ、いや、いいんですよ。彩美は相変わらず部屋にこもっています」
「それはおじさまも大変ご心配なことでしょう」
「はあ……恐れ入ります」
一体どういう教育を受けたらここまで成長するのだろうか。奈津子さんの言葉は同級生を心配する高校生と言うより、立派な大人の発言だった。俺は少し混乱して来て、娘の同級生に対して恐縮し頭を下げてしまった。
「お父様、ぜひおじさまに研究所を紹介してあげて下さい」
「そ、そうだね……あの、差し出がましいようですが、奈津子もこう申しておりますし……」
何と言うことだ。父親を含む大の大人2人を前にして、更生したばかりの高校生である奈津子さんが、完全に話の主導権を握っていた。奈津子さんと和田さんの話によると、その施設の正式名称は「女子能力開発研究所」。社会に出る前にドロップアウトしてしまった少女を教育し立ち直らせるためのものだと言う。要するに奈津子さんや彩美のような少女が対象だ。
「効果のほどは奈津子をご覧になればおわかりでしょう」
「そうですね……」
和田さんにダメ押しのようにそう言われた俺はもちろん頷くよりなかった。こんな立派に更生されるのなら、日本中の不良娘をとっつかまえて、その「研究所」に入所させれば良いと思ったくらいだ。
「ただ、彩美は引きこもりですし……」
「心配ありませんわ、おじさま。研究所は引きこもりの方もたくさん預かっておられました。恐らくどんな女性でも、前非を悔いてあるべき姿に戻して頂けるものと、私は確信しております」
ーー一体、どこからその自信が来るんだ……
まるで「研究所」のスポークスマンみたいなしゃべりになって来た奈津子さんに、俺は逆に疑念を抱いてしまう。ところが俺が質問すると、奈津子さんは不自然なくらい羞ずかしそうに目を伏せ口ごもってしまったのである。
「研究所ではどんなことをするのですか?」
「それは……絶対に口外してはならないことになっておりますので……」
急に詰まってしまった娘を助けるかのように、和田さんが口を挟んだ。
「あの、もし興味がおありでしたら、事前に施設を見学すれば良いですから」
「わかりました」
俺は奈津子さんがかわいそうになってアッサリそう言ったのだが、この後驚天動地の事態が待ちかまえていたのである。和田さんが、急に人見知りの羞ずかしがり屋になったような奈津子さんに言った。
「奈津子、研究所の内部は口外出来ないけど、お前がどんな素晴らしい女性になったのか、田中さんに教えて差し上げなさい」
「おじさまに……はい、承知致しました」
「田中さん。とても驚かれると思いますが、よろしいでしょうか?」
ーーな、何だ。俺はもう十分驚いてるぞ……
どう返事して良いかわからず戸惑うばかりの俺は、奈津子さんの言葉を聞いてぶっ倒れそうになった。
「おじさま。奈津子にご奉仕させて下さいませ」
「田中さんお願いします。奈津子に奉仕させて、お情けをやって頂けませんか?」
「ご奉仕」だの「お情け」だのと言う言葉は、俺にはすぐにピンと来る。なぜなら俺と和田さんには、大の女好きでSMに興味があると言う共通項があって、一緒にその筋の店でプレイを楽しんだ仲だからだ。俺たちが知り合ったのは小学校高学年だった彩美を引き取ることになり最初の保護者参観日。ここぞとばかりに着飾ったお母さん方の中で俺は非常に居心地の悪い思いをしていた。それまでなら当然お母さん連中の品定めでもしていただろうが、何せ浮気で離婚して彩美のために心を入れ替える決心をしていた頃である。絶対そんな不道徳なことは考えぬようにと思った俺は、もう1人女性に囲まれてやはりバツが悪そうにしていた男性に話し掛け、それが和田さんだったのである。
父と娘1人と言う同じ境遇であることがわかった俺たちはすぐに意気投合した。三度目の浮気が原因で妻に去られた俺と違い、和田さんは実に気の毒な事情だった。女好きではあるが気弱で女性との付き合いが苦手と言う彼は、職場で先輩の女性の方からアプローチされて関係を持ってしまったのだが、その女性は何とバツ1で子供まで連れていたのである。それでも心優しい和田さんは彼女のプロポーズを受け入れて結婚した。ところがその女性はひどい浮気性で、他に男を作って和田さんの元を去っていく。しかも和田さんの気がいいのを良いことに、自分の娘まで押し付けて。それが奈津子さんだったのだ。
俺が、内気で友達を作るのが苦手なわが娘の友達になってくれるよう奈津子さんに頼むと、彼女は快く受け入れてくれ、おかげで彩美の交友関係は一気に広がった。彩美が小中学校まで楽しく充実した学校生活を送ることが出来たのは奈津子さんのおかげだと言って良い。そして父親同士もSM好きと言う共通の趣味がわかって、正に家族ぐるみで仲良く付き合って来たのである。
「おじさま。立って頂けますか?」
「お願いします」
耳たぶまで真っ赤に染めて羞じらいを見せながら、ブレザー姿の奈津子さんが迫って来ると、俺は情けない小声を発して立ち上がる。
「おじさま、こんなになさってる……うれしい……ああ、奈津子にご奉仕させて……」
「すみませんね、田中さん。不器量な娘ですが……」
和田さんはそんなことを言ったが、とんでもないことだ。「なっちゃん」は確かに色が浅黒く美人ではないが、愛嬌があってかわいらしい顔をしている。何より若い。俺はロリータ志向が強く、和田さんはそのため奈津子さんに制服を着せていたのではないか。立った俺の股間に正座した奈津子さんがズボンとパンツを下ろしてしまうと、すでに勃起してしまっていた俺のイチモツは、娘の同級生で顔なじみの少女に「ご奉仕」される喜びに彼女の柔らかい手の中凄い勢いでドクドクと脈動した。
「ううっ!」
俺は奈津子さんの「ご奉仕」の口が肉棒に被さって来るなり、だらしなく呻いていた。俺の劣情をこよなく刺激するシチュエーションに、いきなり素晴らしい歓びが込み上げて来たのだ。俺が奈津子さんの、女学生らしく髪をショートに切りそろえた後頭部に両手を回すと、和田さんが彼女の背後にしゃがみ込んで来た。
「しっかりくわえたかい、奈津子。パパがお乳を揉んであげるから、お前は自分の指をアソコとアナルに入れてオナニーしなさい」
すると奈津子さんはすぐに従い、片手を正座したスカートの中に潜らせ、もう片手は何と後ろからお尻の方に入れて行ったのである。和田さんは彼女の背後から服をはだけ、ノーブラだった乳房に両手を被せたようだ。何やら鼻声で呻いた奈津子さんは、メチャクチャに悩ましい情欲で溶け崩れたメスの表情で見やると、愛情のこもった粘っこい口使いで俺の劣情の塊をネットリとしゃぶり上げて来た。
ーー何て上手なんだ、奈津子さん……うう、も、もうダメだ、出ちまう……
これも研究所の教育の成果なのだろうか。奈津子さんの口唇テクニックは高校生とは信じられない巧みなもので、あっと言う間に押し上げられた俺は、この歳になって恥ずかしいがコントロールが利かなくなって、彼女の口内にドッと「お情け」を吐き出してしまった。すると同時に奈津子さんは全身をビクビクとおののかせ、グッと背筋を反らせて呻く。
「よしよし、ちゃんと一緒にイケたんだね、いい子だ、奈津子……」
相変わらず彼女のまだ膨らみ切っていない固そうな乳房を揉みながら和田さんが言う。俺としても射精と同時に奈津子さんが達してくれたのには大きな喜びを感じた。彼女は確かに、素晴らしい「女」である。そして奈津子さんは、俺が射精したペニスをくわえたまま、すみずみまで舐め取るべく舌と唇を這わせ、ゴクリと音までさせて飲み取ってくれた。
「では奈津子。田中さんにお前が汚したモノを進呈しなさい」
「お掃除フェラ」を終えた奈津子さんに和田さんがそう言うと、彼女は正座から腰を浮かして、何とはいていた白いパンツを脱ぎ取り、俺に恭しく差し出した。
「おじさま。奈津子のえっちなお汁が染み付いたパンツでございます。どうか受け取って下さいませ」
「ありがとう」
和田さんは俺のそんなフェティッシュな趣味も良く知っているのだ。奈津子さんがオナニーで気をやって見事に汚し、納豆のような粘液が糸を引いている幼い感じの白パンツに、思わず俺はにおいを嗅いだり舐めたりしたいと言う衝動を覚えたが、何とか堪える。そして和田さんが言う。
「田中さん、まだまだ大丈夫そうですね」
一緒にSMクラブでプレイを楽しんだ仲なので、和田さんは俺の強精ぶりをよく知っている。奈津子さんと言う魅力的な若いメスに奉仕された俺の欲棒は、一発抜かれても収まるどころかむしろより硬度を増してそそり勃っていた。
「奈津子の尻を犯してやってくれませんか?」
「お尻なんか……いいのですか?」
「はい、奈津子はアナルの方が……奈津子、お前からもお願いしなさい」
「おじさま、奈津子のオシリにお情けを頂けませんでしょうか?」
ーーこれは夢ではないのだろうか……
あまりにもオイシ過ぎるシチュエーションに、俺はそう疑った。何を隠そう、俺はアナルセックスが大好きで、あの狭い場所に無理矢理押し入って強烈に締め付けられる感触が最高だと思っている。だが現実にアナルを許してくれる女には、なかなかお目に掛かれないものだ。もともと性交をする場所ではないので、ゆっくり時間と手間を掛けて開発しないとアナルセックス自体不可能なのである。嫌がる女に無理矢理押し入って体を損なってしまうのは最低だ。そう言う残虐なサディストの男もいるだろうが、俺は違う。女性に歓びを与えるのが男の本懐だと思っているのだ。
ところがまだ年若い女子高生の奈津子さんが自らアナルセックスを俺に所望して、四つんばいになり制服のスカートに包まれた形の良さそうなお尻を高く上げて見せている。これはロリータ趣味の俺の夢が理想的な形で実現したようなものではないか。俺は夢なら醒めないでくれと古典的なフレーズを頭に浮かべながら、奈津子さんのスカートをめくり上げノーパンのお尻を獣のように後ろから貫いた。
「あ~っ! おじさま、すてきです……ああ、気持ちいい……」
奈津子さんが大声で悲鳴を上げるのでやはり痛いのかと思いきや、何とはしたなく快感を口にする彼女。こんな素晴らしいアナル開発も、研究所の仕業なのだろうか。
「奈津子、パパからもご褒美をやろう」
「ああ……お父様、奈津子にご奉仕させて下さい」
そこで何と和田さんはズボンを下ろし、四つんばいでアナルを犯された歓びに打ち震える娘の顔の前に、ギンギンに力の漲るペニスを差し出した。すると奈津子さんも嬉しそうにパクリと父親のモノをくわえたのである。すると無関係な俺にも発揮した素晴らしい愛情に満ちた口技で、奈津子さんは和田さんを舐めしゃぶり頂上に導いていった。
「奈津子っ! 出すよ!」
「ふうんっっ!!」
ーーげ~っ! な、何てスゲエ締め付けだ……うわあっ!
和田さんはそんなにセックスが強い方ではなく、あっと言う間に射精が訪れたのだが、奈津子さんは父親に合わせて自分も絶頂に達しようとするのか、アナルに喰い締めた俺のペニスを物凄い力でギュッギュッと締め上げて来たのだ。そしてアッと思ったら、和田さん、奈津子さん、そして俺は三者ほぼ同時に思いを遂げていたのである。
ーーこの子は素晴らしい! まるでセックスの女神だ……
形としては大人の男2人が奈津子さんを責めているのだが、実質的には彼女が主導権を握って俺たちを一緒に天国に導いたのだ。俺は研究所が授けたと思われる奈津子さんの性能力に舌を巻き、魅力的な制服を着たままの女神様に心の中で素直に賛辞を送った。
そしてだらしなく射精の余韻に浸っている俺たちに対し、奈津子さんは甲斐甲斐しく和田さんに「お掃除フェラ」を施すと共に、俺のナニをお尻で喰い締めたまま離してくれず、二度放出したのに俺はまだ狂ったように股間を猛らせていた。若い頃ならいざ知らず、50歳手前の俺としては信じ難い絶倫ぶりだ。まるで奈津子さんの若いエキスが俺まで若返らせてくれたようで、それは又俺よりセックスの弱い和田さんにもしっかり作用しているようだった。なぜなら奈津子さんが丁寧に精液を舐め取っている彼のペニスも、全く勢いの衰えを見せていないからである。
父親の精液を飲み下した奈津子さんは、今度はハッキリと俺たちをリードし始めた。
「おじさま、奈津子のお尻を犯したままで仰向けになって頂けますか」
文字にすればずいぶん冷静そうだが、奈津子さんも無論2度の絶頂の後で火のように熱く吐息を弾ませ、声もハスキーでメチャクチャに悩ましい。俺は言われるままに横になり、女の子としては大柄な奈津子さんの肉の重みをしっかり感じながら、素晴らしくよく締まるお尻の穴を堪能し続けていた。そして俺の上に重なった奈津子さんは、あろうことか自分で両脚を大きく開き和田さんを誘ったのである。
「お父様、来て下さい! 奈津子の恥知らずなおまんこに、お父様のモノをぶち込んでえっっ!!」
「奈津子おっっ!!」
感極まって敬語でなく痴語をわめいた奈津子さんに、いつも穏やかな和田さんも冷静さを失い大声で彼女の名を呼びながら覆い被さって来た。まさかまさかのサンドイッチファックだ。奈津子さんはこんな過酷なセックスにも順応するようで、すっかりエキサイトし歓喜の言葉をわめき散らして乱れまくる。和田さんも凄い勢いで容赦ないストロークを娘のアソコに叩き込み、一番下で動けない俺も万力のような力で締め上げて来る奈津子さんのアナルに責められて何と三度目の天国に導かれていったのである。
嵐のような狂乱の後、やはり俺たちは三者ほぼ同時に思いを遂げたのだが、前後の淫穴を責められた奈津子さんは口から泡を吹いて失神していた。そこで和田さんと俺は冷静になり、ゆっくりと彼女の体から怒張を引き抜いたのだが、それぞれの白濁液がダラリと奈津子さんの股間の前後に垂れている。俺はさすがに心配になって和田さんに言った。
「いいのですか?」
「ええ、奈津子はそれ、このように幸せな顔をして眠っていますよ」
「いえ、そうではなくて、中に出してしまいましたよね?」
だが、和田さんの返事に俺は又もや驚かされた。
「いいんです。私は、その……奈津子と所帯を持つことになりましたので」
ーーはあ!? 一体どういうことだ……
健全な常識人と思っていた和田さんの、娘と結婚すると言う信じられない言葉に、俺はどう反応して良いかわからず黙っていた。
「奈津子と私は、血の繋がった父娘ではありません」
確かにそうだが、それにしても……ところが又もや驚くべきことに、この話は奈津子さんの方から持ち掛けられたのだと言う。
「研究所の方の話では、奈津子は強いマゾヒズム願望を隠しており、それが満たされないため非行に走っていたのだそうです」
「…… なるほど」
ボソリと呟く俺の言葉は慄えていた。
「そしてさらに、彼女はこの私と結ばれて性的にイジメて欲しい、と強く願っていたのだと言うのです。私は帰って来た奈津子が求めるままに性交渉を持ち、彼女からのプロポーズを受け入れました。私は今、日本一の果報者だと思っています」
「それは……大変おめでとうございます」
そんな夢のような話があって良いものだろうか。それまでは大変な厄介者だった娘が生まれ変わり、和田さんに性的な服従を望む理想的な女性として、30も年下の妻になると言うのだ。俺は目の前で快楽の極みに失神した奈津子さんを眩しそうに見つめる和田さんを祝福すると同時に、羨望の念を抱かずにはいられなかった。ブレザーの制服を着て股間に俺たちのザーメンを滴らせながら、幸福そうな寝顔で自失している奈津子さんの姿が、わが娘に重なって見えてしまう。
ーー彩美も満たされない性的願望を抱えて、あんなになってしまったんだろうか? だとすれば、彩美は俺に……
自分勝手な妄想だが、どうしてもそう思ってしまう。だって彩美は幼い頃から内向的で男友達の1人もいなかったはずだし、今は他人との接触を拒み唯一接しているのが父親の俺なのだ。彼女が俺に性的なコンプレックスを抱えていると考えても不思議ではないだろう。
「いかがですか、田中さん。彩美さんも研究所に預けられては……」
「考えてみたいと思います」
もう俺の気持ちは半ば固まっていた。こうして次の休日、俺は和田さんに案内されて「女子能力開発研究所」の見学に行くことにしたのである。
続く→3.研究所の見学(1)
戻る→1.引きこもりの彩美
女子能力開発研究所目次
その時だった。俺がケイタイから呼び出しを受けたのは。
「田中さん! 彩美さんのご様子はいかがでしょうか?」
「どうもこうもありませんよ。相変わらずです」
掛けて来たのは誰あろう和田さんだった。俺と同じ父子家庭で、その娘も同級生と言うことで、ずっと家族ぐるみの付き合いをしている男性である。そしてその娘が高校に入学してからドロップアウトし掛けている、と言う共通の悩みまで抱えて、お互いに連絡を取り合い励まし合っている仲だ。俺は彩美の部屋で彼女が使用した生理用品を漁り自慰に耽ると言う狂気じみた行為から、正気に戻されたようでハッとした。こんな状況だから、いつもは湿っぽいグチを言い慰め合っている和田さんが、今日の口調は妙に明るく興奮しているようだった。
ーーそうだ。和田さんは娘の奈津子さんを矯正施設に入れたとか言ってたな
「奈津子さんは……」
「それなんですよ! 今日施設から戻って来たんですが、もうビックリなんですよ、これが!」
どうやら奈津子さんが更生されて帰って来たらしい。俺が「更生」と言う言葉を使うのは悪いと思い少し黙っていると、興奮仕切りな様子の和田さんは1人で話し始めた。
「私も半信半疑で金をドブに捨てるつもりだったんですが、奈津子がまるで別人になってくれたんですよ! ホントにもう信じられません! 思い切って預けてみて正解でした、奈津子がこんな、立派になって……」
「それは良かったですね。おめでとうございます」
何と和田さんはここで涙声になり、言葉に詰まってしまった。和田さんは俺より少し年下で、体育会系でガタイがデカいだけが取り柄の俺と対照的に小柄で優しそうな人だが、涙まで見せるとはよっぽど嬉しくて感激しているのに違いない。俺は素直に祝福する気持ちになって言葉を掛け、彼との会話を続けた。奈津子さんは違う高校だが、引きこもりの彩美と違い、悪い不良仲間と付き合うようになって生活が乱れ家出したり学校にも行かなくなり、彩美と同じく1年生で留年して新学年を迎えてしまったのだ。俺も何度か奈津子さんを見掛けたことがあるが、髪を妙な色に染めて下品な厚化粧を施し、制服をひどくだらしなく着崩した完璧なヤンキー娘になっていて、快活で感じの良い子だった彼女のあまりの変わりように驚かされたものだ。
奈津子さんはついに警察沙汰にまでなり、退学処分になるのも時間の問題となって、困り果てた和田さんは、わらをもすがるつもりで人伝に紹介されたその「施設」に彼女を強制的に入れたのだそうだ。そして親元を離れて寝泊まりし1か月間の矯正教育を受けた結果、奈津子さんは生まれ変わり前以上に素晴らしい娘さんになって、和田さんの元に帰って来たのだ。
「電話口でいくらお話してもおわかりにならないでしょうから、今度うちに来て頂けませんか?」
和田さんはそう俺に誘いを掛けると電話を切った。しょっちゅう家を出て遊び歩き警察のお世話にまでなったヤンキー娘の変わりようを、俺に自分の目で確かめろと言うことだろうか。和田さんは俺なんかと違ってとても誠実な苦労人で、軽々しく冗談を叩くような人ではない。俺は彩美の使用済み生理用品を処理しながら、俄然興味がわいて来た。
ーーしまった。かなり時間がたってしまったな……
彩美を風呂の中に放置して、すでに1時間以上経過していた。俺が慌てて浴室に戻ると、彩美はやはり物音1つたてず浴槽に浸かっており、何の変化もない。下手すると明日の朝まで一晩中でもじっとしているのではなかろうか。俺はこんな無気力で生気の感じられない状態に陥って一向に出口の見えないわが娘の行末を案じ、一縷の望みを抱いて和田さんの家を訪問する決意を固めていた。
「失礼します。父がいつもお世話になっております」
数日後さっそく訪れてみた和田さんが暮らすマンションで、茶菓子を運びそう礼儀正しく三つ指を突いて挨拶するブレザーの制服姿の少女を見て、俺はハンマーで頭を殴られたような衝撃を受けた。
ーーこれ、本当に奈津子さんなのか……
和田さんから話を聞いてはいたが、どこからどう見ても良い所のお嬢さんみたいな奈津子さんは、パツキンのヤンキー娘と同一人物とはとても思えない。それに小学校時からよく知っている、明るく活発で人見知りしない奈津子さんとも違う。
「こんにちは。あの……なっちゃん、でいいのかな?」
「はい。もちろんそう呼んで頂いて結構です」
和田さんとは家族ぐるみの付き合いをしており、お互いの娘が道を踏み外してしまう前は、よく見知った仲である。奈津子さんは皆からなっちゃんと呼ばれる人気者で、俺もそう呼ばせてもらっていた。あんまり美人ではないが、陽に焼けてコロコロと良く笑う奈津子さんは、内向的で人見知りする彩美とはまるで正反対だ。だが今俺の目の前で妙に羞ずかしそうに頬を染め、落ち着いた口調で話す奈津子さんは、とても大人びてドキッとするほどの色気さえ感じさせる。そんな奈津子さんを見たことなどない俺の方が情けないことにドギマギしてしまい、じっと黙って彼女に見とれてしまう始末だった。
「いかがですか、田中さん」
「はい……正直言って驚きました」
和田さんがゆっくりとそう言う口調は誇らしげと言うより心底嬉しそうだった。そしてバカみたいに呆然としている俺に向かって、突然完璧なお嬢様に変身した感じの奈津子さんが、聞いたこともない言葉使いで話し掛けて来る。
「そうだろうと思いますわ。私は研究所の方がたのおかげで、生まれ変わらせて頂いたんです。ところで、おじさまの方はお変わりございませんでしょうか?」
俺は「なっちゃん」に「彩美ちゃんパパ」と呼ばれていたので、「おじさま」などと呼ばれて一寸参ってしまった。そして困ったことに、彼女に対して覚えるゾクゾクするような胸騒ぎがますます強まり、何と股間が張り切って来てしまったのである。娘の彩美に続き奈津子さんにまで欲情してしまうとは、我ながら俺の女好きも呆れたものだ。もっとも奈津子さんに対して「女」を感じたことは、これまでに一度もない。
「あ、いや、相変わらずですよ」
「彩美さんは……」
「これ奈津子」
「これは大変失礼致しました。ご無礼をお許し下さいませ」
もちろん奈津子さんも彩美が引きこもって学校に行ってないことを知っている。だが余計な詮索をするなと和田さんに注意された奈津子さんに深々と頭を下げられて、こちらの方が申し訳ない気持ちになった。
「あ、いや、いいんですよ。彩美は相変わらず部屋にこもっています」
「それはおじさまも大変ご心配なことでしょう」
「はあ……恐れ入ります」
一体どういう教育を受けたらここまで成長するのだろうか。奈津子さんの言葉は同級生を心配する高校生と言うより、立派な大人の発言だった。俺は少し混乱して来て、娘の同級生に対して恐縮し頭を下げてしまった。
「お父様、ぜひおじさまに研究所を紹介してあげて下さい」
「そ、そうだね……あの、差し出がましいようですが、奈津子もこう申しておりますし……」
何と言うことだ。父親を含む大の大人2人を前にして、更生したばかりの高校生である奈津子さんが、完全に話の主導権を握っていた。奈津子さんと和田さんの話によると、その施設の正式名称は「女子能力開発研究所」。社会に出る前にドロップアウトしてしまった少女を教育し立ち直らせるためのものだと言う。要するに奈津子さんや彩美のような少女が対象だ。
「効果のほどは奈津子をご覧になればおわかりでしょう」
「そうですね……」
和田さんにダメ押しのようにそう言われた俺はもちろん頷くよりなかった。こんな立派に更生されるのなら、日本中の不良娘をとっつかまえて、その「研究所」に入所させれば良いと思ったくらいだ。
「ただ、彩美は引きこもりですし……」
「心配ありませんわ、おじさま。研究所は引きこもりの方もたくさん預かっておられました。恐らくどんな女性でも、前非を悔いてあるべき姿に戻して頂けるものと、私は確信しております」
ーー一体、どこからその自信が来るんだ……
まるで「研究所」のスポークスマンみたいなしゃべりになって来た奈津子さんに、俺は逆に疑念を抱いてしまう。ところが俺が質問すると、奈津子さんは不自然なくらい羞ずかしそうに目を伏せ口ごもってしまったのである。
「研究所ではどんなことをするのですか?」
「それは……絶対に口外してはならないことになっておりますので……」
急に詰まってしまった娘を助けるかのように、和田さんが口を挟んだ。
「あの、もし興味がおありでしたら、事前に施設を見学すれば良いですから」
「わかりました」
俺は奈津子さんがかわいそうになってアッサリそう言ったのだが、この後驚天動地の事態が待ちかまえていたのである。和田さんが、急に人見知りの羞ずかしがり屋になったような奈津子さんに言った。
「奈津子、研究所の内部は口外出来ないけど、お前がどんな素晴らしい女性になったのか、田中さんに教えて差し上げなさい」
「おじさまに……はい、承知致しました」
「田中さん。とても驚かれると思いますが、よろしいでしょうか?」
ーーな、何だ。俺はもう十分驚いてるぞ……
どう返事して良いかわからず戸惑うばかりの俺は、奈津子さんの言葉を聞いてぶっ倒れそうになった。
「おじさま。奈津子にご奉仕させて下さいませ」
「田中さんお願いします。奈津子に奉仕させて、お情けをやって頂けませんか?」
「ご奉仕」だの「お情け」だのと言う言葉は、俺にはすぐにピンと来る。なぜなら俺と和田さんには、大の女好きでSMに興味があると言う共通項があって、一緒にその筋の店でプレイを楽しんだ仲だからだ。俺たちが知り合ったのは小学校高学年だった彩美を引き取ることになり最初の保護者参観日。ここぞとばかりに着飾ったお母さん方の中で俺は非常に居心地の悪い思いをしていた。それまでなら当然お母さん連中の品定めでもしていただろうが、何せ浮気で離婚して彩美のために心を入れ替える決心をしていた頃である。絶対そんな不道徳なことは考えぬようにと思った俺は、もう1人女性に囲まれてやはりバツが悪そうにしていた男性に話し掛け、それが和田さんだったのである。
父と娘1人と言う同じ境遇であることがわかった俺たちはすぐに意気投合した。三度目の浮気が原因で妻に去られた俺と違い、和田さんは実に気の毒な事情だった。女好きではあるが気弱で女性との付き合いが苦手と言う彼は、職場で先輩の女性の方からアプローチされて関係を持ってしまったのだが、その女性は何とバツ1で子供まで連れていたのである。それでも心優しい和田さんは彼女のプロポーズを受け入れて結婚した。ところがその女性はひどい浮気性で、他に男を作って和田さんの元を去っていく。しかも和田さんの気がいいのを良いことに、自分の娘まで押し付けて。それが奈津子さんだったのだ。
俺が、内気で友達を作るのが苦手なわが娘の友達になってくれるよう奈津子さんに頼むと、彼女は快く受け入れてくれ、おかげで彩美の交友関係は一気に広がった。彩美が小中学校まで楽しく充実した学校生活を送ることが出来たのは奈津子さんのおかげだと言って良い。そして父親同士もSM好きと言う共通の趣味がわかって、正に家族ぐるみで仲良く付き合って来たのである。
「おじさま。立って頂けますか?」
「お願いします」
耳たぶまで真っ赤に染めて羞じらいを見せながら、ブレザー姿の奈津子さんが迫って来ると、俺は情けない小声を発して立ち上がる。
「おじさま、こんなになさってる……うれしい……ああ、奈津子にご奉仕させて……」
「すみませんね、田中さん。不器量な娘ですが……」
和田さんはそんなことを言ったが、とんでもないことだ。「なっちゃん」は確かに色が浅黒く美人ではないが、愛嬌があってかわいらしい顔をしている。何より若い。俺はロリータ志向が強く、和田さんはそのため奈津子さんに制服を着せていたのではないか。立った俺の股間に正座した奈津子さんがズボンとパンツを下ろしてしまうと、すでに勃起してしまっていた俺のイチモツは、娘の同級生で顔なじみの少女に「ご奉仕」される喜びに彼女の柔らかい手の中凄い勢いでドクドクと脈動した。
「ううっ!」
俺は奈津子さんの「ご奉仕」の口が肉棒に被さって来るなり、だらしなく呻いていた。俺の劣情をこよなく刺激するシチュエーションに、いきなり素晴らしい歓びが込み上げて来たのだ。俺が奈津子さんの、女学生らしく髪をショートに切りそろえた後頭部に両手を回すと、和田さんが彼女の背後にしゃがみ込んで来た。
「しっかりくわえたかい、奈津子。パパがお乳を揉んであげるから、お前は自分の指をアソコとアナルに入れてオナニーしなさい」
すると奈津子さんはすぐに従い、片手を正座したスカートの中に潜らせ、もう片手は何と後ろからお尻の方に入れて行ったのである。和田さんは彼女の背後から服をはだけ、ノーブラだった乳房に両手を被せたようだ。何やら鼻声で呻いた奈津子さんは、メチャクチャに悩ましい情欲で溶け崩れたメスの表情で見やると、愛情のこもった粘っこい口使いで俺の劣情の塊をネットリとしゃぶり上げて来た。
ーー何て上手なんだ、奈津子さん……うう、も、もうダメだ、出ちまう……
これも研究所の教育の成果なのだろうか。奈津子さんの口唇テクニックは高校生とは信じられない巧みなもので、あっと言う間に押し上げられた俺は、この歳になって恥ずかしいがコントロールが利かなくなって、彼女の口内にドッと「お情け」を吐き出してしまった。すると同時に奈津子さんは全身をビクビクとおののかせ、グッと背筋を反らせて呻く。
「よしよし、ちゃんと一緒にイケたんだね、いい子だ、奈津子……」
相変わらず彼女のまだ膨らみ切っていない固そうな乳房を揉みながら和田さんが言う。俺としても射精と同時に奈津子さんが達してくれたのには大きな喜びを感じた。彼女は確かに、素晴らしい「女」である。そして奈津子さんは、俺が射精したペニスをくわえたまま、すみずみまで舐め取るべく舌と唇を這わせ、ゴクリと音までさせて飲み取ってくれた。
「では奈津子。田中さんにお前が汚したモノを進呈しなさい」
「お掃除フェラ」を終えた奈津子さんに和田さんがそう言うと、彼女は正座から腰を浮かして、何とはいていた白いパンツを脱ぎ取り、俺に恭しく差し出した。
「おじさま。奈津子のえっちなお汁が染み付いたパンツでございます。どうか受け取って下さいませ」
「ありがとう」
和田さんは俺のそんなフェティッシュな趣味も良く知っているのだ。奈津子さんがオナニーで気をやって見事に汚し、納豆のような粘液が糸を引いている幼い感じの白パンツに、思わず俺はにおいを嗅いだり舐めたりしたいと言う衝動を覚えたが、何とか堪える。そして和田さんが言う。
「田中さん、まだまだ大丈夫そうですね」
一緒にSMクラブでプレイを楽しんだ仲なので、和田さんは俺の強精ぶりをよく知っている。奈津子さんと言う魅力的な若いメスに奉仕された俺の欲棒は、一発抜かれても収まるどころかむしろより硬度を増してそそり勃っていた。
「奈津子の尻を犯してやってくれませんか?」
「お尻なんか……いいのですか?」
「はい、奈津子はアナルの方が……奈津子、お前からもお願いしなさい」
「おじさま、奈津子のオシリにお情けを頂けませんでしょうか?」
ーーこれは夢ではないのだろうか……
あまりにもオイシ過ぎるシチュエーションに、俺はそう疑った。何を隠そう、俺はアナルセックスが大好きで、あの狭い場所に無理矢理押し入って強烈に締め付けられる感触が最高だと思っている。だが現実にアナルを許してくれる女には、なかなかお目に掛かれないものだ。もともと性交をする場所ではないので、ゆっくり時間と手間を掛けて開発しないとアナルセックス自体不可能なのである。嫌がる女に無理矢理押し入って体を損なってしまうのは最低だ。そう言う残虐なサディストの男もいるだろうが、俺は違う。女性に歓びを与えるのが男の本懐だと思っているのだ。
ところがまだ年若い女子高生の奈津子さんが自らアナルセックスを俺に所望して、四つんばいになり制服のスカートに包まれた形の良さそうなお尻を高く上げて見せている。これはロリータ趣味の俺の夢が理想的な形で実現したようなものではないか。俺は夢なら醒めないでくれと古典的なフレーズを頭に浮かべながら、奈津子さんのスカートをめくり上げノーパンのお尻を獣のように後ろから貫いた。
「あ~っ! おじさま、すてきです……ああ、気持ちいい……」
奈津子さんが大声で悲鳴を上げるのでやはり痛いのかと思いきや、何とはしたなく快感を口にする彼女。こんな素晴らしいアナル開発も、研究所の仕業なのだろうか。
「奈津子、パパからもご褒美をやろう」
「ああ……お父様、奈津子にご奉仕させて下さい」
そこで何と和田さんはズボンを下ろし、四つんばいでアナルを犯された歓びに打ち震える娘の顔の前に、ギンギンに力の漲るペニスを差し出した。すると奈津子さんも嬉しそうにパクリと父親のモノをくわえたのである。すると無関係な俺にも発揮した素晴らしい愛情に満ちた口技で、奈津子さんは和田さんを舐めしゃぶり頂上に導いていった。
「奈津子っ! 出すよ!」
「ふうんっっ!!」
ーーげ~っ! な、何てスゲエ締め付けだ……うわあっ!
和田さんはそんなにセックスが強い方ではなく、あっと言う間に射精が訪れたのだが、奈津子さんは父親に合わせて自分も絶頂に達しようとするのか、アナルに喰い締めた俺のペニスを物凄い力でギュッギュッと締め上げて来たのだ。そしてアッと思ったら、和田さん、奈津子さん、そして俺は三者ほぼ同時に思いを遂げていたのである。
ーーこの子は素晴らしい! まるでセックスの女神だ……
形としては大人の男2人が奈津子さんを責めているのだが、実質的には彼女が主導権を握って俺たちを一緒に天国に導いたのだ。俺は研究所が授けたと思われる奈津子さんの性能力に舌を巻き、魅力的な制服を着たままの女神様に心の中で素直に賛辞を送った。
そしてだらしなく射精の余韻に浸っている俺たちに対し、奈津子さんは甲斐甲斐しく和田さんに「お掃除フェラ」を施すと共に、俺のナニをお尻で喰い締めたまま離してくれず、二度放出したのに俺はまだ狂ったように股間を猛らせていた。若い頃ならいざ知らず、50歳手前の俺としては信じ難い絶倫ぶりだ。まるで奈津子さんの若いエキスが俺まで若返らせてくれたようで、それは又俺よりセックスの弱い和田さんにもしっかり作用しているようだった。なぜなら奈津子さんが丁寧に精液を舐め取っている彼のペニスも、全く勢いの衰えを見せていないからである。
父親の精液を飲み下した奈津子さんは、今度はハッキリと俺たちをリードし始めた。
「おじさま、奈津子のお尻を犯したままで仰向けになって頂けますか」
文字にすればずいぶん冷静そうだが、奈津子さんも無論2度の絶頂の後で火のように熱く吐息を弾ませ、声もハスキーでメチャクチャに悩ましい。俺は言われるままに横になり、女の子としては大柄な奈津子さんの肉の重みをしっかり感じながら、素晴らしくよく締まるお尻の穴を堪能し続けていた。そして俺の上に重なった奈津子さんは、あろうことか自分で両脚を大きく開き和田さんを誘ったのである。
「お父様、来て下さい! 奈津子の恥知らずなおまんこに、お父様のモノをぶち込んでえっっ!!」
「奈津子おっっ!!」
感極まって敬語でなく痴語をわめいた奈津子さんに、いつも穏やかな和田さんも冷静さを失い大声で彼女の名を呼びながら覆い被さって来た。まさかまさかのサンドイッチファックだ。奈津子さんはこんな過酷なセックスにも順応するようで、すっかりエキサイトし歓喜の言葉をわめき散らして乱れまくる。和田さんも凄い勢いで容赦ないストロークを娘のアソコに叩き込み、一番下で動けない俺も万力のような力で締め上げて来る奈津子さんのアナルに責められて何と三度目の天国に導かれていったのである。
嵐のような狂乱の後、やはり俺たちは三者ほぼ同時に思いを遂げたのだが、前後の淫穴を責められた奈津子さんは口から泡を吹いて失神していた。そこで和田さんと俺は冷静になり、ゆっくりと彼女の体から怒張を引き抜いたのだが、それぞれの白濁液がダラリと奈津子さんの股間の前後に垂れている。俺はさすがに心配になって和田さんに言った。
「いいのですか?」
「ええ、奈津子はそれ、このように幸せな顔をして眠っていますよ」
「いえ、そうではなくて、中に出してしまいましたよね?」
だが、和田さんの返事に俺は又もや驚かされた。
「いいんです。私は、その……奈津子と所帯を持つことになりましたので」
ーーはあ!? 一体どういうことだ……
健全な常識人と思っていた和田さんの、娘と結婚すると言う信じられない言葉に、俺はどう反応して良いかわからず黙っていた。
「奈津子と私は、血の繋がった父娘ではありません」
確かにそうだが、それにしても……ところが又もや驚くべきことに、この話は奈津子さんの方から持ち掛けられたのだと言う。
「研究所の方の話では、奈津子は強いマゾヒズム願望を隠しており、それが満たされないため非行に走っていたのだそうです」
「…… なるほど」
ボソリと呟く俺の言葉は慄えていた。
「そしてさらに、彼女はこの私と結ばれて性的にイジメて欲しい、と強く願っていたのだと言うのです。私は帰って来た奈津子が求めるままに性交渉を持ち、彼女からのプロポーズを受け入れました。私は今、日本一の果報者だと思っています」
「それは……大変おめでとうございます」
そんな夢のような話があって良いものだろうか。それまでは大変な厄介者だった娘が生まれ変わり、和田さんに性的な服従を望む理想的な女性として、30も年下の妻になると言うのだ。俺は目の前で快楽の極みに失神した奈津子さんを眩しそうに見つめる和田さんを祝福すると同時に、羨望の念を抱かずにはいられなかった。ブレザーの制服を着て股間に俺たちのザーメンを滴らせながら、幸福そうな寝顔で自失している奈津子さんの姿が、わが娘に重なって見えてしまう。
ーー彩美も満たされない性的願望を抱えて、あんなになってしまったんだろうか? だとすれば、彩美は俺に……
自分勝手な妄想だが、どうしてもそう思ってしまう。だって彩美は幼い頃から内向的で男友達の1人もいなかったはずだし、今は他人との接触を拒み唯一接しているのが父親の俺なのだ。彼女が俺に性的なコンプレックスを抱えていると考えても不思議ではないだろう。
「いかがですか、田中さん。彩美さんも研究所に預けられては……」
「考えてみたいと思います」
もう俺の気持ちは半ば固まっていた。こうして次の休日、俺は和田さんに案内されて「女子能力開発研究所」の見学に行くことにしたのである。
続く→3.研究所の見学(1)
戻る→1.引きこもりの彩美
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