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プチSM千夜一夜ものがたり第49夜「弟の悪友」

弟の悪友
 イジメられっ子の弟を心配している美形で頭も良い姉。ある日帰宅すると三人の不良グループが居座り、弟は使い走りに出されていた。レイプされ写真を撮られて、弟に見せるぞと脅迫された姉は、不良達の慰みものとなり遠隔調教される羽目に。最愛の弟の前でも容赦なく動く二穴バイブに悶絶してしまう姉。そして衝撃的な悪夢の結末へ。 (約3万4千5百字)


プチSM千夜一夜ものがたり 第3期 目次

「今日はさ、シンジ君たちと……」
「美幸、どうしたの? 具合でも悪いの?」
「えっ!? い、いや、何でもない……」

 その日の夕食の席、すっかり明るさを取り戻した弟の健一が、学校であった出来事などを楽しそうに話しているのに、心ここにあらずと言った感じでぼうっとしていた私は、母に注意されてハッとしました。

ーーアン、ま、又だわ……だ、ダメ、おかしくなっちゃう……

 私を悩ませる特殊な貞操帯パンツが又嫌らしく動き始めてしまいました。母と弟が見つめる前だと言うのに。しかも私の一番弱い股間の尖りを直撃する卵形バイブだったので、ツーンツーンと足の爪先が反り返ってしまうほど鮮烈な快感が体中に響き渡って来ます。ジジジーと言うくぐもったバイブ音が聞こえないかと気が気ではありませんでしたが、正座の腰を密かにくねらせ、片手にお茶碗を持ったままもう片手に持つ箸を止めて歯を食い縛って快感を堪える私は、もうそんなことを気にしている余裕もなくなって来ました。

ーーい、イヤ、お願い止まってえ! ま、マジでヤバくなって来た……うう、こ、こんな……

 私用にあの子たちがカスタマイズした貞操帯の裏地、ちょうど一番嫌な位置に取り付けられた楕円形で柔らかいバイブは接触面積が広いので、どんなにずらそうとしてもクリトリスに当たってしまいます。しかもあの子たちにしつこく剥きぐせを付けられてしまった剥き出しの感覚の塊を小刻みな振動が心地良く慄わせるのですから、とても平静ではいられません。

「熱でもあるんじゃないの?顔が赤いわよ」
「そ、そう……」
「姉ちゃん」

ーー健一! ど、どこ見てるのよ……アン、ダメ、いくう!

 冬はこたつになる小テーブルを挟み、至近距離で正面に座った健一に声を掛けられ視線を上げると、彼が私のゆったりしたホームウェアの緩い胸元からこぼれそうな膨らみの谷間を凝視しているかのような錯覚を覚えました。するとついに股間から発するズウンと甘美な塊が体を走り抜け、私はウッと目を閉じ唇をきつく噛み締めると、気をやってしまったのでした。   
 
「今晩、宿題教えてくれない? 数学と英語」
「う、うん、いいよ」

 こうして家族の前で密かに嫌らしい快感を噛み殺し、それでも我慢出来なくてイッテしまうのは、イヤと言う程私の官能に訴える、正に苦行と呼ぶに相応しいものでした。でも、今夜はまだこの後健一に一対一で勉強を教えてやらねばなりません。今の絶頂で、腰を上げるのが億劫な程甘美なもので下半身を痺れ切らせた私は、さらに羞ずかしく強烈なアクメを予想して唇をペロリと舐めました。


「ごちそうさま。じゃ、僕部屋に行ってるから……」

 健一が食器を台所まで下げていくと、2人切りになった母が言いました。

「健一はもう大丈夫かしらね。学校でうまくやっているかしら?」
「大丈夫よ、ホラずいぶん明るくなったでしょ……いい友達が……出来たみたいだし」
「ああ、シンジ君とか言う子かい? よく健一が話してるわね」

ーー何がいい友達なもんですか!……ひ、イヤッ!

 私はその口にするのも忌まわしい「シンジ君」に心の中で毒突きました。すると、まるでそんな私の心を見透かしたかのように、今度はアソコの中に仕込まれたイボイボのおちんちん型バイブがジーッと小刻みに慄えながらグリグリと首振り運動を始めて来たのです。もうすっかり慣れてしまったし、私をすぐにイカせないようかなり緩やかなレベルの振動なので、母の前で取り乱すことなく堪えることが出来たのですが、その替わり私の体を心地良く満たすおぞましい快感は圧倒的でした。

「ちょっと、トイレ……」

ーーああ、もうダメ、我慢出来ない……

 食器の後片づけの前にはしたないと思いましたが、この嫌らしいいデザインのバイブに取り替えられてから、私を淫らに狂わせる振動が始まると、トイレが我慢出来なくなってしまうのです。あの子たちに初めて陵辱された頃からは信じられない程大きなサイズでイボイボ付きの強烈なバイブを平気で呑み込んでしまうようになってしまった私のアソコですが、今度のバイブは凄まじい威力でした。その元凶はバイブの胴体の亀頭部より少し下に取り付けられたゴツゴツした刺激玉。これがちょうど私のGスポットにフィットしてしまう上に、振動と共にグルグル回転するのですからとてもたまりません。あの子たちには「潮吹き」だとからかわれましたが、私にすればおしっこを洩らしてしまうのと一緒です。

 トイレに行くとちょうど健一が使用中でした。

ーー早くして! お姉ちゃん、洩れちゃう!

 まさかそんな言葉を口には出来ませんが、私は必死でドアをノックしました。すぐに出て来てくれた健一は、女の子なのにはしたなくアソコを手で抑えてモジモジとおしっこを堪えている私を、どんな目で見たことでしょう。私はさっき母に指摘された顔の熱っぽい火照りがますますひどくなるのを感じました。高まる尿意と同時に、全身を揉み抜くような性的快感も強烈になる一方です。

「僕、食事の片付けして、部屋で待ってるから」
「う、うん。後でね……」

 そんな言葉を交わすのももどかしく駆け込んだトイレの中。でも股間にキッチリと食い込んで鍵の掛けられた黒革の貞操帯パンツのために、まともな排泄は不可能でした。周囲を汚さないように注意して慎重に腰を下ろし、股間の力を緩めると、ジョロジョロとおしっこが黒革パンツの脇から伝い落ちて行きます。

ーーああ、惨めだわ……

 それは高校2年の私にとって、死にたくなる程の屈辱でしたが、トイレットペーパーで後から後から溢れて来るおしっこで汚れる内股を拭いていると、又あの名状し難い甘美な感覚が激しく込み上げて来てしまったのです。

ーーい、イヤ! 私、又いっちゃう……

 今度は家族の目がないと言う気楽さから、私はウッと目を閉じ、便座の上の体を思い切り弓なりにそらせて、素晴らしいアクメを貪ってしまいました。そしてウットリと絶頂の余韻を噛み締めながら、おしっこ以外も混じっていると思われる、黒革パンツの脇から溢れ出た液体を処理します。羞ずかしいことに、アソコがキュンとなってイボイボバイブを淫らな粘膜きつく喰い締めてしまうのを感じましたが、もう自分の意志ではそんなはしたない反応を抑えることは不可能でした。

「お姉ちゃんはどMのヘンタイだな、ははは……」

 忌まわしいシンジたちのニヤけた顔が浮かびます。

ーー違うわ! 私ヘンタイなんかじゃない! アンタたちの方こそヘンタイじゃないの!

 そう心の中で毒突くのも、この頃ではすっかり力を失ってしまいました。シンジたちに定期的に装着される黒革の貞操帯パンツは悪魔の贈り物です。こんな嫌らしい器械で、学校でも家でも何度も恥を晒してしまう私は、自分が彼らの言う通り「どMでヘンタイ」な女の子に身も心も作り替えられていることを認めざるを得ませんでした。

ーーイヤだ、私すごくえっちな顔になってる……

 何とか後始末を終えてトイレの鏡を見た私は、ギクリとしてしまいます。耳たぶや首筋まで真っ赤になり、目がトロンと潤み、小鼻が膨らんだ顔は、たった今えっちしました、と言ってるような淫らさでした。私は少しでも興奮を鎮め顔の紅潮が引くのを待って、もうしばらくトイレにこもっていなければなりませんでした。

「ずいぶん長く掛かったわね。具合が悪いのなら、早く休みなさい」

 食器の後片づけを手伝うため台所に行くと、母が心配してくれました。

「ここはもういいわよ。あなたの食器も健一が洗ってくれたから」
「健一が!?」
「お姉ちゃんの食器も洗ってあげるんだ、って。珍しいこともあるものね」

 トイレで用を足しながらはしたなくアクメを貪っていた私の食器まで健一が洗ってくれたと言うのです。私は胸がキュンとなって、せっかく鎮まっていた顔が再び熱く火照って来るのを感じました。

「どう思う? 健一のこと」
「きっともう大丈夫よ!」
「そうだといいんだけどねえ……私はもう心配で心配で……」

 母が心配するのは無理もないことです。男勝りで気が強い私とは正反対で、1つ年下の健一は幼い頃から大人しくて気の弱い子でした。小学校でも中学校でもいじめの対象にされていて、学校を休んでしまうこともたびたびありました。幸い不登校になるほどではありませんでしたが。

「やっぱり無理してでも私学に行かせた方が……」
「そんなこと今さら言ったって仕方ないじゃない!」

 健一は私と同じ公立の進学校を志望していたのですが、推薦入試で不合格になってしまい、すっかり自信をなくしてしまいました。母子家庭で経済的に苦しいわが家の状況を考えて、彼は仕方なく一般入試で工業高校を受験して進学してしまったのです。決して望んだわけではない上に、ガラの悪い男の子が多い工業高校への進学だなんて……意外に淡々としていた健一自身より、母や私の方が無事に学校生活を送れるのだろうかという不安で一杯でした。

 私たちの心配をよそに、入学当初健一はとても楽しそうでした。いい友達が何人か出来たらしく、明るく学校生活について語ってくれる健一に、母も私もホッと胸を撫で下ろしたのです。ところが、その「いい友達」は、決して私たちが想像していたような、普通の友達ではありませんでした。健一が次第に学校生活のことを話さなくなったのは、1学期の中間試験が終わった頃だったでしょうか。特に暗い表情をしたり学校に行きたがらなくなったわけではないのですが、放っといてくれと言わんばかりに無口になった健一に、私たちは大いな不安を抱きました。なぜなら、それは小中学校の頃彼がいじめに遭い始める予兆だったからです。

「大丈夫よ! 健一、又明るくなったでしょ。もうあの子は子供じゃないの。きっと友達との付き合い方がわかって来たんだと思うわ……」

ーーそう、大丈夫。私さえ我慢していれば、きっとあの子たちだって……

 本当は先の見通しなど皆目ありません。でも私は自分自身に対して言い聞かせるつもりで、大丈夫だ、と強く言い切りました。私をメロメロにしてしまうこの貞操帯パンツを初め、あの子たちが私に行っていることは立派な犯罪だと思います。幾度警察に駆け込もうと思ったか知れません。でもそれが、今再び明るさを取り戻し元気に学校に通い始めた健一にとって、決してプラスにはならないことも十分予想されました。恐らく学校に居づらくなり、結局退学、となるのは目に見えているのです。私さえこの恥辱に耐えて彼らの機嫌をとっていれば、万事うまくいくのではないか。そう思って、どうしても告発に踏み切ることが出来ないのでした。

 そしてもう1つ。私があの子たちの行為を明るみに出せない理由は、むしろこちらの方が大きいと思います。たとえあの子たちが悪いにしても、このことを絶対に母や健一には知られたくなかったのです。レイプされた女性が人に知られたくないから泣き寝入りすることがあるのを聞いて、納得出来なかった私ですが、今ハッキリとその女性の気持ちがわかります。世の中には自分が悪いわけでなくても、絶対人に知られたくないことが存在するのです。

 幼い頃父を病気で亡くして以来、私たち母子3人は貧しく苦しい生活ながらも肩を寄せ合い、仲良く暮らして来ました。その最愛の家族に、私が今あの子たちから受けている淫らな行為を知られるのはとても耐え難いことです。とりわけ子供のように純真で、姉ちゃん、姉ちゃん、と私を慕う健一に知られるくらいなら、死んだ方がましだとさえ思われました。弟はきっとまだ女の子を知らないに違いありません。ガールフレンドすらまともに作ったことがないのではないでしょうか。そんな彼が、今私がシンジたちから受けている仕打ちを知ったなら凄まじいショックを受けてしまうことでしょう。

ーーどんなことがあっても、これを健一に知らせちゃいけないわ……

 私はそれだけは守ろうと固く念じて、この耐え難い羞恥と屈辱を堪えているのです。優しくて家族思いの健一が、内気で人付き合いが悪いためにイジめられ、学校に行き辛くなったり、時には体中に暴力を受けアザを作って帰って来たりした、あのかわいそうな姿はもう絶対に見たくありません。 

 ところがそんなことを考えていると、とうとう最悪の刺激が襲い掛かって来て、私はたまらずお尻に手を当てしゃがみ込んでしまいました。

「美幸っ!」

ーーアーッッ!!

 最悪の刺激とは、一番羞ずかしく辛い性感帯であるアナルへの一撃でした。本来汚物を排泄するための狭小な穴に入り込んだバイブはグニャグニャした軟質ですが芯の通ったおぞましい代物で、柔らかいので狭くて入り難いはずの尻穴にスムーズに侵入すると内部の形に合わせて曲がり、すみずみまで軟質のバイブがピトリとフィットしてしまうのです。しかもこのバイブにはグルグルと渦巻き状の筋が刻まれているのですが、これはあの子たちが執拗に何度も私のアナルをほじくり回し、最も強烈に感じてしまうタイプとして見破られてしまったデザインなのです。あのヤリたい盛りの男の子たちが私の体に向ける執着は常軌を逸したもので、ほぼ連日飽きもせずに私を抱き、さまざまな趣向を加えて体を弄り回す熱心さには舌を巻かざるを得ません。

 アナルに入り込んでいるだけで気もそぞろになり、体のちょっとした動きでズンと脳天まで響くような快感が突き上げて来る渦巻きバイブがジーッと痺れるような心地良い振動を送り込んで来るのですから、もうたまったものではありません。驚いた母が私の名前を何度も呼び何か話し掛けて来ましたが、私は物凄い勢いで絶頂に到達してしまい、全身をヒクヒクと痙攣させていたと思います。実の所ハッキリした記憶がないのですが、私は心配する母に馬鹿の一つ覚えのごとく「大丈夫」と言う言葉を繰り返し、そそくさと逃げるようにその場を去りました。

「私は行って来ますから、健一のことをお願いね。だけど、あなたも体調が悪いようだったら無理しちゃ駄目よ」

 私の去り際に母はそう言うと、仕事に出掛けるため簡単なお化粧を始めたようでした。母は普通の仕事の他に、週に何日か水商売のお店に出て何とか家計をやりくりしているのです。母子家庭で高校生2人の学費を工面するのはとても大変だろうと思います。私も健一も母には頭が上がらないのですが、そんな母のためにもここは波風を立てないよう、私が我慢しなければならない……私の気持ちは出口のない袋小路に入り込み、この生き地獄のような毎日からどうにも抜け出せずにいるのでした。 

 その後健一の部屋で勉強を教えてやる時も、ランダムに嫌らしい刺激を股間に送り込んで来る忌まわしい貞操帯パンツは、私を大いに悩ませました。すっかり感じ易く慣らされてしまった私の体は、一つ一つの刺激に鋭敏に反応してしまうのです。そのため何も知らない甘えん坊の弟の目の前で、私は物凄くドキドキしながらそのたびに何度も絶頂まで到達してしまいました。

「姉ちゃん、この単語はどういう意味なの?」
「……えっ!?」
「どうしたの? やっぱり顔が赤いよ」

ーーああ。オシリはイヤ……健一の前で、オシリだけは勘弁して欲しい……

 やはり私にとって最大の脅威はアナルです。クリトリスやアソコへの攻撃は慣れるに従い、必死で歯を食い縛り健一に悟られないよう密かに気をやるという芸当が出来るようになりましたが、アナルだけは駄目でした。ジジジジと嫌らしい振動が始まると、あまりの心地良さでどうしても平静を装うことが出来ず、椅子に掛けた腰を少し浮かせてワナワナと慄える体を硬直させる不自然な仕草が制御出来ません。顔もたちまちおかしなくらい真っ赤に火照ってしまい、普段は鈍感な健一にまで、どこかおかしいと疑われてしまうのでした。

 でもあの子たちが遠隔操作で一日中不規則に刺激を送り込むようセットしてしまった貞操帯バイブは容赦がありません。まさか目の前で姉がアナルバイブに責められているなどと夢想だにしていないであろう健一に不思議がられながら、我慢出来ずに気をやってしまうのはとても耐えられないことでした。羞ずかしいことにアナルの快感は日一日と着実に強まっていくようで、これから先自分の体がどうなってしまうのか、恐怖を覚える程です。

ーーこんな体にされてしまって、もうまともな女の子には戻れないかも知れない……

 アソコやおっぱいより、はるかにアナルが感じ易いだなんて、あの子たちが何度も繰り返す「お姉ちゃんはどMのヘンタイ」と言う酷い言葉がどんどん真実味を持って、私を貶めます。

「姉ちゃん、ちょっと休憩してお茶にしようよ。僕、コーヒー入れて来るね」

 そう言って席を外そうとした健一に、私は聞きました。

「健一、この頃学校は楽しい?」
「うん! とっても楽しいよ。シンジ君たちが仲良くしてくれるんだ」
「……」

 彼の名前を持ち出されると、私はどうしてもそれ以上言葉が継げません。でも、健一の見違えるような明るい笑顔を見ていると嬉しくて、ちょうど始まったクリトリス刺激バイブの心地良い振動に、ウットリと酔ってしまう私でした。

 こうして健一の部屋で何度も極めてしまった私は、風呂を沸かし彼に使わせた後で入浴しました。無駄と分かっていても、黒革の貞操帯パンツを外せないものかと精一杯調べてみるのは、いつもの習慣です。

ーーああ、ダメだ、やっぱり……

 こんなに毎日着けているのだから、少しは緩んで来ないかと密かに期待している貞操帯の締め付けは、やはり寸分の隙もないものでした。三角ビキニみたいな股布はキリキリと柔らかい肌に血が滲みそうな程強烈に食い込み、サイドに細いワイヤーが入っていて指1本入り込む隙間もありません。腰の後を触ると冷たい金属製の錠前があり施錠されているので、鍵がなければ解錠することは不可能でした。そうこうしていると、又もやイボイボペニス型バイブが作動を初めてしまい、私は湯船に飛び込んで陶然と快楽を味わいながら、あの日のことを思い出していました。

ーーあの日、私が早く帰って来なければ……

 今さら後悔しても始まりませんが、その日部活が休みだった私は珍しく早く学校から帰宅しました。私が早く帰ることは健一も知っていたはずなのに、ウッカリしたのか、もしかしたらあの子たちを断り切れなかったのかも知れません。普段は7時過ぎに帰宅する私が3時半頃家に帰ると、見知らぬ男の子たちが3人家に上がり込んでいたのです。

「おじゃましてるっす」

 玄関に知らない男物の靴が何足もあるので、少し緊張しながら居間に入って行くと、とんでもないことになっていました。そうぞんざいに挨拶したのは1人だけで、後の2人はいかにもくせのありそうな目つきで無言でジロッと私の方を睨み付けて来ました。工業高校の制服でしたが、肝心の健一はいません。それなのに彼らは勝手に入り込み、あろうことかテレビ画面でいかがわしいアダルトビデオを見ていたのです。さらにタバコを吸っており、高校生にあるまじき状態だった彼らは、悪びれもせずに居座っていました。

「お姉さんっすか? 俺ら、健一君のダチで……
 おい、ビデオ消せよ」
「うぃーっす」
「あ、俺、シンジっす、よろしく!」
「マサトです」
「……た、た、タクロウ」

 どうやらリーダー格らしいシンジは、ガリガリにやせて背が高く、モヒカン刈りでいくつもピアスを着けている、見るからに不良っぽい子でした。一番普通っぽいマサトも、背が低くてとても太っているタクロウも、ピアスを着け制服を着崩してパンツを見せており、とても健一の友達に相応しいとは思えないような子たちでした。

ーーこの子、気持ち悪い……

 そんな目で見てはいけないと思いながら、最後にどもっていた肥満体のタクロウには、特に生理的な嫌悪感を強く覚えてゾッとしました。

「健一は?」

 私は正直少し身の危険を感じましたが、自分の家ですから勇気を持って彼らに聞きました。

「今酒の買い出しに行ってるっす」

ーー使い走りさせられてるんだ……

 私はすぐにピンと来ました。中学3年の時も「友達」と称した男の子たちが家に入り込んで、学校から近く母の帰りが遅いわが家が不良の溜まり場にさせられそうになったことがあるのです。その時は高校生の私が叱り付けて、先生を呼ぶわよ、と言うと男の子たちはしぶしぶ出て行き危うく難を逃れたものでした。

ーー私がしっかりしなきゃ。健一は……

 今から思えば、あの時感じた身の危険を素直に受け取り、逃げなければいけませんでした。ですが、中学の時の経験もあり、健一が使い走りさせられている現場に遭遇して平静さを失った私は、無謀な勝ち気さを発揮してしまったのです。

「アンタたち、高校生でしょ! すぐに出て行きなさい!」
「へえ、健一が言った通り、お姉ちゃんはずいぶん気が強そうっすねえ」
「だけど、ブスかと思ったら、えらいべっぴんじゃん」
「一高の制服っすか、頭いいんすね」

 私が決死の覚悟で大声を出しても、彼らは平然としたものでした。

「出て行かないと、学校に連絡するわよ!」
「先公にチクる気っすか」
「アハハおもしれえっす」
「なあ、お姉ちゃん。これを見るっす」

ーーこ、これは、マジでヤバいわ……

 中学生には通用した、学校に通報すると言う切り札も通じません。私は、ここは逃げてしまおうかと、部屋の入口で固まった体を引き返そうとしましたが、ケイタイの画面を開いたシンジが言った言葉に凍り付いてしまいました。

「かわいい健一君がどうなってもいいんすか? ホラ」

 シンジが立ち上がって私の方に向かい、見せて来たケイタイ画面に、私は強いショックを覚えました。それは健一が恐らく彼らのイジメを受け、下半身を露出させられている酷い写真だったのです。

「な、な、何よ……」
「健一君は大人しそうなのに結構デカチンなんすよねえ……」
「それにムッツリスケベで、今日も健一君にAV鑑賞誘われたんっすよ」
「シコシコしちゃうと、すぐにドッピュンって出しちゃうんっすよね」

 ちょうど健一が学校のことを話したがらなくなった頃でした。こんな酷い性的なイジメを受けていたなんて夢にも思いませんでしたが、これでは誰にも話したがらないのも当然でしょう。私は思ってもみなかった種類のイジメを受けている健一の写真でパニックに陥ってしまい、逃げようと思っていた脚も止まって立ち竦んでいました。

 その時、シンジたちが襲い掛かって来たのです。

「やっちまいな!」

 どうやら準備万端だったらしく、悲鳴を上げる暇もなく口に何かを詰め込まれ、床に押し倒された私は男の子3人掛かりであっと言う間に拘束されていました。両手は後ろに回して手錠が掛けられ、口は丸い大きなボール状の物体で塞がれ、あっと思ったら首を強い力で引っ張り上げられました。

「ん~っっ!!」
「さあ、立った立った!」

 何とまるで犬のような首輪が嵌められてチェーンで引っ張られたのです。あっと言う間の狼藉で、私は完全に狼狽し涙を流していました。もう気の強さなどどこかに吹き飛んでしまい、何をされるのかと言う恐怖で全身が慄えおののきました。そして気が付くと私は、部屋の入口の鴨居から首輪を吊られ、ブレザーの制服のまま立ち縛りになっていたのです。

「お姉ちゃん、結構いい体してるじゃねえっすか」
「俺、もうヤリてえ!」
「ぼ、ぼ、ぼくも……」

 弟の健一をイジメているらしい3人組の男の子たちにスキを突かれ、あっと言う間に後ろ手錠、口枷、首輪と言うおぞましいSM道具で立ったまま居間の入口に拘束されてしまった私は、彼らの目的が私の体であることを思い知らされ、必死で逃げようともがきました。何しろ私は大人びて見られますが、まだバージンなのです。しかしこんなことに慣れているのか彼らの拘束は簡にして要を得ており、すでにどうにもならない状態でした。

 ところがリーダー格のシンジは、興奮してはやる後の2人をたしなめるように言ったのです。

「待て待て、そんなにガッツクもんじゃねえ。慌てなくてもお姉ちゃんは、ちっとも動けやしねえよ」
「健一はどうする?」
「仲間に入れちまうか」
「んーっっ!!」

 恐らく私にえっちな悪戯を仕掛けようとしているシンジが、弟まで仲間に入れようかととんでもないことを言い出したので、私は言葉にならない呻きを口枷の下から洩らしました。冗談ではありません。そんなことをされるくらいなら、死んだ方がましでした。

「へえ、お姉ちゃん、弟とヤリたくねえっすか?」
「んんっ!」

 当たり前です。私は大きくガクガクとうなづいて見せました。

「けど健一の奴そろそろ帰って来るかも知れないよ」

ーーそんなっ! それまでにこんな酷いこと、やめて、お願い……

「お姉ちゃん、ぼろぼろ泣き出しちまったすよ」
「いくら気が強くても、女なんか意気地のねえもんさ。なあ、お姉ちゃん。弟に会いたくねえんなら、そうしてやるっすけど……」

 私は又ウンウンと大きくうなづいて見せました。

「そのかわり、大人しく言うことを聞きんすよ」
「口が利けねえと、却っておもしろくないっすね」
「う、うん、そ、それに、ちんちん、しゃ、しゃぶって、もらいたいし……」

 どもりのタクロウの言葉は私の胸にグサリと突き刺さりました。

ーーそんなえっちなこと、しなきゃならないの?

 男の人とえっちした経験すらない私なのに、今から3人のなぶり者にされるのです。それでも口枷を外されてから、再度シンジに問われた私には他に答える選択肢はありませんでした。

「大人しく俺らの言うことを何でも聞くっすね?」
「……はい」
「よし! マサト、健一に電話して当分帰って来ねえようにしてやりな」
「うぃーっす」

 マサトは電話を掛け、電車で1時間も掛かる街まで酒を買いに行って来い、7時まで帰って来るな、と命令していました。7時までまだ3時間以上あります。

「さあ、じっくりえっちして楽しみましょうっす、お姉ちゃん」
「へへへ……」
「ぼ、僕、もう……」
「い、イヤッ……」

 3人組が立ち上がって、ニヤニヤ笑いながら向かって来ると、私は歯の根も合わない程ガタガタと慄えてそう呟くのがやっとでした。

 女の子とヤリたくてたまらないギラギラした目付きの男子高校生たちが、体を縛り付けられて身動きの取れない私の方へ向かって来ます。特にマサトは興奮してハアハアと鼻息が荒く、今すぐにも襲い掛かって来そうな迫力を感じました。そして醜く太ったタクロウは、まるで痴呆みたいな顔付きで舌を出し涎を吹きこぼして見るのも穢らわしく、私は凄まじい悪寒を催してしまいました。

 ところが最も冷静そうなリーダー格のシンジの言葉はとても意外なものでした。

「よし、まずはキレイなお姉ちゃんのえっちな撮影会と行くぜ。お前ら、下がんな」
「それはないっしょ! お触りくらいしたいっすよ」

 治まりが付かないと言う感じでマサトが言います。すぐに襲い掛かられるものだとばかり思っていた私も、初めシンジの意図を測りかねましたが、よく考えるとそれは単に襲われるよりもある意味辛いことでした。

ーーえっちな撮影会って……イヤだ、写真なんか撮らないで!

「しょーがねーな。それじゃ皆で一箇所だけお触りすることにしよーぜ」
「じゃ俺、乳触らしてくれよ」
「ぼ、ぼ、僕は、オシリ……」
「よし、じゃ俺はマンコだ。いいか、1分間だけだぞ。それに直に触るのは禁止だ」
「ちぇっ!」
「後からたっぷりヤリまくれるんだから、我慢しな。3時間もあるんだから、じっくり楽しまねえと損だろ」

ーーこの子、どうしてこんなに落ち着いてるの……

 私より年下のはずなのに、シンジの態度はとても高校生とは思えないような余裕のあるもので、私は逆にますます恐ろしくなって来ました。

「さすがシンジ君。ダブってる人は違いますねえ」
「るっせーよ!」

 留年してるだなんて、道理で他の子と様子が違うはずです!私はこんな札付きの不良に捕まってしまったことを知り、もう生きた心地もしませんでした。

「1分間でどんだけお姉ちゃんをえっちな気分にしてやれるかってつもりで、お触りしてやりな」
「さすがエロエロ大魔王のシンジ君っすね! よーし、俺からいくっす!」
「制服はまだ脱がせるなよ。はだけさせて、ブラの上からお触りだ」

 まずマサトが正面に立ち、制服の胸元をはだけカッターシャツの前ボタンを全部外してしまいました。とうとう下着が見えてしまいます。

「カワイイ花柄っすね!」
「じゃあ今から1分間かわいがってやりな」
「うひょー、柔らけえっす!」
 
 ハアハアと荒い鼻息を吐き掛けながらも、マサトは言われた通り花柄のブラジャーの上から私の乳房をムギュッとわし掴みにしてモミモミとこね回し始めました。

「ううっ!」
「へへへ、目一杯感じさせてやるぜ」

ーー痛いっ! やめてえっ!

 マサトはそう言って、私が呻き顔をウッとしかめたのを、感じていると勘違いしたようでしたが、ただ痛いだけでした。高校生のえっちなんてこんなものなのでしょうか。あまりに痛くて涙がますますこぼれてしまいます。

「よし、1分たった、やめろ」

シンジは一級上なので幅を利かせているのでしょう。そう彼に言われたマサトは大人しく手を離してくれました。

「そんじゃま、お姉ちゃんに聞いてみようぜ。気持ち良かったすか?」
「そんなわけないじゃない! 痛かっただけよ!」

 シンジの問い掛けに正直に答えると、マサトは頭を抱えていました。

「おかしいっすねえ……」
「こんなことしないと女の子を抱けないの! あんたたち、最低よ!」

ーーこの子たちはまだ子供で、女に慣れていないんだわ

 マサトの頭を抱えた情けない姿を見て私は強気を取り戻しました。不良だと言っても同級になるシンジ以外は年下だし、と思ってしまった私はすぐに自分の見通しの甘さを痛感させられることになるのですが。

「おいおいマサト。 おめえがヘタクソだからお姉ちゃん怒っちまったじゃねえか」
「参ったっす……」

 ショボンとなってしまったマサトですが、すぐに私の方を見直すとこんなことを言い出しました。

「それにしてもエロエロっすねえ……」
「だろ? 裸になんかいつでも出来るんだから、やっぱチラリズムっつうのがいいのよ」

 そんなことを言われた私はハッとしました。今私の制服の上着は完全にはだけ、花柄のブラに包まれた、高校生としては大き過ぎてちょっと嫌な乳房の膨らみがモロにのぞけているのです。もちろん裸にされるのも羞ずかしいでしょうが、むしろそれ以上に羞恥心をそそる格好と言えないでもありません。

「つ、次は、ぼ、僕、オシリ……」  
「おうタクロウ。お姉ちゃん黒いのはいてるからさ、おめえが脱がせてやれよ。キレイなお姉ちゃんのパンチラ、見たいだろ?」
「う、うん、僕、パ、パンチラ、見たい……く、黒いの、脱がせる……」

 肥満体のタクロウがどもりながら、私のはいていた黒いハーフパンツをずり下ろして来ると、私は何とも言えない羞ずかしさで胸をキュンと締め付けられるような気持ちになってしまいました。

「でへへへ……は、花柄、お揃いの、お、おぱんつ……」
「うっひょー! 一高のカワイコちゃんのパンチラが拝めるなんて、俺マジで嬉しいっす!」
「ははは、少しは羞ずかしくなって来たっすか、お姉ちゃん?」
「抱くんなら、早く抱けばいいじゃない!」

 悔しいけどシンジの言葉は図星でした。「チラリズム」がどんどん羞恥心を煽り立てて来てしまい、私が大きな声でそう叫んだのは、そんな気持ちの動揺を悟られまいとする精一杯の虚勢でした。しかしシンジは憎たらしいくらいに冷静でした。

「そんなこと言わないで、俺らとタップリ時間を掛けて楽しみましょうよ、お姉ちゃん。ほうら、花柄おパンツが良く見えるようにしてあげるっす」

ーーう! そ、そんな……

 シンジが私のスカートをガッと上げて超ミニの丈にしてしまいました。立っているだけで花柄のパンツがチラチラ見えてしまい、どんな不良の子でもここまでは無理、と言いそうな過激な短さです。進学校で真面目な子ばかりの私の高校で、こんな丈のスカートをはいてる子は絶対にいません。しかも下に生パンツだけだなんて、正気の沙汰ではありませんでした。

「じゃタクロウ、1分間お尻ナデナデな」
「うえへへへ……お、お、オシリ……」

……い、イヤだ、気持ち悪い……あ、あ、あ……

 タクロウのブヨブヨした肉厚の手がお尻を撫で回して来ると、私は悪寒で全身に鳥肌が立ってしまいそうでした。そしてあろうことか、妙な性的興奮が込み上げて来た私は大いにうろたえてしまいました。

「よし1分だ。タクロウ、手を離しな」

 おぞましい感触から解放された私はホッとしました。このまま続けられていたら頭がおかしくなってしまいそうなくらい、タクロウの尻撫ではたまらない恥辱だったのです。

「さて、お姉ちゃん。タクロウのお尻ナデナデは気持ち良かったすか?」
「き、気持ち悪いだけよ!」
「へえ、それにしては、ずいぶんとお顔が真っ赤なんすけど」
「ああ、も、もう……」
「それじゃ、今度は俺がマンコを弄ってあげるっす」

ーーヒイッ! う、ウソ……

「ありい? なーんか、もうビンビンになってるんすけど……」

 おぞましいタクロウの手が引っ込んでくれたかと思う間もなく、替わって背後に立ったシンジが片手を無造作に前に回して、スカートの上からアソコを探って来たのですが、あっと言う間に一番感じてしまうしこりを探り当てられて私はビックリしました。そして人指し指の柔らかい腹の部分でスリスリとソコを弄られたのですが、感じ過ぎる部分ですからスカート生地の上からのもどかしいような刺激がちょうど良くて、ズンズンと心地良い快感が突き抜けて来るのです。

「さすがシンジ君。お姉ちゃん、もうメロメロみたいっすねえ~」

 たった1分、それも着衣の上からの愛撫なのに、私はマサトにからかわれてしまうくらい悩ましく腰をモジつかせてしまっていました。

「気持ち良かったすか?」
「……いいえ。そんなわけないわ」
「そうっすか。えっちなトンガリがヒクヒク歓んでるみたいだったっすけど?」
「き、気のせいよ!」

 私は精一杯強がって見せましたが、目がウルウルしてまともに開けていられず、ハアハアと熱く乱れる吐息を悟られないよう押し殺すのに懸命でした。たった1分だったはずなのに、ずいぶん長くスリスリされてたような錯覚を覚え、このまま続けられていたら女の子として最も羞ずかしい反応を示してしまいそうでした。この時私はまだその「イク」と言う感覚は知らなかったのですが。シンジの指テクはそれほどまでに効果的に官能をくすぐって来て、私はもうこの子には敵わない、と白旗を挙げたい気分になってしまいました。

「そんじゃ撮影会といきましょっか」

ーーい、イヤ……羞ずかしい、パンツ見えちゃってる……

 しゃがみながらにじり寄って来た男の子たちがそれぞれに手にしたケイタイで、ローアングルからパシャパシャとシャッター音を響かせると、私は顔から火が噴き出そうなほど猛烈な羞恥に胸をグッと締め付けられました。普段の私からは考えられない超ミニで、万が一にも下着が見えないようはいているハーフパンツを奪われて、人に見せることなど意識してはいない花柄のショーツを撮影されるなんて。いっそのこと、裸にされてしまった方がまだましだったかも知れません。

ーーああ。な、何、コレえ?

 そしてその時私は、体の奥からハッキリと込み上げて来る甘美な感覚を感じ、うろたえてしまいました。それは生まれて初めて経験する、性的興奮による体の潤いだったのです。

「健一に見せてやれないのが残念っすねえ」
「ははは、そうだな。おいマサト、遠い所にお使いに行ってるご褒美に1枚送ってやれよ、お姉ちゃんのエロエロパンチラ写真を」
「やめて下さいっ! そ、それだけは……」
「いいじゃないっすか、おパンツくらい」
「ひど過ぎます……」
「お姉ちゃんって、意外と泣き虫なんすねえ」
「いや、イヤ、もうやめて……」

 シンジらにからかわれても、もうしゃくり上げるような泣きべそをかいてしまうのが止まらなくなりました。

「そんなメソメソしてたらキレイな顔が台無しっすよ、お姉ちゃん……」

 ひとしきりケイタイでの撮影が終わると、背の高いシンジが立ち上がり、何かクスリのアンプルのようなものを自分の口に入れるのが見えました。そして立ち縛りにされている私に体を寄せると、強引に唇を合わせて来たのです。私はシンジの指弄りで濡らしてしまったのと、撮影された写真を弟に送信されるかも、という不安とでパニックに陥っており、妙に優しいシンジの口付けについ答えて唇を預けてしまいました。

ーーえ、な、何か苦い……

 さっきのアンプル薬剤に違いありません。シンジ自身も口に含んでいるのですから毒物ではないのでしょうが、私はますます不安に押しつぶされそうな思いに苛まれることになりました。

「冗談っすよ、お姉ちゃん。大人しく言うことを聞いててくれりゃ、健一には絶対バラしゃしませんから」
「……お願いします」

 こんな酷い仕打ちを加える卑劣な不良なのに、私は唇を与えてしまった上に弱弱しく頭を下げてしまうのでした。

「い、一体、何を・・・・・・」
「なあに、お姉ちゃんを素直でカワイイ女の子にするためのクスリっすよ」
「そんな!」

ーークスリだなんて!

 すっかり彼らのペースに乗せられた私が狼狽の色を露わにすると、マサトが言いました。

「シンジ君、俺もう我慢出来ねえっす!」

 ふと見ると、マサトははっきり大きく膨らませた学生ズボンの股間を両手で抑えていたので、私は慌てて視線を反らせました。

「しょーがねえな。まだお姉ちゃんに触るんじゃねえぞ」
「ぼ、ぼ、僕も……え、えっち、したい……」
「じゃあお前ら、せんずりこいてお姉ちゃんに見せてやれ!」

 私は「せんずり」と言う言葉がわからなかったのですが、何となく卑猥な意味らしかったので、目を閉じました。ところがシンジはそれをとがめてきました。

「お姉ちゃんは、こいつらがチンポをしごいて、ドッピュンする所をしっかり見てやるんすよ。おいマサト」
「すげー、お姉ちゃんのパンチラ、マジおかずになるっす・・・・・・」
「お姉ちゃんがちゃんと見てるかどうかチェックしろ。タクロウのデカチンもだぞ」
「うぃーっす」
「もしもお姉ちゃんが言うこと聞かないようなら、遠慮なく健一に写メを送ってやれ」
「やめてえっ!」
「お前ら、お姉ちゃんの正面に並んで、せんずりな」

 マサトとタクロウが床に並んで体育座りになると、ローアングルから私の世にも羞ずかしいパンチラ姿を見上げながら、学生ズボンから摘み出したモノを手でしごき始めました。

ーーせんずりって、こんなえっちなことなの!・・・・・・いや、イヤ、見たくない!

「あれ、お姉ちゃんもう目を反らしたじゃないすか」
「健一を呼び出せ」
「待って! 見ます! 見ますから、お願い・・・・・・」

 マサトは一旦「せんずり」の手を休ませるとケイタイを取り出し、すぐに健一を呼び出しました。

「おう健一、今どこだ?・・・・・・今から面白い画像送ってやっからよ」
「イヤ~ッッ!!」

 私は思わず大声を出してしまってから、ハッとしました。今の悲鳴は健一に聞かれてしまったのではないでしょうか。

「え? 今のはビデオの音だ。ちょっと待ちな、健一」

 マサトが受話器を手で塞いでシンジにお伺いを立てました。

「どうしましょう?」
「お姉ちゃん。言うことを聞くと、約束出来るんすか?
「約束するわっ!だから、お願いっ!」
「じゃあ、マサトとタクロウにこう言うんすよ。私の・・・・・・」
「私の、えっちな、パンチラを見て、シコシコ、ドッピュン、たっぷり、出してね・・・・・・」

 シンジの言葉を復唱させられる度に、私は胸をどす黒く塗りつぶされて行くような辛さを味わいました。

「絶対にシコシコドッピュンから目を離さないんすよ」
「はい・・・・・・」

ーーこ、こんな気持ち悪いの、見なくちゃいけないの!?

 でっぷりと太ったタクロウはすっかり興奮した様子でハアハアとだらしなく舌を出しながら、脂肪の塊みたいな下半身から摘み出した嫌らしい肉を手でしごいていました。でももう少しも目を反らすことは出来ないのです。

「よし! マサト、健一に好きなエロ本も買って来いと言え」

 マサトは結局写メを送信することはせずにケイタイを切ってくれました。そして彼も又すぐに「せんずり」を再開して来たのです。私のすぐ前でかなりの至近距離から眺めるその淫猥な行為は目が潰れそうに嫌らしい代物でした。そして1級下で健一と同級の男の子たちが、私のえっちな姿をガン見しながら興奮も露におちんちんをしごいているのを見せられていると、私はすごく胸がドキドキと高鳴り、体の奥からジュクジュクと熱いものが吹き上げて来るのを感じてしまいました。 

「お姉ちゃん、トイレ借りて来るっすよ。マサト、しっかり見張りながらせんずりってなよ」
「お、俺もう出そうっす!」
「出たら、お姉ちゃんのアシに掛けてやれ」

 シンジが部屋を出て行くと、タクロウとマサトはもう夢中でおぞましいペニスをシコシコと擦っていました。

ーーこの子の、太い!

 私は他の男の人を知らないのですが、目を離すことを許されない2人がおちんちんをシコシコしてるのを見ていて、どうしても見比べてしまい、タクロウの方のサイズが大きいことにドキッとしてしまいました。

ーーあんな大きいの、怖い……

 なぜかなかなか手を出して来ない男の子たちですが、いずれはえっちされるのに違いありません。まだ処女の私は、彼らのおちんちんを入れられてしまうんだと思うと、怯えてしまわずにはいられませんでした。なのに、まだまだ帰って来るはずがない健一に羞ずかしい写真を送りつけるぞと脅されると、その恐ろしい元気な2本のペニスから目を離させないのでした。

「うあ、出るっす!」
「ぼ、僕も!」

 とうとう2人の男根が相次いで爆発を起こし、ビューッと凄い勢いの液体が私の脚に飛んで来て、まだはいていたソックスに掛かってしまいました。

「マジで、めちゃくちゃ気持ち良かったっす。お姉さん、ありがとうございました」
「ぼ、僕も、よ、良かったです……」

 2人の男の子が妙に礼儀正しく頭を下げ、ザーメンで汚れてしまったソックスを脱がせて来ると、私はこの子達を憎み切れない気持ちが芽生えてしまい愕然としました。

ーーな、何考えてるの! 健一をイジめて、私をレイプしようとしている鬼畜のような子たちなのに……

 そしてそんな気の迷いと同時に、急激に襲って来た体の異変にも、私は激しく狼狽してしまいました。それはパンチラと言うよりパンモロ状態になっている下腹部にやって来た差し込むような感覚です。

「いやー、どぼどぼションベン出してスッキリしたっす!」

 腹立たしくなるような大声でそんなことを言いながらシンジが戻って来ました。

ーーあ、あの、クスリって……ひどい!

 女子高生の私が男の子の前で晒すにはあまりにも羞ずかしい、大恥をかかせるクスリだったことを悟った私は泣きたい気持ちでしたが、立ったまままるで身動きが取れず、下腹部をキリキリと襲う猛烈な排泄の欲求はあっと言う間に限界を超えそうになっていました。

「トイレに行かせてっ! お願いっ!」
「今からじゃどうせ間に合わないっしょ」
「あ~っっ!!」
「おいシャッターチャンスだぞ。撮影、撮影……」 

 ジョーッと奔流のように溢れてしまったおしっこが、花柄パンツを濡らし内股をツーッと伝い落ちていき、さらに足元には水たまりまで出来ていきました。そこをパチパチとカメラのシャッターを切られては、あまりの羞恥で頭がクラクラしおかしくなってしまいそうです。

ーーああ……死んでしまいたい……

「パンツが黄色くなっちまいましたね。それにしても、お姉ちゃんの泣き顔は色っぽいや」
「ははは、気の強い女を素直にするにはコレが一番よ」
「ぼ、僕、おしっこ、ぱ、パンツが、ほ、欲しい……」
「おうタクロウ。おめえにやるから、ビチョビチョパンツを脱がしちまいな!」

 興奮して鼻息の荒いタクロウが、とうとう汚れたパンツをずり下ろして行くと、その冷たい布地が露出した脚を濡らすたまらない感触が、私の恥辱をますます煽ります。

「お、お姉ちゃんの、お、おしっこ、ぱ、パンツ、いい、におい……」

 タクロウが、私の小水まみれの花柄ショーツを目の前で広げてクンクン匂っていました。

「お姉ちゃん、ボウボウっすね……」
「イヤっ!」

 シンジが背後から私のミニスカを完全にどけ、露出したノーパンの股間に手を伸ばして来ました。

「マサト。おまんこの接写を頼むぜ」
「うぃーっす。うわ、スゲー、お尻の方まで毛が生えてるっすよ」
「お姉ちゃん、今度俺らがキレイに処理してあげるっす」
「け、結構です……ああんっ!」
「お、なーんかエロい声っすね」
「マサト、ココがクリちゃんだ。撮影しろよ」

 マサトがケイタイを至近距離に近付けてシャッターを押すと、私は凄まじい羞恥と興奮に包まれてもう生きた心地もしないほどでしたが、その実あり得ないようなイケない気持ちが芽生えていたのです。

ーーああ、コレが私の一番感じちゃうえっちなクリちゃんよ! 見て、見てえ~っ

「ココはさ、男のチンポと一緒で普段皮を被ってるんだ。だからエッチの時はこうやって皮をムキムキしてやる」
「スゲーっす!」

 激しい運動の直後みたいに大興奮のマサトの荒い息使いを感じると、私のイケないオマメがムクムクとどんどん固く大きくなってしまうのがわかりました。 

「ナメてもいいっすか?」
「ちょっと待て。お姉ちゃんにくせを付けてやるのに、ムキムキ体操してやるから、撮影しろ。一緒に数を数えるんだ。いーち、にーい……」

ーーこ、こんなえっちなテクがあるんだ。うああ、た、たまらない……ほ、ホントにおかしくなっちゃう、ああ、もう、もうっ!

 クリちゃんの「ムキムキ体操」はカルチャーショックを覚える程、刺激的で嫌らしい行為でした。シンジがゆっくり数を数えるのに合わせてズルンと包皮が剥かれるのですが、その部分がそういう構造になっていることすら、体の持ち主である私は知らなかったのです。もちろんその付近にとても気持ち良くなるしこりのような塊が存在するのはわかっていました。でもあまりにも敏感過ぎるので、着衣越しにちょっと触れるだけでビンッと激しい感覚を覚えて恐ろしく、お風呂で体を洗うのもそこは触れることの出来ない禁断の箇所だったのです。

 だから初めにシンジの指でスカートの上からスリスリされて感じたのが、生まれて初めてハッキリと味わったその部分の性的快感でした。ショーツをはいたままオシッコをお洩らししてショックを受けていた私にとって、今度は濡らしたままの性器の一番秘められた禁断の箇所を指で弄られるのは、とても我慢出来ない恥辱でしたが、だからこそおそましい興奮は凄まじく、カウントが増えるに連れてほとんどわけがわからなくなる程、頭が痺れ切りました。

「はい、にーじゅう……お姉ちゃん、触りいいように、アンヨを開いてくださいよ」

ーーまだ20なの……ああ、私もう駄目、気持ちいいよう……

 そして羞ずかしいことに全身を揉みぬくように響き渡って来る快楽に負けた私は、さらにシンジの「ムキムキ体操」を味わおうと、はしたなく脚を開いて彼の指を迎え入れてしまっていたのです。21、22、23……とシンジは小憎らしいくらいペースを乱さずヤワヤワとクリトリスの包皮を剥くと言う淫靡な行為を続け、しまいにはクリッと剥かれて露頭が外気に触れるたびにジュンッとおしっこではない液体が滴となって私の性器の中から飛び散るようになりました。そしてようやくカウントが百を数えた頃には、私は完全にシンジのペースに嵌ってどっぷりと漬かったえっちな気分から逃れられなくなり、全身がメロメロに脱力してまともに口も利けない状態でした。

「99、ひゃーく。よしマサト、お姉ちゃんの剥けクリを優しくナメナメしてやりな」
「うぃーっす! うっひゃ~、スッゲエションベンの匂いがクサイっすけど、メチャ興奮するっす!」
「ションベンだけじゃねえよ。お姉ちゃんがドバドバ出したえっち汁もニオってるんだぜ」
「ア~ッッッ!!!」

 シンジの指が柔らかく剥き上げたままのクリトリスを、マサトにチロッと舐められた瞬間、まるで感電したよう強烈な快美の電流がビビッと走って、私は羞ずかしくなるような大声で悲鳴を張り上げていました。

「お姉ちゃん、イク時は大きな声で、イクと言って教えるんすよ」
「イクッ!……ああ、又、イクウッッ!!……イクーッッ!!……」

 それまでオナニーすら知らなかった私は、生まれて初めて「イク」と叫んでから、嬉しそうにペロペロとその小さな感覚の塊を舐めしゃぶるマサトの舌の前に、立て続けにアクメを味わわされていました。

「スゲーっすね。もうお姉ちゃん10回イッチまいましたよ」
「女ってのは、男と違ってきりがねえのよ。おい、タクロウ」
「ぼ、ぼ、僕も、ナ、ナメナメ、したい」
「じゃオメエは、大好きなおケツの穴をナメナメしてやりな」

 マサトはやっと私が引っ掛けたお汁でテカテカに光らせた顔を上げて離れてくれたのですが、今度はタクロウが後ろにしゃがみ込むと、私の尻たぼの肉を割り裂くように両手を掛けて来ました。

ーーお尻の穴を舐めるなんて……そんなのヘンタイよ!

 マサトのクリ舐めで10回もイッテしまってヘロヘロになった私も、ソコだけはどうにも我慢出来ません。必死でお尻の穴をつぼめようと力を入れ、タクロウの舌の侵入を防ぎました。ところがそんな私の悪あがきを嘲笑うかのように、今度はテクニシャンのシンジが正面にしゃがみ込み、私の女の子の部分に顔を近付けて来たのです。

「さ、お姉ちゃん、そんなに嫌がってないで、タクロウのケツ舐めを味わうんすよ。コイツ、汚い所が大好きなんすけど、絶対クセになるっすから。おい、マサト、オメエはもっかいオッパイをもみもみして、今度は乳首もクリクリしてやりな。さっきのリベンジだ」
「うぃーっす! うっひゃあ、もうチクビがカチカチじゃねえっすか! これなら……」

ーーああ~っっ!!

 さっそく正面から私の乳房にむしゃぶり付いて来たマサトの手の感触は、痛いだけだったさっきとはまるで別人みたいでした。それほどテクニックが上達したようには思われませんでしたが、ムギュッと柔らかい膨らみを押し潰すように掴まれると鮮烈な快感が迸り、興奮してググッとはしたなくそそり勃った乳首を指でクリクリと転がされると、もう駄目、と白旗を挙げたくなりました。

ーーき、気持ちいい! お乳が溶けちゃいそおっっ!!

「へへへ、お姉ちゃんはずいぶん体臭がキツいっすね。鼻がひん曲がりそうっすよ」
「うひいい~っっっ!!!」

 私のアソコの匂いを嗅いでいたらしいシンジがいよいよ口唇を動かし始めると、私はその心地良さに何もかも忘れて生々しい嬌声を響かせていました。シンジは包皮から飛び出て戻らなくなった私の急所のツボミを唇に含むと、舌をスルスルとアソコの中に侵入させ浅瀬に出たり入ったりさせて来たのですが、それは処女の私には強烈過ぎる淫技でした。いつしか私はドップリと素晴らしい快楽の海に浸かって、シンジの舌が蠢くままにドクンドクンと大量のラブジュースを噴出させていたのです。

ーーああっっ!! お、オシリが……い、イヤだあっっ!!

 こんなに気持ち良くては、もうとてもガードなど出来ません。必死で固めていた尻穴の力がいつの間にか抜けてしまい、とうとうおぞましいタクロウの妙に細長い舌がヌルンと体中で一番汚く一番触れられたくない部分に侵入して来ました。ソコは今本当に汚いのです。何しろさっきおしっこを洩らしてしまった時に、少し大きい方も出ちゃった感じがありましたから。そんな所を舐められてしまうのは、死にも勝るような屈辱でしたが、それ故に私の興奮はもう極に達して体がメラメラと燃え上がり、込み上げる快感は尋常ではありませんでした。こうして立ち縛りにされた体を、3人の男の子たちの好き勝手になぶられた私は、さらに10回近いアクメに昇り詰めてしまったのです。

 ここでようやく私は鴨居から吊られていた首輪を外されて、着ていた物を全て奪われました。そして男の子たちも皆全裸になったようです。

「さあ、お姉ちゃん、えっちしようっす!」
「いやーっ! ああ、お願い、それだけは許してっ!」

 首輪は繋がれていなくても後ろ手錠を嵌められた私が、ペニスをギンギンに勃起させた男子高校生3人から逃れる術はありません。私はしゃがみ込んで彼らから体を隠すように精一杯丸めて、泣きながら許しを請いました。

「もしかして、お姉ちゃん、バージンっすか?」
「そうですっ! だ、だから、もう許して……」

 処女を破ることにはさすがに二の足を踏んでくれるのではないかと思い、泣きながら必死で訴えた私の最後の願いはしかし、アッサリと無視されたのです。それどころか、私がバージンだと知った彼らは大喜びでした。

「うっひょお~っ! こんなに美人でおまけにバージンだなんて、マジで超ラッキー、俺スゲー嬉しいっす!」
「健一には、よく感謝しないといけないな」

 シンジはそう言うとさすがにもう興奮が隠しきれない様子で、私を力づくで仰向けに押し倒すと両手で脚を広げて来ました。それまでにない男の子らしい力強さで、私は悲壮な覚悟を決めないといけませんでした。

「マサト、お姉ちゃんのロストバージンだ。記念撮影してくれ」
「うぃーっす!」
 
 シンジがズブリ、と言う感じで押し入って来ると、一瞬私の体を激痛が走りました。

「うわ、血がいっぱい出たっす!」
「お姉ちゃん、マジでバージンだったんすね。痛くないっすか?」
「……あ、あ、ああっ……い、いい~っ!」

 ああ、何と言うことでしょう。痛かったのはロストバージンの瞬間の出血時だけでした。すでにここまで20回もの絶頂をを極めていた私の体は、シンジがゆっくりと動き始めるとあっと言う間に良くなってしまい、快楽を貪り始めていたのです!

「スゲーっすね、お姉ちゃん。俺のチンポが食い千切られそうっすよ」

 シンジにからかわれても、もう私の体のはしたない反応は自分の意志ではどうにも制御出来ませんでした。と、シンジが体をひっくり返して私の方が上になるように入れ替えて来ました。物凄く気持ち良いペニスがまるでクサビのようにグサリとアソコに刺さったままで、私はあらゆる抵抗を封じられていました。

「今度はお姉ちゃんの方が動いて下さいよ。そうそう、その調子……さすが、エロエロのお姉ちゃんは違うっすねえ、自分から腰をグイグイ動かして、俺スゲエ気持ちいいっすよ」

ーーああ、こ、こんな……ど、どうして……

 私ははしたなく快楽を求めて動いてしまう腰を、歯を食い縛って堪えようとしましたが、もう目も眩むような心地良さが次から次から込み上げて来て、どうしても止めることが出来ませんでした。

「お、俺、もう辛抱たまらんっす!」

 そう言ったマサトが顔に突き付けて来たペニスを、私はアッサリと口に受け入れてしまい、それどころかまるで愛しい恋人であるかのように熱っぽく口を動かし、しゃぶり上げてしまいました。

「ぼ、ぼ、僕も、ち、ちんちん、オテテで、して……」

 今度はタクロウが一番大きな男根を、背中で手錠を掛けられている私の手に押し当てて来ました。さっきバージンを失ったばかりのアソコの中、オクチ、そしてオテテにそれぞれサイズも形も違う、3人の男の子たちの熱くて固いおちんちんがドクドクと激しい脈動を伝えて来て、私はもう無我夢中で腰を振り口と手を動かして鬼畜の筈の男の子たちを喜ばせてしまい、同時に私も次々に素晴らしいアクメの連続に昇り詰めてしまったのでした。

 3人の子たちは一度射精すると持ち場を移動して私の体を貪り続け、結局私は3人分の精子をオクチに浴びてゴックンさせられました。私の中に挿入する時は避妊具を着けていたので真の意味で鬼畜ではなかったのでしょうが、私のあまりにも悲惨な処女喪失に続く陵辱劇でした。

 サルのように性欲旺盛な彼らもさすがに満足し、健一が帰って来る前に何事もなかったかのように誤魔化してくれることになりました。ノーパンながらきちんと制服を着せてもらった私は、最後に彼らにすがるように懇願せずにはいられませんでしたが、彼らの答はすっとぼけたものでした。

「お願い、もう健一には構わないで!」
「へ? 俺たち健一の、いい友達っすよ。 なあ、マサト?」
「ホント、ホント、マジっす。 今日だって、いいビデオがあるから鑑賞会しようって、健一君の方から誘って来たんすよ」
「そんなわけありません!」
「お姉ちゃん、健一のやつ、スゲーSMとかに興味があって、俺らそういう趣味で仲良くなったんっすよ」
「なら、どうして使い走りなんかさせてるのよ!」

 一体どこまで人をバカにすれば気がすむのでしょう。やたら遠くへ買い物に行かされてまだ戻って来られない健一のことを思いながら、私は彼らに対する怒りが治まりませんでしたが、同時に頭の片隅にとんでもない疑念が芽生えて来たのも否定出来ません。

ーーもしかしたら……

 健一がシンジたちにイジメられているのは間違いありませんが、まだ子供だとばかり思っていた彼だって立派な高校生です。私の体をオモチャにして何度も射精したシンジらの性欲旺盛ぶりを見せ付けられた今、健一もやはりえっちなことで頭がいっぱいで女の子に興味津々なのかしらと思わないではいられません。好きなエロ本を買って来い、と何気なく健一が命令されていたのも気になりました。

「俺ら、これからも健一君と仲良くするっす! なあ、マサト?」
「はい! もう絶対健一君に使いっ走りさせたりしませんっす!」
「ぼ、僕も、け、健一君と、な、仲良く、する」
「お願いね」

 何でこんな子たちにと思いながら、私は健一のためにと思い頭を下げました。彼らが普通の友達として健一と付き合ってくれれば、それが一番良いのです。入学当初健一は「いい友達が出来た」と言って楽しそうに学校に通っていたのですから。ところが彼らが続けた、そんな心の隙に付け込むような言葉に、私は愕然としてしまいました。

「健一君をイジメない替わりに、俺たちこれからお姉ちゃんとも仲良くするっす!」
「な、な、何を……」
「又、俺らと楽しくえっちしましょうっす!」
「バカなこと言わないで……」
「なら又、縛られたいっすか? もうじき健一も戻って来るっすよ」

 シンジが首輪と手錠を持ち、3人がニヤニヤ笑いながらにじり寄って来ると、私は弱々しく屈服の言葉を述べざるを得ませんでした。

「……わかったわ」
「そんじゃ、ケータイ番号を教えて下さいっす」
「……」
「教えてくれねえなら、健一に聞くからいいっすよ」
「教えるわ! 健一には何も言わないで!」
「お姉ちゃん、忘れちゃいけねえっすよ。俺らに逆らったら、すぐ健一に……」
「ああ、アンタたちは悪魔だわ!」
「メソメソしてたら、健一に怪しまれるっすよ」
「そうだ、お姉ちゃんのアヘアヘ写真、見てみるっすか?」

 こうして私は、弟をイジメる子たちの仕掛けた巧妙な罠にすっぽりと嵌り、抜き差しならぬ状態に陥ってしまったのでした。

 次の日さっそく連絡がありました。放課後の待ち合わせ場所と時間が指定されたメールに添付されていたのは、やはりあまりにも羞ずかしい私の写真でした。パンチラ、ブラチラくらいならかわいいもので、おしっこを洩らしてショーツが黄色く変色していたり、股間のワレメの頂点が指で剥かれていたり、極めつけはシンジに貫かれた私が大量に出血しているロストバージンの決定的瞬間でした。こんな写真を健一に見られるくらいなら、死んだ方がましだと思われるものばかりです。

ーーあり得ない。この写真、本当に私なの?

 彼らの言葉が完全に本気だったことを思い知らされた私は、部活を休んで待ち合わせ場所だった彼らの家に行ってしまい、そこで又縛られて3人掛かりでえっちに責められ、さらに大量の羞恥写真を撮影されました。こうしてシンジたちの放課後呼び出しはほとんど毎日続き、私は部活をやめざるを得ませんでした。母と弟にはもちろん一言も話せず、
7時頃までこってりと油を絞られる私は、まるで部活でくたびれ果てたようなフリをして帰宅するのでした。

 彼らの淫らな性的いたぶりは毎日飽きもせず執拗に繰り返されるだけでなく、どんどんエスカレートして行きました。陰毛をツルツルに剃り上げられ、浣腸されておしっこばかりでなく大きい方まで、彼らの目の前で排泄する場面を撮影されました。その後汚物にまみれた股間を彼らの口で処理されるのは最も強烈な興奮を伴うプレイで、特に女性のウンチが大好物だと言う変質者のタクロウに汚穢にまみれたアナルを舐めしゃぶられると、私はもうこの世のものとも思われぬおぞましくも甘美な衝撃に撃たれてメロメロになってしまうのでした。その直後のアナルセックスも経験し、さらにアナルを貫かれたまま別の子に前まで犯される「サンドイッチプレイ」で、私は女の子の性の歓びの極致を思い知らされた気分でした。

 女の子をえっちな気分にさせる媚薬だの、ローター、バイブ、と言ったアダルトグッズもいろいろと使われましたが、シンジたちは研究熱心で、私の体でしつこく試して一番感じる物、感じるやり方を探って止まないので、たまったものではありませんでした。その極めつけが、今私の股間にガッチリ嵌り込んでいる黒革の貞操帯です。私を歓ばせるためにカスタマイズされた貞操帯の内側の振動淫具が四六時中作動して、彼らと会っていない時でさえ何十回も極めてしまうのですから、正に甘美な地獄のような毎日でした。

 そしてそんな悪夢のような毎日で唯一の救いとなったのは、すっかり明るさを取り戻して楽しそうに学校に通い始めた弟健一の無邪気な笑顔でした。甘えん坊で、苦手な勉強を教えてくれとしょっちゅう私に頼って来る健一が、愛おしくてなりません。

ーーああ、かわいい健一。この子のために、私は耐えなければ……

 シンジらは私の体でタップリ劣情を吐き出しているからでしょう。約束通り健一といい友達として付き合ってくれているみたいです。健一の口からもシンジ君、シンジ君、とあの私をえっちで狂わせる天才の名前が聞かれ、多忙でくたびれ切っている母も、いい友達が出来て良かったわね、と安心している様子です。たとえまやかしであっても、幼い頃から常にイジメの標的にされ家で1人泣いていた健一が、やっと手に入れた平和な日々をぶち壊しにしてしまうことは、私にはどうしても出来ません。

ーーああん、おまんこトロけちゃいそお……おっぱいもチクビもコチコチで、ああ、さ、最高だわ!

 湯船の中でシンジらに受けて来たここまでの陵辱を回想している間も、貞操帯バイブの超絶快感に浸っていた私はいつの間にか両手で乳房を握り締め優しくもみほぐしながら、いつも勃起していて戻らない先端の乳首をクリクリ弄って楽しんでしまっていました。それはすっかりえっちテクが上達した、おっぱい星人だと言うマサトが得意とするプレイです。こうすると本当に気持ち良くて、この間サンドイッチで責められながらもう1人の子に乳房をかわいがられた時には、感極まって母乳が出てしまい大いにからかわれてしまいました。

 寝ても覚めても股間に密着して離れてくれず、いつでもどこでも私を淫らに発情させて絶頂に押し上げてしまう貞操帯のおかげで、私はすっかりえっちな女の子になってしまい、股間を責められてウットリしながら自然と余った手でおっぱいを弄ってしまうのです。前後バイブをギュッギュッと締め上げて歓びを貪りながらお乳まで弄るのはもう天国で、学校の授業中でも気を抜くと胸元に手をやってしまう始末でした。そのうち健一や母の目の前でも、そんな淫らな振る舞いをしてしまう日が来るかも知れません……

「あふうんっ!いくーっっ!!」

 お風呂の中という気楽さで両乳房まで弄り回し、アソコの中で心地良く慄えるイボイボバイブを締め上げて到達した私は、つい大きな声でアクメ声を出してしまいました。もう今日は何回極めてしまったことでしょう。毎日数え切れない絶頂を味わってしまう私は快楽の余韻にたゆたいながら、悪魔の囁きに耳を傾けていました。

ーー私ホントはこんなことが大好きな、どMでヘンタイな女の子なんじゃないかしら

 健一のために自己を犠牲にして悲劇のヒロインぶっている私は仮の姿で、心の底ではこのえっちな絶頂地獄を歓迎して大歓びなのではないでしょうか。でなければ、こんなにもバイブが壊れるくらいきつく股間の前後ホールを締め付け、おっぱいが潰れるくらい揉みしだいて乳首をひねり回し達していく、淫らそのものの反応は説明が付きません。

「姉ちゃん、お風呂まだー? のぼせてるんじゃないのー」

 あまりにも長風呂だったので、健一が心配して浴室の外から声を掛けて来ました。ハッとした私はお乳から手を外しましたが、何と一番イヤらしく強烈なアナルバイブが始まってしまったので、ウッと湯船の中の腰を浮かせてしまいます。

「大丈夫よー、今上がるわー」

ーーほおおっっ!!

 そう答えている間におぞましいアナルの快感はどんどん突き上げて来ます。私は湯船の中で身を捩り変な声を出さないよう歯を食い縛って快楽に抵抗しながら、くもりガラスの向こうの健一がなかなか去ってくれないのに困ってしまいました。

ーー健一、私の下着見てるんじゃないかしら? イヤだ、羞ずかしい……あ、あ、あ、いく、オシリでいっちゃうっ!

 あの子たちにせがまれて、私は黒革貞操帯の上からセクシー下着を身に着けているんです。3人組はバイトしてるようですが、稼いだお金を私のためにつぎ込んで来るので、今日装着していたのも彼らからの「プレゼント」でした。それは見ているだけでドキドキしてしまいそうな白くてスケたレースの際どいランジェリー。しかもジットリと濡れそぼっているそれを健一が見つけたら? そう思うと私はたまらなくなり、まだ止まってくれないアナルバイブによってさらに激しく乱れていきました。

ーーああ、け、健一! お姉ちゃん、イクわ! 又、オシリでイッチャウの、笑わないで!

 私はくもりガラスの向こうの健一のシルエットにそんな妄想を膨らませて呼びかけながら、今では一度の動きで二回は絶頂に追い込まれてしまうアナルバイブの、一度目よりずっと鮮烈なアクメに悶絶し、まるで健一のモノであるかのように想像しながら前に含まされたバイブを力一杯締め上げていました。

 さて、そんな汚辱の快楽に染められた毎日が過ぎ、シンジたちに初めて陵辱を受けてから1月ほど経った日のことでした。私はこの日の授業中、いつもと違う趣向の色責めと懸命に戦っていました。

ーーああ、か、痒い……

 これまでなら時々動いてくれるはずの、股間に装着された3つのバイブがピクリともしてくれません。私は授業中にはしたないと思いながら、スカートの中に手を忍ばせて貞操帯を上から押したり叩いたりしましたが、分厚い黒革が仇となって気休めにしかなりません。私はもう浅ましく股間の前後に入り込んでいるバイブを精一杯締め上げて痒みを癒そうと試みましたが、これもいつもの素敵なイボイボ付き男根型バイブではありません。底意地の悪いシンジたちがわざとロータータイプの小ぶりなバイブを仕込んでいるので、いくら締めてもまるで物足らずもどかしさは募るばかりでした。でもこんな小っちゃなバイブでも、もしなかったら頭がおかしくなってしまったかも知れません。それほどまでにジワジワと効力を増して来るクスリの威力は強烈でした。

ーーああ……あんっ! えっちしたい! えっちしたいよおっっ!!

 徐々にたまらなくなって来る猛烈な痒みで疼き上がる股間は頑丈な貞操帯で手の施しようがないため、私は授業中だと言うのに制服の下に手を入れ、乳房を揉みしだき乳首を摘んでコロコロと転がしました。胸部にもタップリ媚薬が塗られていたため迸る快感で私はウットリしてしまいますが、股間の燃えるような痒みは全く解消されません。私はいつしかおっぱいを力一杯揉み上げながら、股間の頼りないローターバイブをギュウギュウ締め上げて、放課後のシンジたちとのえっちを待ち望んでしまっていました。全くあの子たちは私を淫らな気持ちに貶める天才です。

ーーああ、私が甘かった……カユイ、痒い、痒いのおっっ!! な、何とかしてえっっ!!

 昨日の放課後もシンジの家で私は3人の性欲盛んな男の子たちの相手をさせられたのですが、最後別れる時シンジが言ったのです。

「今日はお姉ちゃんのために、素敵なプレゼントがあるんすよ。ネットで取り寄せた最高級の媚薬っす」
「そ、そんな物、使わないで……」
「せっかくみんながバイトで稼いだ金を注ぎ込んだんすよ。遠慮しないで受け取って下さいっす!」

 私は一応嫌がって見せましたが、心の底ではどうせ大したことはないのだろうとたかを括っていました。これまで彼らが貢ぎ物みたいに「プレゼント」して来た媚薬の類は、ほとんど効果がなかったからです。排泄したくなる利尿剤や浣腸液などは効き目があり過ぎて困ってしまいましたが、女性をその気にさせる媚薬などは皆マユツバなのだろうと思っていました。ところが「最高級」と言うだけあって、その塗り薬の効果は本物だったのです。

 さっそく乳首、クリトリス、そして前後の淫穴の奥深くまでチューブが空になるまで塗られた、毒々しい深緑色のクリームは、初め全く何ともありませんでした。

ーーやっぱりまがい物を掴まされたんだわ、あの子たち

 私はいつの間にか鬼畜のようなシンジたちのことを、忌み嫌う気持ちが薄れてしまっていました。確かに健一をイジめていたことは許せませんが、今ではすっかり良い友達として付き合ってくれているようなのです。内向的で友達を作るのが大の苦手な健一にとっては得難い友であり、小学校から見ていても初めてと言って良いくらい明るく楽しそうに通学し始めた弟は、シンジ君、マサト君、タクロウ君と、ことある毎に彼らの名前を口にしてすっかり慕っている様子です。私が彼らを憎む気持ちが消えてしまうのも無理からぬことでした。

 そして問題の、私に対する淫らな性的陵辱も、よく考えると彼らの方がいじまくなるほど一生懸命なのです。3人分のバイトのお金をはたいてアダルトグッズを買い集め、すっかり貪欲に成ってしまった私の体を性的に満足させるため手を替え品を替え彼らが連日奮闘している様は、まるで女王様の私に下僕の彼らがかしづいているかのような妄想さえ抱かせるものでした。

ーー仕方ないわね、あの子たち。又大金をドブに捨てたようなもんじゃない、かわいそうに……

 その夜お風呂の中で、念のためしっかりと乳房を洗い流しながらそんな風に彼らをあわれむ余裕さえあったのです。キッチリ股間に食い込む貞操帯の中はもちろんどうしようもありませんでしたが、なぜか彼らが含ませたいつもより小型の前後バイブも卵型のクリローターも鳴りを潜めていました。そのおかげで昨夜私は久しぶりに、夢うつつにイカされることのない安逸な眠りを貪ってグッスリ熟睡することが出来たのです。

 ところが媚薬の影響がジワジワと現れて来たのは翌朝目覚めてからでした。初めはほとんど気付かない程度のムズムズとした体の火照りが、ゆっくりと着実に痒みへと転化して薬を使われた場所に燃え広がっていきました。ハッキリといたたまれない掻痒感を意識したのは学校の授業中で、いつしか私は我慢出来ず制服の下に手を忍ばせていました。こうして私は授業中の教室でドキドキしながら唯一刺激を与えることが可能な乳房を弄り回して悶絶し、動いてくれない頼りないローターバイブを股間の前後で精一杯喰い締めて、放課後シンジたちに慰めてもらうことを心待ちにしてしまっていたと言うわけです。

「へへへ、お姉ちゃん、キレイな女の子が自分でおっぱいをモミモミしてるなんて、エロ過ぎっすよ」
「イヤあ!我慢出来ないの、離してっ!」
「ずいぶん薬が頭に来ちゃったんすかね……」

 もうどうしようもなく疼き上がる乳房を自分の手で握り締めると言う格好でシンジたちに会うと、すぐにその手を背中にねじり上げ手錠が嵌められてしまいました。そして初めて彼らの陵辱を受けた日と同じように部屋の鴨居から首輪吊りにされた私は、唯一の慰めだった胸部への刺激まで封じられて、塗られた箇所にズキンズキンと発生する恐ろしい痒みに冒された全身をおこりに掛かったようにのたうたせつつ絶叫しました。

「あがあ~っっっ!!! か、痒いいいっっっ!!! 痒い、痒いのおっっっ!!!」
「あはは、これじゃ健一にサービスするどころじゃないっすね、シンジさん」
「しょーがねえな。マサト、ちっと慰めてやれよ」

 大声で痒い痒いとわめき散らしながら体を切り刻むような地獄の掻痒感にのたうち回っていた私には、彼らの言葉はまるで耳に入りませんでした。

「お姉ちゃん、俺おっぱいモミモミしてあげるっす」

 マサトが私の胸を完全にはだけると、痒みを癒すため既に自分でブラをむしり取っていた乳房がプルンと姿を現します。ネットリと汗だくで油を塗ったみたいに妖しく光るふくらみは、まるで自分のものではないと錯覚を覚える程劣情でパンパンに腫れ、先端で強烈に勃起した乳首から母乳が噴出してしまいそうでした。マサトがその膨らみに両手を被せて来ると、期待で慄え上がった私は途端にグンと背筋を反らします。そんな敏感過ぎる反応を見せた私の耳元でマサトが嫌らしく囁きました。

「今日は健一にサービスするつもりで言って欲しいっす」
「は、早くうっ! む、ムネを揉んでえっっ!!」
「駄目っす。健一におねだりするつもりで、こう言うっす……」

 いつの間にかシンジが動画撮影機能のあるケイタイを開き、私の胸部に向けていたのですが、そちらを向いて語りかけるようにと言われた私は、マサトの指示する背徳の言葉をそのまま口にしてしまいました。

「け、ケンちゃんっ! お姉ちゃんのえっちなおっぱいを、モミモミしてえ!……はおおおんんっっ!!」

 初めての時より格段にテクニックの進歩したマサトの手が、ごく軽く膨らみを揉みしだき始めたのですが、全くソフトな刺激であるにもかかわらず全身に込み上げてくる素晴らしい快感は圧倒的で、私は思わず淫らな鼻息を洩らして浅ましい淫声を張り上げてしまいました。

「へへへ、これで弟さんも大喜びっすね」
「け、健一に見せてるの?そんなのダメ!……あ、あ、、あふうんん! いいっっ!!」
「もちろん冗談っすよ。でも健一に見せてると思うと、いつもよりお姉ちゃん興奮して燃えるっしょ?」
「ああ~っっっ!!!」
「ホレホレえ~色っぽく、ケンちゃ~ん、って言うっす」
「ケンちゃ~ん、あ、あ、あ、お姉ちゃん、イキそおっっ!!」

 ああ、何と言うことでしょう。これはえっちな媚薬のせいだとわかっているのですが、乳房から次々に込み上げる鮮烈な快感が完全に理性を崩壊させ、私はマサトに言われるままに「ケンちゃん」と弟の名を呼んでしまいました。すると健一の姿が脳裏に浮かぶと同時に凄まじい興奮が私の全身を揉み抜くように襲って来たのです。

ーーああ、ケンちゃん、お姉ちゃんホントはこんなにえっちな女の子なの!見て、見てえ~っっ!!

 いつしか私は弟の名を無理矢理言わされているのか、自分が本心から言っているのかわからない混濁した心理状態に陥っていました。

「け、ケンちゃん、お願い、チクビも弄って、クリクリしてっ! アアンンッッ!! ケンちゃん、お姉ちゃんイク! いくうううっっっ!!!」

 私はついに何もかも忘れ、彼らが言うがままにケイタイ画面の向こうで弟の健一が見ているのだと想像し、彼に淫らに語り掛けると言う小悪魔みたいにえっちなお姉さんを演じていました。マサトの手なのに健一の手に愛撫されているのだと思い込むと、癒されない痒みで恐ろしく疼いていた乳首への愛撫までおねだりして、私はたちまち二度三度と立て続けに激しく絶頂に達するとカメラに向かい絶叫していました。

「へへへ、やっぱいつもより全然スゲえ感じっぷりじゃねえっすか、お姉ちゃん。今度は、他に痒くてたまらない所を、一つずつ言って健一におねだりするっす」
「け、ケンちゃん、クリちゃんブルブルしてっ!」
「ケンちゃん、おまんこもよっ!」
「ケンちゃん、オシリ、オシリもしてえっっ!!」

 弟の名前に呼び掛けながら1つずつ薬を塗られた箇所を口にすると、シンジがようやくリモコンで刺激を送ってくれて、私はその度にまるでストリッパーのように嫌らしく腰をグイグイとグラインドさせながら、何度も何度も達してしまいました。

「さあ今度は、健一と本番っすよ、お姉ちゃん。おいタクロウ、浣腸器と例のヤツを持って来い!」

 オッパイ星人のマサトは背後に立ちずっと私の両乳房を優しく手で揉み上げていますが、シンジが手早く貞操帯とローターバイブを取り外した股間には、後ろからマサトの下にしゃがみ込んだタクロウが迫って来ました。

「お、お浣腸、いきます」
「ふおお~っっ!! はああ~っっ!!」

 どもりのタクロウがいつまでたってもたどたどしい手付きで、イチジク浣腸をアナルに突き刺して来ると、その部分も抉られるような強烈な痒みに疼かせていた私は脚を少し開いてしっかりと受け入れました。そしてチュルチュルと冷たい浣腸液がドロドロに爛れていたアナルに注入されると、あまりの心地良さに獣のような浅ましい呻きが洩れてしまいます。そしてタクロウの手で液を2本分注入された尻穴には、少しだけ排泄をせき止めてくれる振動アナルプラグが挿入され、すぐに始まった小刻みなバイブレーションの前におぞましい快楽を告げる私の呻き声はとどまることを知りませんでした。

「へへへ、お姉ちゃん、健一に自分でおまんこを開いて見せるんすよ。勝手なことしたら、すぐ又オテテを縛っちゃうっすからね」

 シンジがそんなことを言いながら、ケイタイカメラを私の女性器に接近させ、同時に手錠を外してくれました。

「言われた通りに、健一に語り掛けながらやるっすよ。ケンちゃ~ん……」

 その後私が実の弟である健一に語りかけるつもりで口にしながらやって見せた行為は、まともな人間なら絶対に出来ない卑猥で不道徳なものでした。私の理性はもう完全に崩壊していたのだと思います。

「け、ケンちゃ~ん、これがお姉ちゃんの、一番感じるクリトリスよっ!ムキムキしちゃうから、よく見てえ!」
「ケンちゃん、これがお姉ちゃんの、えっちなおまんこよ!パックリ広げちゃうから、あなたのチンポをぶち込んでえっ!」

 狂ったようにそんな痴語をわめきながら、自分の指でクリトリスの包皮を剥き、小陰唇をくつろげて見せると、まるで内蔵まで晒け出しているような凄まじい興奮を覚えました。そしてその時イチジク浣腸2つ分の強烈な便意が一気に込み上げて来て、振動プラグがポトリと落ちると共に、私の尻穴から下品な破裂音が響き汚物が奔流のように床に噴出して行きました。

「う、ウンチ、ぼ、僕、始末する」
「あがあ~っっっ!!! ぬおおお~っっっ!!!」

 タクロウが私の汚物にまみれた尻穴に口を付けて舌を挿入して来ると、いつにも増して強烈極まりない興奮とおぞましい快楽に私は再び獣のような咆吼を張り上げました。

ーーも、もう、私ダメ……死んでもいい、どうなっても構わない……

「姉ちゃんっっ!!」

 とうとう私は本当に気が狂ってしまったようです。タクロウとマサトにまとわりつかれてのたうち回る私の正面に、健一が立っていました。健一は既に下半身を露出させていて、股間には3人の悪友たちの誰よりも立派で、天に向かってギンギンに屹立したシンボルが、私に向けられていました。

「健一、1月掛けてお姉ちゃんをしっかり調教してやったぜ」
「ありがとう、恩に着るよシンジ君」
「何いいってことよ。おかげで俺らもタップリ楽しませてもらったし、これからも仲良くやろうぜ健一。お姉ちゃんも一緒にな」
「もちろんだよ」

 一体この子たちは何をしゃべっているのでしょう。混濁した意識の中で、私はたった1つハッキリしていた欲求を本能のまま叫んでいました。

「ケンちゃ~ん! お姉ちゃんとえっちしよ! えっちなおまんこに、あなたのチンポをぶち込んでえっっ!!」

~おしまい~
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