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プチSM千夜一夜ものがたり第69夜「恭子さん」第二部 羽黒健三編①

恭子さん
 ナースをやってるボクの妻恭子さんは、5歳も年上だが美形でスタイル抜群、おまけに失職してブラブラ過ごしているボクなのに、優しく接してくれる女神のような女性だ。そんな恭子さんの唯一の欠点は、人並み外れてエッチが好きな事。なのにまだ子供が出来ないのは、ボクの方に大きな責任が。あの手この手でエッチに励むボク達だけど、ある日恭子さんがSMプレイをやってみようと誘って来て・・・実はブラックな話なので、要注意。(約22万字)


プチSM千夜一夜ものがたり 第4期 目次



【主要登場人物紹介】
♀山田恭子・・・30歳。達也の妻。細川病院の副看護師長。長身色白美形の上、誰からも愛される明るくて優しい女性だが、性欲過剰気味なのが玉に瑕。年下の夫を熱愛している。
♂山田達也・・・25歳。恭子の夫。中学校の数学教師だったが、人間関係のもつれから退職に追い込まれ現在無職。頭は良いが内向的で人付き合いが大の苦手。全てにおいて自信喪失気味。
♂羽黒健三・・・年齢不詳。山田家の隣に一人で暮らし、町内会長をしているが働いている様子はない。以前達也が常連だった、いかがわしいアダルトグッズも扱っている古書店を経営していたらしい。
♂細川守男・・・32歳。細川病院の跡取り息子で現在副院長。恭子を見初めて副師長にまで出世させ言い寄ったが、達也と交際中だったので袖にされ、親が勧める相手と結婚した。一見クールなインテリ風だが・・・

♀成本久美・・・37歳独身。細川病院の看護師長。背が低く小太りだが愛嬌のある中年女性。自分が住む団地の中で空き家になった家を恭子に新居として紹介し、以来公私ともに後輩の彼女と達也をかわいがっている。
♀三倉ありさ・・・中学三年生。達也と同じ町内に暮らし、中学では達也を慕っていた。しかし・・・
♀三倉麻里・・・ありさの母。モンスタークレイマーとして中学では悪名が高い。達也が辞職する一因となった。


ーーケッ! 相変わらずヘタクソな女やで

 俺は女泣かせの細工を施した自慢のナニをしゃぶらせながら、いつまでたっても上達しない麻里の口使いに呆れていた。おそらく別れた旦那にもしてやった事がないのだろうが、自分だけが興奮してフガフガと鼻息を荒げながら、まるでセーラー服を着たガキンチョ同然のただくわえて口を動かしているだけのフェラチオで、男を歓ばせようと言う献身さが微塵も感じられやしない。これがまだコイツの娘くらいの本物の女学生なら、たどたどしさが新鮮で男もそそられるのだが、体の線が崩れたババアがこれでは全くサマにならない。

「オラオラ、もっと気い入れてしゃぶらんかい。一発抜いてから、オマンコしたるさかいにな」

 俺はギチギチの亀甲縛りにして正座させた麻里の肉棒をくわえた頭を両手で掴んで、自分で気持ち良くなるよう乱暴に動かしてやる。上手な女ならやりたいように任せてそのテクを楽しむのだが、ヘタクソな女にはこのいわゆる「イラマチオ」で無理矢理口を犯してやるのが良い。肉体的にはさほど快感でもないが、男にとっては征服欲を満たされ、なおかつ女のマゾヒズムを歓ばせてやる事も出来る。案の定麻里は貞操帯のガッチリ嵌まった熟腰をしきりともじつかせて、少しでも疼くマンコに刺激を与えようと言う浅ましい動きを、はばかりなく見せ始めた。そこで尻穴の力を緩めた俺は、麻里の口の中にドッと熱い欲情の証を飛沫かせてやった。俺はガキの頃から大の女好きで、性欲が人並み外れて強い事だけが自慢。還暦目前の今でも衰えはなく、射精を自在にコントロールする自信もある。どんなに「ご奉仕」下手な女でも、そんな事はオクビにも出さず、頑張ったご褒美に「お情け」をやるのだ。俺は抱いた女にはとことん優しく、必ず女の歓びを極めさせてやるのがモットーで、生き甲斐でもある。大きな娘を持ち、豊満だが体の線が緩み切って女性的な魅力に乏しい麻里のようなババアが相手でも例外ではない。女が俺のセックスにメロメロになっているとあっては、なおさらだ。

「一滴もこぼしてはアカンで。ゴックンするんや、ゴックン!」

 後頭部を抱え込んだまま促すと、麻里は嬉しそうに喉を鳴らして俺の精液を飲み下す。目隠ししているので良くわからないが、だらしなく緩んだ表情からは、俺のペニスに完全に屈服してしまったマゾ奴隷の歓びが滲み出ている。麻里は万事ガサツな感じの女で、チンポをしゃぶるのも雑なら出されたザーメンを丁寧に舐め取って清める「お掃除」も下手である。本人には自覚がないようだが、そういう性分の女なのだ。おそらく家事なども手抜き放題で、セックスもおざなりなこの女に、旦那の方が愛想を尽かせて別れたのではないだろうか? 前夫などに興味はないので聞いた事もないが。俺は勝手にそう想像していた。口唇奉仕一つ取っても、いい女は男を歓ばせるべく努力し研究して、すぐに上達するものだ。いわゆる「床上手」は家事や仕事などあらゆる面に好影響を及ぼすのだと、俺は信じている。俺のように勢力絶倫な男が何でも優秀だなどとは思わないのに、女の方にだけそんな幻想を抱いてしまうのは男のロマン、いや願望に過ぎないかも知れないが。

「わてのザーメンはうめえか、奥さん」
「はい、とてもおいしゅうございます」

ーーち、とても見れたもんじゃねえや

 初めの頃こそ精液を飲まされる事を嫌がった麻里だが、今ではすっかり好きになってしまった。フェラテクは一向にうまくならないが、歓んでザーメンを飲めるようになったのは進歩である。だがさして美人とは言えない顔を隠す意味もあって目隠しされた麻里が、だらしなく涎と精子が混じった白濁液をこぼして興奮しまくっている顔は、よほど特殊なババ専の男でもなければ、鑑賞に足るものではなかった。ハッキリ言って、汚くて見れたもんではない。それは年齢でなく、麻里と言う女の性悪さが外見を醜くさせているのだと俺は思う。ここまで仕込んでおいて言うのも何だが、だらしなく自己中心的な言動の目立つこの女の調教には内心辟易としているのだ。だが「ボン」から大金を貰っている以上、手抜きは許されない。

「ところでウンチの方は大丈夫かい? 奥さん」
「あ、あの、出したいです、ご主人様」
「すぐ出そうか?」
「お浣腸して下さい」

ーー世話が焼けるやつやなあ

 人として最も恥ずかしい排泄を一応羞じらうそぶりは見せながら、すぐに浣腸してくれとせがむ麻里。初めは尻穴を見られるだけでも嫌がっていたが会うたびしつこく弄り回してアナル性感を開発し、人前で糞便をひり出す屈辱を歓んでしまうマゾ女に堕としてやったからだが、こんな性悪ババアの大便の世話までしてやるのは正直苦痛だ。若くて魅力的な女が羞じらいながら汚い排泄をするのなら、俺も興奮するくらいの変態性を持ち合わせているのだが。しかし、日常的に小用は足せるものの、大きい方と自慰も含めた性行為を完璧に禁じてしまう貞操帯を嵌めて調教すれば避けては通れない問題であり、俺も仕方なく麻里を待たせて浣腸の用意をするため席をたった。

ーーボンよ、何を考えてるんや?

 気の進まない浣腸による強制排泄の用意をしながら、俺はこの女の調教を依頼して来た男の真意を測りかねていた。夫と離婚して中学生の娘と2人で暮らしている中年女を性調教し、抱いてくれる男の言う事を何でも聞く奴隷女に仕上げる。それ自体はかつて身一つで極道の世界に飛び込み、女蕩らしの才を見込まれ肉体改造して、竿師と呼ばれるわけあり女の調教役を務めていた俺、羽黒健三にとっては簡単な仕事である。三倉麻里と言うこの女も、町内会長をやっている俺が立場を利用して2人切りになる機会を作り、レイプ同然に関係してしまうとアッサリ堕ちた。俺は女を抱くプロだから、夫とわかれて孤閨を囲っていた中年女を性の歓びで籠絡するなど赤子の手を捻るに等しい児戯だ。麻里を無理矢理拘束し、女泣かせの技術とペニスを駆使して失神するまで何度も極めさせてやってから、「奥さん、わては前からアンタの事が好きだったんや」と白々しいセリフを吐くと、強姦されたその日にたちまち俺の愛人になる事を承諾したのだ。そして合意の上で貞操帯を嵌められた麻里は、排泄や毎晩していたらしい自慰がままならない事もあり、足繁く俺の家に通うようになったのである。毎回緊縛してから抱き、腰が抜けてヘロヘロになるまでかわいがってどんな女でも秘めているマゾの資質を目覚めさせてやった結果、今では麻里は俺の事を「ご主人様」と呼び、肉棒をしゃぶって「お情け」としてザーメンを欲しがる完璧な性奴隷に転落した。依頼人から授かった使命はクリアしたわけだが、厄介な事にこの関係を維持しろと言われて貞操帯調教を続けている。月額で大金が振り込まれる以上、反故にするわけにもいかない。

ーー一体こんなババアに何の価値があるんや? ボンよ、教えてくれ

 「ボン」と言うのは本人は嫌っているが俺が勝手に使っている呼称で、地元の大病院の跡取り息子で現在副院長をやっている細川守男と言う若造だ。コイツが理由も明かさず、同じ町内に住むシングルマザー、すなわち麻里を手名付けて、男のいいなりになる性奴隷に調教してくれ、と俺に依頼して来たのである。俺が吹っ掛けた金額は半端ではなかったが、月額でウン十万円と言う大金をアッサリ出されては、依頼を飲むよりなかった。それに男のいない独身女だから後腐れもなく、こう見えても仁義を重んじる俺に断る理由もない。相手が人妻なら無論駄目だ。「不倫」と言うが、他人の女を横取りするのは人として許されない事だと思う。竿師時代に調教を手掛けた女達は皆ワケありで、例えば夫の借金のカタに売られて来た人妻、と言うのは何人も経験しているが、そういう特別な事情もない人妻などに手を出そうものなら、俺はこの世にいなかっただろう。ヤクザと言うのはむしろ倫理観が強く、一般人に迷惑を掛けるのは御法度の世界だ。

 普通に考えれば、調教した女を「ボン」自身の愛人性奴隷として差し出させる、と言う事だろう。実際俺は、細川病院の「先代」すなわち守男の父親とSMクラブで知り合い、調教師としての腕を見込まれて、妾として囲うつもりの女達を調教する、と言う仕事を与えられて以来の長い付き合いなのだ。先代は男気のあるいいやつで無類の女好きでもあり、同年代である俺とはよく気が合って、立場を超えてずいぶんかわいがってくれたものだ。もちろん守男の母親にあたる正妻は持っていたが、他に何人も女を囲っており、彼女達を性的にも満足させてやりたいから手を貸してくれ、と言う話だったが、それは俺にとっては女達を感じ易い淫乱な性奴隷に仕込む事と同義だった。

 細川家はかつてこの地方を支配していた武家の一族と言う話で地元では有名な旧家である。格式や伝統を重んじるらしく、今でも本家の当主が多くの女と情を通じて妾にしてやるのは、大奥様と呼ばれる正妻も含めて当然と考えているそうだ。大病院を経営し一般庶民とは桁が違う資産を所有する細川の男が、たくさんの女を養ってやるのはむしろ義務なのだと、先代は俺に話した事がある。確かに先代は何人もの女を愛人として夜の生活を楽しむだけでなく、彼女達の生活の面倒も見てやっていたのであり、子連れの未亡人だの婚期を逸した女だのを救済していたようなのである。そしてこれも大奥様も公認だと言うが、女好きの先代は愛人達にも子種を授けており、そういう妾腹の子も実子と分け隔てなくかわいがり養育させていた。まるで江戸時代の大名みたいで、この辺りの感覚は貧乏出の俺には理解し難いものがあるのだが。

「よし、浣腸の準備出来たで、奥さん」
「ああっ! 早くう!」

 目隠しして正座で待たせていた麻里の正面に立ち声を掛けると、もう待ち切れないとばかりにしなだれ掛かって来た。いい女ならかわいいやつ、と思えるのかも知れないが、コイツは己の欲望に忠実なだけの、正にメス豚だ。俺が工夫を凝らした快楽浣腸による後穴と、その後に与えられる前穴の性悦が欲しくて欲しくて堪らないのである。正直ウザイので、一度に済ませる事にした。まず四つん這いにして尻を突き出させると貞操帯を外し、痒くなる刺激薬を混入した浣腸液を注入する。慎みの残った女なら、チュルチュルとゆっくり入れてやって羞じらいながらおぞましい感触に悶える様を鑑賞してやるのだが、コイツはもう一気である。そして「快楽浣腸」と言ったが、排便を我慢させるためのストッパーとしてバイブレータを挿入してやるのだ。麻里はもう尻穴が十分拡張されているので、本物と遜色ない太さで刺激イボがビッシリ植えられた男根型をズブズブと押し入れてから、振動を加える。

「オオ~ッッ!! イイ~ッッ!!」
「ほな、今日はお浣腸とサンドイッチやで、奥さん」

 俺の体が汚される危険が大きいので本当は後回しにしたいのだが、もう面倒な気分になっている今日は、浣腸液を仕込み振動する人造ペニスで尻穴に蓋をした麻里を抱き寄せ、対面騎乗位の姿勢でマンコを貫いてやった。このプレイは体位が肝心で、バックなんかで犯しては最悪だ。モロに汚物を浴びる事になる。が、苦労するだけの甲斐はあり、前後の淫穴を調教された女にとっては最高の感激だろう。麻里は俺のペニスをガバガバのまんこにくわえ込むなり、感極まったような強烈な悲鳴を張り上げる。

「ご主人様、いぐ、いぐうう~っっ!!」
「いきなり気イやるとは、スケベなまんこやなあ」
「だってえ! ああ、ま、また、イキそおっっ!!」
「よしよし、いくらイッテもええんやで」

 性悪ババアでも本気で気をやる時はさすがにかわいげがあり、俺もヨシヨシと形の崩れた乳房を揉んでやりながら、ゆっくり結合部を動かし、楽しませてやる。麻里の女性器はユルユルだがそれでも締まって来るし、アナル側の振動が俺の肉棒に当たってメチャクチャ気持ちが良い。そして麻里はもう手放しの大歓びで、わけのわからぬ痴語をわめき散らしながら次々に極める連続絶頂に突入した。

ーーこの女も、俺のチンポの虜やなあ

 もちろん二穴を責めているのも大きいのだが、くわえた途端にイッてしまい、気が狂ったように次々にアクメに昇り詰めていく麻里に、俺は満足感を覚える。竿師時代に怪しげな医者に手術を受けた俺のペニスには秘密があって、亀頭部と胴体の繋ぎ目のすぐ下に、グルリと柔らかいシリコンボールがたくさん埋め込まれているのだ。大人の玩具を連想して貰えば良いが、血の通った生身の男性自身であるから女泣かせの効果は抜群だ。どんなに刺激が強烈でも、ほとんどの女はバイブレータより男のチンポを選ぶだろう。人間は単に肉体的な刺激より、頭で感じる部分が大きいからだ。このイボイボは一見しただけではわかりにくい程度の大きさで、初め俺はその効き目に半信半疑だったのだが、実際に挿入してからわかる改造ペニスの威力は絶大だった。デリケートな女体にとっては大人し過ぎるくらいの仕掛けが良く、うまく操ってやると通常では無理な場所まで刺激してやる事が出来るので、実際に相手の女の反応を見ながら弱点を探り重点的に責めてやると、どんな強情で気の強い女でもヒイヒイ泣き出してドッと潮を吐き出してしまい、俺の改造チンポにメロメロになったものである。

「おああ~っっっ!!! ま、又、イク、いぐうっっ!! も、もう、死ぬ、しぬうう~っっっ!!!」
 
 完全に狂乱の渦に巻き込まれていた麻里の尻からとうとう野太いバイブレータがポトリと抜け落ちたかと思うと、下品な破裂音がしてビチグソが噴出した。排便しながら交わるのはマゾ女にとって最高の歓びであるのがわかっているので、俺が休まずクシャクシャと一際強く腰を打ち付けて改造ペニスでまんこを抉ってやると、麻里は汚物を撒き散らしながらイキまくり、とうとう失神してしまった。

ーーしょーがねえな。これが久美なら叩き起こしてクソの始末をさせるんやが

 排泄に備えてフローリングの床でプレイしていたが、処理しなければいけない。見るとビチャビチャの軟便でほとんど浣腸液のようだ。頻繁に浣腸プレイを行っているから本当は我慢出来たのに、麻里は浣腸して欲しくてあんな嘘を付いたのだ。全く自己中心的な女である。自分が出した汚物の後始末も本人にやらせるのが筋だが、コイツだけは本気で嫌がりぶつくさ文句を垂れるので俺も気分が悪く、さっさと自分で処理する事にしている。そういう女に甘い俺も調教師として問題があると思うが、麻里の前に調教を手掛けていた同じ年代の女は全く態度が違ったのである。久美(くみ)と言うその女なら、自分が汚した所は喜んで掃除したし、俺が後始末してやろうものならひどく申し訳なさがり、「お仕置きして下さい、ご主人様」と殊勝な申し出をしたものだ。いや久美だけではない。俺のセックス漬けにして性の快楽を体に刻み込む調教は、その場だけでもちゃんと情熱を込め自分の肉棒を用いて行っているから、回を重ねる毎に情が通じるようになり、初めは蛇蝎のように俺を嫌っていた女でも、肉体が淫らに変貌すると同時に自然と奴隷らしい態度も身に付くのが常だったのだ。ところが麻里だけは、後始末をしてやっても平然としており、それは自分の役割ではないと考えているか、そもそもそこまで頭が回らない駄目な女なのである。同じ中年女でも久美と態度の違いは歴然としており、俺はもう麻里の調教には辟易としてしまう。持って生まれた性格の悪さまで簡単に調教する事は出来ないのだろう。

ーーボンよ、この女セックス狂いには調教してやったが、性(しょう)の悪さはどうもならへんで。ホンマにこんなババアを囲う気なんか?

 俺には妾にする以外中年のシングルマザーを調教する目的が思い当たらず、依頼人である細川の跡取り息子守男は、こんな性悪女を差し出されたらどう思うだろうか、と心配だった。実は久美もボンの愛妾となるべく調教してやったのだが、彼女と比べると雲泥の差なので、大金を積まれている以上俺としても困るのだ。久美の調教は守男自身でなく父親である先代からの依頼だったが。

 父が息子に愛人を付けてやるなど世間の常識からはかけ離れているようだが、世が世なら俺など顔を上げる事も叶わなかったであろう旧家細川家であれば納得がいく。「ボン」は三十ちょっと過ぎで、当然のごとく母親以外に大勢の女性を囲い腹違いの子供まで作らせている父親を見て育っているものの、今だ独身。先代と大奥様はすでに彼の結婚相手として同じような大資産家の娘を当てがおうとしているが、当の本人は乗り気でなくどうやら他に想う相手がいるらしい。結婚と恋愛は別物で、そんな女は愛人として囲えば良い、と先代なら考えるだろうが、さすがに生きている時代が違うと言う事だろう。そんな守男に業を煮やした先代は、細川家の長男としてのあり方を教えるつもりで、常識では考え辛い女を俺に調教させボンの愛人に当てがった。それが久美なのだが、細川病院で看護師長をやっている彼女は何と、先代が妾に孕ませた娘で守男より5歳上の姉に当たると言うのだから俺も大いに驚いた。腹違いとは言え、近親相姦ではないか。だが細川のような旧家では、妾腹の娘が本家の血筋の男に性的家政婦のような形で仕えるのは良くある事らしく、幼い頃は普通の姉弟と変わる事なく育てられ守男をかわいがっていたらしい久美は、結婚出来る筈のない弟の愛人となって一生仕える事を喜んで承諾したと言う。経済的には何不自由ない生活が保障されるのだから賢明なのかも知れないが、久美の感覚も一般人には理解し難い。

 すでに守男の愛妾になる事を承諾しているのだから俺の出る幕はなさそうだったが、俺と同じく女好きでは人後に落ちない先代に頼まれて久美の性調教を請け負い、女性器だけでなく口やアナルでも存分に男を歓ばせる事が出来るようみっちり仕込んでから、さほど女性経験があるとは思えないボンに引き渡してやったのだ。莫大な金と権力がある男はいろんな融通が利き、先代の差し金で久美はわざわざ俺の住む町内に引っ越して来たため、通って来てくれて楽に調教を進める事が出来た。おまけに麻里の場合と違い、守男にハッキリ姉弟以上の好意を抱いている久美が少しでも彼の気に入られるよう、花嫁ならぬ愛人修行みたいなつもりで調教して下さいと頭を下げて来たのだから、俺にとってはこれ以上ないようなオイシイ話で、全てを仕組んだ先代に相当額の謝金まで貰うのが申し訳なく思われたくらいだ。

 久美は先代が自分の息子の愛人に選んだだけあって、とても気立ての良い女で麻里とは大違い。何しろ毎回必ず俺に手土産を持って来る上、玄関先で三つ指を突いて「どうか、よろしくお願いします」と挨拶するような女性で、調教なんか不必要なんじゃねえか、と思ったほどだ。だがいざ性調教を始めて見ると、久美はほとんど男性経験がない事がわかった。三十代後半だしさすがに処女ではなかったが、性行為自体をとても恥ずかしがってしまう。久美は美人と言う程ではないが愛嬌のあるかわいらしい顔立ちで、男好きする感じの小柄でポッチャリした肉感的な外見だ。セックスパートナーとして見ても魅力的だが、バージン同然のまま「お姉さん」を愛人として当てがわれても、ボンも困るだろう。俺は先代に恩義を感じているので、久美が性的にも素晴らしい女性となれるよう腕によりをかけて調教し、守男に引き渡したのである。性格が良く、俺の事を心の底から「ご主人様」と呼んで情熱的な奉仕をしてくれるまでに成長していたので、手放すのが惜しいと思えたくらいだった。

 さて、こうして気が進まない中調教を続けていた麻里を、守男はやはり自分の女として引き取っていく。俺は内心ホッとしながら、ボンは先代と違って女を見る目がないのではないかと疑ってしまった。だがやはり美人でもないシングルマザーを調教させた守男には別の意図があったのである。俺の手を離れてから一週間くらい後、土産の一つも持たずなぜか俺の家を再訪した麻里は、とんでもない事を言い出した。

「何しに来やがったねん。もうオメエは細川の女やろうが」
「いえ、それが……内々にお願いしたい事がありまして……どうか守男様には内緒でお願いします」

 何も言う前から「守男に内緒」と言い出す時点で、クサイと思った。誰にも言えないような仕事を請け負って来た俺のカンが、逆に守男の企みではないかと疑わせたのだ。表立って依頼しにくい、他人に洩れると不都合な仕事を、他人の口を借りて依頼する。社会的立場や地位のある男がよく使う手ではないか。そして麻里の口から出た言葉は、俺のカンが正しい事を裏付けるような、不道徳であり得ないものだった。

ーー何い!? 選りに選って、何つう事を……

 麻里は何と娘を抱いて女にしてやってくれ、と俺に頼んで来たのだ。「ありさ」と言う麻里の娘はまだ中学生の筈だ。狭い町内で会長をやっている俺はその娘とも何度が言葉を交わした事があり、母親に似ず華奢で純朴なかわいらしい娘だと思っていたが。俺は否定されても疑念をぶつけずにはいられなかった。

「何で又……守男に頼まれたんと違うんか?」

 もう俺の中ではイヤな結論がほぼ付いていた。ボンはこのクソババアでなく、ピチピチの娘を狙っていたのだ。

「いえ、ですから守男様は関係ありません! 母親の私からのたってのお願いです。娘のバージンをお上手な羽黒様にぜひ破って頂きたいと」
「アホ抜かすな! どこの世界に自分の娘を汚させる親がおんねん!」

 俺はかなり本気で麻里を叱り付けた。陰で糸を引いているのがボンである事を確信していたが。しかし、麻里は簡単には引き下がらなかった。

「お願いします! お礼のお金も弾みますので」
「その金は誰が出す、言うねん? 守男とちゃうんか?」
「い、いえ、違います。本当に守男様は関係ないんです」
「誰がそないな話信じられるかいな! 帰りい!」

 間違いなかった。シングルマザーの麻里に金の余裕などある筈がない。守男は初めから、とうが立った中年女になど興味はなく、娘のありささんに白羽の矢を立てていたのだろう。病院からそう遠くないこの町に実の姉で愛人の久美を訪ねて来た際に、彼女を見掛けて邪念が生まれたのではないだろうか。ボンがロリコン趣味とは知らなかったが、俺にもその気があるから良くわかる。日本人男性は高確率でロリコンであり、小学生以下なら少ないだろうが、制服を着た中高生女子に欲情を覚えてしまう男はむしろ多数派だろう。だがその欲情を実行に移せば立派な犯罪だ。だからボンはこんな回りくどい手を使って来たわけか。あいつは俺の性分も良く知っており、絶対未成年女性に手を出したりしないと知っている筈だ。そこで母親を通じて俺に働き掛けて来たのだろう。一体どれだけ金を積んで、この馬鹿女に娘を売らせようとしたのだろうか。

ーーボンよ、バレバレやで。親父さんへの反発か? ホンマにお前は小さい男やな

 俺は守男が立派過ぎる父親にコンプレックスを抱き反発している事もよく知っている。先代は人望が厚く皆から敬慕されていて、本妻以外に多くの女性を囲い子供まで産ませても文句を言われないような男だ。だから父に決められた結婚相手を渋っているのだろうし、愛人一号として実の姉を当てがわれたのも面白くなかったのではないか。そこで先代が知ったら絶対に激怒するであろう、未成年女性にあえて手を出してみた………俺がそこまで勝手に推測した時に、麻里が今度こそ俺の予想もしなかったセリフを吐く。

「どうしてもイヤだと言われるのなら、私にも考えがございます」
「何やて?」
「あなたを婦女暴行で警察に訴えます」
「アホ抜かせ! オメエもさんざん喜んどったやないけ!」
「でも初めは間違いなくレイプでした。抵抗したのに、無理矢理縛られて」
「本気で言うとんのか?」
「はい。今すぐ」
「おい、待て!」

 玄関先でも押し問答の末、警察に訴えると捨てゼリフを吐いて去ろうとする麻里を、俺は呼び止めずにはいられなかった。コイツはやはり性根の腐った最低の女だ。だがほとんどは泣き寝入りしてしまうと言われる婦女暴行を、羞恥心のかけらもなさそうなこの女に告発されてはタダではすむまい。強姦したのは確かなのだから。

「守男は何て言うとるねん?」
「あの人は関係ないと何度言ったらわかるのですか」
「関係あるがな。オメエを犯らせたのは、守男やないか」
「さあ、そんな事私は知りません。だけどきっと私の味方に決まってるわ」

 あくまでシラを切りながら、勝ち誇ったように言う麻里。実に腹立たしいが、麻里の脅しを無視するには、俺は細川家の力を知り過ぎていた。

ーーこりゃ意地を張っても勝ち目はねえな

 かつてこの地を支配した豪族で今も権勢を誇っている細川一族だ。大都会ならいざ知らず封建的な田舎の地で彼らに逆らうのは自殺行為に等しく、俺は婦女暴行犯に仕立てられて人生終わりだろう。守男の指示だと言ったって誰も聞いてくれまい。細川の影響力は地元の警察権力や反対に暴力団にまで及んでいるのである。逮捕どころか人一人抹殺する事だって可能だろう。先代は無論そんな無茶をやらかす男ではなかったが、随分と顔が広く警察署長や暴力団の組長にまで通じていた事を俺は知っている。癪に障るが、ここは潔く負けを認めるしかあるまい。

「娘をヤってええんやな?」
「はい、女の歓びを教えてやって下さい。私にして下さったように」
「そううまくいくもんかい。ありささんはバージンやろうが?」
「だと思います。ではすぐに呼びますので」
「待て、気が早えよ。まさか娘もレイプしろ、ってわけやなかろう」
「強力な睡眠薬を手に入れて来ましたので」

 どうせ本当の事は言わないだろうから、その薬の入手方法は聞かなかった。ボンの差し金で細川病院を通じたルートに決まってる。実は俺も先代の時代から、通常では手に入らない劇薬に近い睡眠薬、媚薬、浣腸液の類を融通して貰い、女の調教に重宝しているのだ。俺が望めば細川病院や暴力団を通じたルートで、非合法な麻薬、覚醒剤などのヤバい薬だって手に入る。かつて暴力団の竿師だった頃には、どうしても大金を作らせなければならない女を薬漬けにして外国に売り飛ばすなどと言う阿漕な人身売買に荷担させられた経験すらあるのだ。愛人を薬物中毒にしても意味がないから、組から抜けて細川専属調教師のような身分になってからは、一切中毒性の麻薬類を使ってはいないが。俺がアッサリ暴力団から足を洗う事が出来たのも、もちろん顔が利く先代のおかげである。

 仕方ないので俺は麻里と実の娘の処女を奪う計画を相談した。ボンに大金を積まれたのだろうが、麻里は中学生の娘ありささんを還暦も近い俺に犯させる事に些かの躊躇いも見せず、むしろ大いに乗り気な様子である。守男は無関係で自分から俺に依頼するフリをする関係上演技しているのかも知れないが、金に目が眩んでいたいけな娘の処女を売ってしまうとは何ともひどい母親であり、俺にレイプさせてそれをネタに未成年の娘を陵辱すると言うさらなる違法行為への荷担を強要するとは正に「毒婦」と呼ぶに相応しい女である。が、麻里と話を進めていると俺の頭にはもう一つ別の可能性も浮かんで来た。

ーーコイツ、ホンマは実の娘を男に抱かせて興奮する、ド変態なのかも知れへんな

 何しろ麻里は強力な睡眠薬入りの菓子を食わせて昏睡した娘を緊縛して俺が女にしてやる時、ありささんの陵辱を自分にも手伝わせてくれと言うのである。まともな神経の母親なら娘にレズまがいのエッチな行為をやりたがるわけはないから、そういう不道徳で歪んだ欲望を持った女としか思えないのだ。もしかすると何日も掛けた俺の濃厚なセックス漬けの調教で、コイツの中に眠っていた変質的な近親相姦願望が目覚めてしまったのかも知れない。こんな母親を持ってしまった娘のありささんには気の毒だが。

 こうして俺が覚悟を決めてからとんとん拍子に話が進み、ヒステリックな母親に呼び出されて学校帰りのありささんは俺の家までノコノコやって来てしまった。セーラー服に三つ編みのお下げ髪と言う一昔前の女学生みたいなルックスで、大人しく純真そうなありささんを貶める事にひどい罪悪感を覚えながら薬を盛り、眠りこけている間に母親の麻里と協力して革製の拘束具が取り付けられた調教用ベッドの上に身動きが取れぬよう緊縛していく。と言ってもまだ縄は使わない。正直面倒臭いし、女が十分マゾ気分に染まって来た所で全身に縄緊縛を施し、あらぬ箇所を含めた体中にソフトな縄がキリキリと喰い込んでおぞましくも甘美でエロティックな刺激を加える歓びを教えてやるのが俺の流儀なのだ。

「口は塞いでやって下さい。余計な言葉は聞きたくないから」
「服は着せたままで、目が覚めてからじっくり恥ずかしい格好にさせていきましょう」

ーーち、コイツマジキチでやがる。どんだけド変態な母親やねん。ボンは無関係ちゅうのも、あながち嘘ちゃうかも知れんで

 俺は実の娘の強姦陵辱にノリノリで、いちいちウルサイ麻里の要求を聞いてやりながら、これはボンが裏で糸を引いているのだと言う確信が揺らいで来た。本当に金を積まれて強要されたのでなく、自分の意志で娘を辱め処女を散らしてやりたいと言う邪な欲望をぶつけて来たのだとすれば、麻里は救い難い破廉恥な母親であり、いずれにしてもありささんが不憫でならない。だがいざ完璧に大の字拘束を施してしまった可憐なセーラー服の女子中学生を見てしまうと、ロリータ嗜好も強い俺はこの娘を優しくいたぶってバージンを破り、なおかつ性の手ほどきをして歓びを教えてやりたいと言う欲求がムラムラとこみ上げて来てしまった。が、同時にこんないたいけな少女に、仮にも母親である麻里が進んで自分をレイプさせレズろうとしてしていると言う過酷な現実を知らせても良いのか、と言う良心も激しく疼く。成り行き上強姦して処女を奪うのは仕方ないとしても、せめて母親がその黒幕である事だけは隠しておいてやるのが人情ではないか。母一人子一人の母子家庭なのに、唯一の肉親である母親の本当の姿を知ってしまったら、ありささんは一生消えない心の傷を負ってしまうに違いない。

「おい麻里、ハダカになるんや。縛ってやるからわてに無理矢理やらされとるんやと言う演技をせえ」
「はあ? わかりました、脱ぎます」

 麻里はさっさと服を脱ぎ捨てながら、俺の真意が掴めないようで怪訝そうな表情を見せる。少しでもありささんのショックを和らげてやろうと言う俺の気持ちが伝わらないらしい。俺はこの性悪で鈍感な馬鹿母に対する嫌悪を新たにしてしまったが、ともあれ麻里にとってはおなじみの亀甲縛りに全身をギチギチに緊縛してやる。股間までキッチリ縄を食い込ませ、後ろ手錠やリード付き首輪まで嵌めてやる大サービスで、緊縛を終えるとどMの麻里jは目をトロンと潤ませ、久しぶりの縄の感触に酔っている様子だった。そして最も縄がきつく食い込んで来る正座にさせると、案の定麻里はせわしなく腰を揉みマンコに食い込む縄の快感を貪り始める。全くスケベな女だ。男女の行為すら知らないであろうありささんには、こんな母親の姿はショックかも知れないが、俺が悪役になり母親も無理矢理淫らな行為を強要されているんだと思えば、多少は諦めも付くのではなかろうか。少なくとも母親が自ら進んで自分を性的にいたぶって来ると言う悪夢よりはましだろう。

「娘を起こすからな。ええか、絶対にガッツクんやないで。わての命令でいやいや娘に悪戯するフリをせえ」
「はい、ご主人様」

 大好きな縄緊縛のおかげか、ボンに引き渡す前の調教時に戻って従順な姿を見せる麻里に安心した俺は、ありささんの肩口のツボを刺激して覚醒させた。するとウ~ンと呻いたが、麻里のリクエストで口にはガムテープを張っているから言葉にはならない。

「目え覚めたか? ありさちゃん。アンタ、かわいそうやがヘンタイのおっちゃんに捕まったんやで。お母ちゃんと一緒にエッチな事したるで、ええか?」

 下の名前で呼んだが、彼女は町内会長とわかっている俺に会うたび礼儀正しく挨拶する良い子で、何度か言葉を交わしその程度には親しくなっていたのである。もちろん母親と俺の関係を知っているわけはなく、関西なまりで気安い町内会長のおっちゃんだと思われているはずだ。俺の言葉に、初めはつぶらな瞳をパチクリさせて驚いた様子だったが、「エッチ」と言う言葉を聞くとサッと顔面に朱を散らし、イヤイヤと首を振ると恥ずかしそうに目を閉じてしまった。実に初々しく、イジめてやりたくなってしまう反応である。

「目えつむったらアカンで、約束や。一回毎に着とるもんを一枚脱がすからな」

 俺がそんなご無体な事を言い、濃紺のセーラー服の胸元のリボンを外してしまうと、ありささんは仕方なくパッチリオメメを見開いた。

ーーゲッ! 何つうかわいい子や………アカンアカン、俺が好きで強姦するのとは違うんやで

 するとバッチリ目が合ってしまい、俺は年甲斐もなく「いたいけな美少女」と言う手垢に塗れた表現がピッタリのありささんにドキッとしてしまった。「毒婦」麻里の娘とはとても思えず、恐らく別れた父親似なのだろうと勝手に判断したが、整った美人顔にきちんとした三つ編みでサラサラのお下げ髪が激しく俺のロリ嗜好を煽り、麻里の脅迫に屈して心ならずもレイプしようとしている筈の俺は立場を忘れそうになって反省した。

「ありさちゃんはボーイフレンドがおるんか? 答えんかったり目え閉じたら、又脱ぎ脱ぎやで」

 無反応だったありささんの白い三つ折りソックスを片側奪うと、いいえ、と首が振られた。

「それじゃ、男の人とエッチした事もあらへんのやな?」

 ウンウンと頷くありささんに、俺は下半身を脱いで嫌らしい肉の塊を見せてやった。

「ありさちゃんがあんまりカワイイから、おっちゃんのチンチン、こがいに固うなっとんやで。コラコラ、目えつむったらアカン、言うたやろ?」

 もう片足のソックスも失ってしまったありささんは何とか目を開けて、俺の勃起ペニスを怯えた目で見つめる。これまでいくらハタチ前の女子学生に惹かれても絶対に手を出さなかった俺は、困った事に新鮮な興奮が抑え切れず理性を失いそうになっていた。長年女蕩らしのプロを自認していた調教師の俺にとっても、初めて経験する未成年、それも中学生の美少女と言う禁断の果実は危険な魔力を秘めていたのである。そして又たとえ「毒婦」であっても、緊縛した実の母親が見つめる前で娘を陵辱する背徳性も俺を野獣に駆り立ててやまず、ありささんの視線に反応してビクビクと強烈に脈動するチンポを真っ赤に火照った顔に近付けると、ピシャピシャと叩いた。

 ありささんはもう目を白黒させて、生まれて初めてと思われる男のモノの感触に困惑している様子。いきなり泣きベソをかかれたらどうしようと思っていたが、どんな女でもヒイヒイ泣かせるソフトイボで亀頭の下が奇妙に隆起した俺の改造ペニスも、何も知らないだけにまだそれほど恐怖の対象ではないのだろう。中三だから男性器がどんな働きをするのかくらい知識はあるだろうが、自分のカラダの柔らかい部分に押し入ってくると言う実感がわかないらしい。だが目を反らさぬよう懸命に見つめる女子中学生の視線を強く感じると、こんなオアソビでも俺はますます興奮し肉棒が爆ぜんばかりに硬直してビュッと少し先走り液まで出てしまった。俺は麻里の希望は無視して、口を塞いだガムテープをありささんが痛くないようゆっくり慎重に剥がして聞いた。

「どや? おっちゃんのチンチンに触れた感触は。正直に言うんやで」
「あ、熱くて……カタイ、です」
「せやろ? ありさちゃんみたいなカワイコちゃんを見ると、男のチンチンはこうなるんや、よう覚えとき」

 俺がそんな事を言って離れると、ありささんはホッと安堵の表情を見せる。男を知らないバージンだけに、もうドキドキものなんだろう。こんないたいけな娘の初めての相手が、父親どころかおじいちゃんと言ってもおかしくない年齢のオヤジで、しかもレイプだなんて。だがもう引き返すわけにはいかない。次に俺は言われた通り大人しく黙って正座している母親の方へ向かった。

「ありさちゃん、お母ちゃんの方を見るんや」
「イヤッ!」
「ありさ、ダメよ。恥ずかしいけど、ちゃんとママを見ないと」
「アカン子やなあ。いちいち目えつむっとったら、すぐに脱ぐもんがのうなるで」

 麻里も俺が仕組んだ羞恥プレイに乗って芝居掛かった口調で声を掛けるが、母親が全裸に縄掛けされ首輪や手錠まで嵌めて拘束されているのは刺激が強過ぎて、とても正視出来ない眺めだったろう。目を閉じてしまったありささんを俺は見逃さず、夏服セーラーのブラウスをゆっくりと脱がせてしまう。するとアンダーシャツの下からまだあまり膨らんでいない乳房を包む白いブラジャーが透けて見え、俺はこの幼いカラダにむしゃぶりつきたいと言う衝動を何とか抑えて、再び麻里の方へ戻った。

「さ、お母ちゃん。娘にエッチのやり方を教えたれ。わてのをおしゃぶりするんや」

 俺がありささんの視線を気にし、死角にならないよう体の位置を工夫してから勃起ペニスを突きつけると、麻里は従順に口を開けてくわえ込み、ジュバジュバと卑猥な水音まで立てながらヘタクソなりに一生懸命口を使い始めた。無理矢理と言う設定にしては積極的過ぎる気もしたが、ありささんにとっては十分過ぎる衝撃的光景だろう。チラリとうかがうと、ありささんはどうしても耐え切れず目をつむってしまい、すぐに勇気を出して又見開くと言う健気な頑張りを見せていた。どんなに抵抗してもそのうち全裸に剥かれて、俺のペニスを処女のマンコに突っ込まれてしまう運命なのだが。気付くと、小声でイヤ、イヤよ、とつぶやきながら母親の口唇奉仕を見せ付けられるありささんの目に涙が光り、とうとう半ベソをかき始めている。するとヘタクソな麻里の口の感触がいつになく俺の興奮を誘って心地よく感じられ、ムラムラと尻の辺りから射精欲求が込み上げて来た。俺はそのまま衝動に任せてドッと精を放つ。いつもの麻里の調教では、無理に自分を高めて口内射精してやったものだが、自然に出てしまったザーメンは自分でも意外な程大量で、慣れている麻里も受け止め切れず口の端からこぼしてしまう程だった。

「お母ちゃん、ゴックンやでゴックン、一滴もこぼしたらアカン。ええか、ありさちゃん。これはエッチしてくれる男の人に対する女の人の挨拶みたいなもんや。出してもろたら、全部飲み干すのが礼儀やねんで」

 さすがにショッキングだったと見えて、エ~ンと泣き始めてしまったありささんだが、俺はもう容赦なく麻里の後始末もそこそこにして、又一枚服を脱がせに行った。

「いっぱい目えつむっとったな? まあ、上だけで勘弁しといたろ」
「イヤッ! いやあ……」
「約束やからしゃあないな。観念するんや」

 約束も何も俺が勝手に押しつけたのだが、マゾっ気の強い女は強く出られると自分が悪いのだと納得してしまい、いつの間にか男の言いなりになってしまうものだ。大人しく素直なありささんはやはりそういう性質らしく、俺が自分勝手な理屈で上半身を裸に剥いていくと、イヤイヤと口では抗って見せるが目に見えて悪あがきが収まり、諦めたように身を任せ始めていた。「イヤよイヤよも好きのうち」とは女のマゾ性を言い当てた名言だと思う。

ーーこれが中学生の乳か。こりゃタマランな

 純白のブラジャーまでむしり取って露わになったありささんの乳房はAカップだろうか。中三だしさすがにガリガリではなく、女らしい丸みを帯び膨らみ掛けたプリプリのおっぱいはまだ固く弾力がありそうで、中年女の熟れ切って垂れ下がるデカパイを見慣れた俺にはこよなく新鮮で、涎がこぼれそうな程魅力的だった。そして彼女のとんでもない生理現象を発見した俺は、思わずチンコがググッと勃起していく気分になった。

「ありさちゃん、どないしたんや。ココがえらい固うなっとるで」
「あ、ダメッ! イヤッ!」
「ははあ。さては興奮してえっちい気分になってもうたんやな。縛られて恥ずかしい事されるのが好きなんやろ? 顔に似合わんおませな子やで」
「ち、ちが……ああんっ!」

 何とありささんは小さな乳房の先端をはっきりピンと屹立させて、フルフルと慄わせていたのだ。俺はまだ手を出すのは控えるつもりだったのに、そのあまりにも蠱惑的な眺めに負けて指でソッと両乳首を摘んでやった。すると思った通り石のようにコリコリにさせていたありささんは、すっかりうろたえて悩ましい声を発し、俺がさらに摘んだ指を軽く動かして刺激すると完全なエロ声が出てしまう。俺が指摘した通り汚れを知らぬお人形さんみたいな容姿の美少女の意外な「おませ」さんぶりに、すぐにでも襲い掛かってしまいたい衝動に駆られてしまった。

ーー縛られてお母ちゃんがチンチンをチュパチュパするのを見て興奮したんやな。この子、ホンマに顔に似合わへん、エッチでどMなのかも知れんなあ。お母ちゃんがお母ちゃんやし

 男を知らずまだコドモの体型をしたありささんなのに、ハッキリ欲情してしまった証の乳首の勃起とその感じ易さに、俺は目を瞠り、純真無垢で男女の事は何も知らない少女だと言う彼女に対する見方を修正した。だが、このありささんにとっては死ぬ程恥ずかしいであろうカラダの反応には理由があったのである。俺がありささんの勃起した両乳首を摘んだままその感触を楽しんでいると、後ろ手錠を掛けられ股間に喰い込む亀甲縛りを全身に施された麻里がヨチヨチとにじり寄って来て、娘に聞こえぬよう小声で耳打ちしたのだ。

「さっき、睡眠薬と一緒にエッチになる薬も入れましたから」
「何やて!」
「そのお薬はこの所毎日飲ませてます。おかげでこの子ったら、オナニー覚えちゃったみたいで」

 媚薬まで飲ませてしまったのだと言う。睡眠薬同様、市販されているものなど足下にも及ばない強烈な催淫効果があるものに違いなく、やはり守男を通じて入手したのだろう。異常な欲情に負けた娘が自慰行為に耽ってしまった事まで嬉しそうに報告するバカ母に呆れながら、俺はこの件にボンが絡んでいる事を再度確信する。そして乳首を摘んだまま、ありささんに嫌らしい質問をした。

「ありさちゃん、ホンマはオッチャンとえっちしとうなったんやろ?」
「そんなわけありません!」
「ほうかあ? それじゃココも調べさせて貰おうか」
「ダメです! ダメえ~っ!」

 俺がスカートの下まで調べようと、片手で乳首を弄りながらもう片手を伸ばすと、ありささんは早くも快感に酔ったような悩ましい鼻声で激しく拒絶する。いかに媚薬を含まされたと言え、母親譲りの淫らなカラダを持っているようだ。そして専用ベッドの拘束は頑丈で、華奢なありささんがいくらもがいてもビクともせず、スカートの下に易々と俺の手の侵入を許してしまう。

「おやあ? 中学生にもおもらししたんかいな。パンツがビチョビチョや」
「ち、違います」
「ほう? ではやっぱエッチしとうなったんやな。ありさちゃんのオマンコが男を欲しがって、えっち汁を垂れ流しとんのやで」
「い、いえ……やっぱりオシッコです」
「どっちやねん」

 真面目なありささんの長いスカートの中は、本当に失禁したようにパンツが濡れて冷たくなっていた。考えてみれば俺は未成年少女も処女も経験した事がない。男を知らない中学生女子でもこんなに感じ易く、カラダを疼かせアソコを潤わせてしまうものか、とひどく新鮮な感激を覚え、紅生姜みたいに真っ赤になったありささんがしどろもどろで誤魔化そうとするのに激しくそそられてしまった。だがそこは年の功、ガッツいていきなりバージンを貫くなんて無茶はしない。出来るだけ時間を掛けて優しく丁寧に扱ってやり、ありささんの処女喪失の恐怖と現実の苦痛を和らげてやるのだ。それに、娘の開発に参加させてくれと言った麻里の不道徳な願いも聞いてやらねば。ここでアッサリありささんのカラダから手を引いた俺は、近くに来ていた麻里の首輪のリードを引っ張り、わざと大声を出した。

「オラッ! お母ちゃん、わての言う通りにせな、いてまうで! 今から娘がどんだけオトナのカラダになったか、オメエも一緒に調べるんやで」
「は、はい、ご主人様」
「ママ!?……イヤッ!」

 せっかく心ならずも無理にやらされているフリをさせるため乱暴に怒鳴ってやったのに、麻里は嬉しそうに答えやがる。人の気持ちが伝わらない愚鈍な女だ。だが、母親が奴隷のように扱われ「ご主人様」などと言う言葉を口にするのを目にしたありささんは十分ショックを受けたようで、次に行われる二人がかりのボディーチェックの意味がわかると、引き攣った悲鳴を上げる。全くかわいい子だ。

「痛うも痒うもないさかい、心配せんでもええ。オッチャンとママが、アンタのカラダの発育具合を調べたるだけや」
「イヤッ! 怖い……」
「大丈夫や。オッチャンは女の子とエッチするベテランやからな。初めてでも、ごっつうええ気持ちにしたる」

 俺は黒いアイマスクを持ち出してありささんの両目を隠した。それだけで恐怖を口にし、ガタガタと大きく慄え始めたありささん。スベスベの生白い上半身の裸体に、ゾワゾワと鳥肌が立っていくのがわかる。視覚を奪われた人間の触覚は平常よりはるかに研ぎ澄まされてしまい、ヘタクソな愛撫でもテクニシャンと変わらぬ威力を発揮するだろう。だから麻里のように粗野な女のいたぶりでも、媚薬で発情し目隠しでさらに全身が感じ易くなってしまったありささんにとっては、俺のような色事師の手管と遜色のない脅威となって、アヘりまくってくれるに違いない。しかも相手は実の母親と、おじいちゃんのような年齢の白髪オヤジだ。絶対に感じてはいけない状況で、心ならずも性感を乱され悶絶してしまう美少女を想像しただけで、俺のイチモツはまるで若い頃のように元気になり、腹の皮を突き上げるほど急角度でそそり勃っていった。

ーー若い頃なら後先考えず突っ込んで、後悔しただろうな

 目隠しされても整った美貌のカワイコちゃんぶりがうかがえる、ありささんの小ぶりだがポッテリと肉厚の唇が、イヤだ、怖い、やめて、などと小声で救いを求めているが、俺はその口にチンポを捻じ込んでやりたい。さらにバージンのまんこにも、と言う男なら当然の衝動がムラムラと突き上げて来るが、処女を強姦してしかも女の歓びを覚えさせてやると言う欲張りな野望を目論む俺は、慎重には慎重を期して事を運ばねばならない。そこでまず俺は彼女のかわいらしい口を、本物の前に代用品で塞いで練習させる事にした。

「今からじっくり調べたるけど、ありさちゃんはもうエッチい気分になっとる筈や。もっと素直にならんとアカンで。せやから、うるさいオクチは、ええもんで塞いだる」
「イヤッ!」
「何でもイヤイヤ言うて、聞き分けの悪い子や。さ、何も怖ないからオクチをアーンするんや、アーン」
「ありさ! 会長さんの言う事を聞きなさい」

ーー間違いない。この子もマゾやな

 目を塞がれ何をされるかわからない恐怖で激しく慄え涙声で嫌がりながら、俺や母親に言われるとあんぐり口を開けてしまったありささんを見て、俺は母親同様彼女も被虐を歓ぶMの資質を持っている事を確信する。どうしても拒絶するなら、鼻を摘まんで無理矢理開かせた口に捻じ込む強硬手段を考えていたのだが、押しに弱く強く言われると従ってしまう性質の女の子なのである。俺は手にしていた秘密兵器を、大きく開けてしまったありささんの口の中にガッツリ含ませていった。

「わかるか? ありさちゃん。これは男のチンチンの形をした、バイブっつう楽しいお道具やで。学校で習わへんかったか?」
「ムウ~ッ!」

 俺が軽口を叩きながら口一杯にくわえさせてしまった男根型バイブレータに喉奥を突かれる苦しさに呻くありささん。だがその苦しさも、マゾ娘にとってはいつか歓びに転化してしまう事だろう。そして専用ストラップに取り付けたバイブを口に嵌めて、後頭部に回したストラップのホックを掛けてしまうと、ボールギャグ(口枷)ならぬ「チンポギャグ」と化すのだが、この男根型バイブレータには秘密があった。

「オクチいっぱいにくわえた気分はどや? 初めは苦しいやろが、そのうちエッチい気分になって男が欲しゅうなるんや。なんせコイツはオッチャンの本物のチンチンで型取ったバイブやねんで。後でオッチャンの生チンをしゃぶらせたるさかい、予行演習や思て、しっかり味わいや」
「凄い……」
「何やお母ちゃん。オメエには、まんこやケツの穴にさんざん使うてやったろうが」
「でも、こんな使い方があるなんて」

 麻里がヒソヒソ声で感心したような事を言う。この自分のペニスで実際に型取って作ったバイブレータは、長年女の性感調教を手掛けて来た俺が開発した秘密兵器だ。アタッチメントになっているので、股間を管理する貞操帯の裏地に付けて麻里には使ってやったのだが、それを娘のありささんには口枷として使用したわけだ。

 女のカラダは本能的に男性器を歓ぶように出来ているわけで、男根型を性感帯に装着していればその形になじんで、その男のペニスを受け入れると意思とは無関係にカラダが歓びに打ち震えるよう条件付けされてしまう。しかも遠隔操作出来るバイブレータなので、効果抜群だ。麻里やその前に調教した久美には一日中取り外せない貞操帯の中に仕込み時々振動させて快楽を染み込ませ、前の穴も後ろの穴も俺のペニスの虜にしてやったのである。もっともこの2人は俺に何でも服従する隷属意識が確立した頃から、違う男の形のバイブレータで同様のカラダの条件付け調教を施している。それは俺の調教が完了した後で引き渡して、彼女達の本当の「ご主人様」になる依頼人、つまり「ボン」こと細川守男のペニス型だ。

「ホラ、こんな事も出来るんやで」
「んんんっっ!!」
「女の子は男の人のチンチンをおしゃぶりすると嬉しゅうなって、オクチの中まで気持ちよう感じるようになるんやから、、しっかりそのブルブルを味わっとき、ありさちゃん。ウソやないで、だんだんエッチい気持ちになって来る筈や」

 俺はリモコンでジーと小刻みな振動を与えてやり、目を白黒させて呻くありささんに暗示を掛けるように言い聞かせた。口の中まで感じるなんてマユツバだと思うだろうが、男のモノを含まされてると思えばマゾ女は興奮して本当にエロティックな快感を覚えてしまうものである。そしてこんな経験を続けられれば、どんな貞操観念の固い女でも男好きの淫乱に変身してしまうだろう。処女のありささんにも通用するかどうかは、まだ不明だが。

「麻里っ! オメエは上の方の担当や。コイツでくすぐったれ」
「はい、ご主人様」
「んんっっ!!」
「アホみたいに、いきなり乳をくすぐるんやないで。娘がその気になるように、じっくり時間を掛けてコチョコチョや。まず耳の後ろをくすぐったり」
「わかりました」

 人妻だった麻里はこんな手間暇掛ける事なくいきなり犯してやったので、万事要領が悪そうなこの女に俺は性急になってありささんにガードを固めさせぬよう入れ知恵してやったのだ。さっそく手錠を外した母親に両耳の後ろを二本の毛筆で触れられたありささんは、そのくすぐったい感触から逃れようと、ガクンと大きく顔をのけぞらせるが、ガッチリ拘束されており二本の筆に挟み撃ちにされて逃げ場はない。耳からうなじの辺りを母親の持つ筆に撫でられたありささんが、振動するペニス型を嚙み締めながら悩ましい呻き声をしきりと洩らし始めると、俺は華奢なカラダの割にムチムチして「女」を感じさせる、彼女の割り裂かれた両肢の間に陣取って声を掛けてやった。

「耳がえらい感じるみたいやな。アンタがえっちな子である証拠やで、それは」

耳やうなじはたいていの女性にとって泣き所の性感帯であるが、男を知らないバージンの中学生にそんな知識はないだろう。だがコツを掴んだらしい母親の麻里の手で顔の側面をソフトに筆責めされるありささんは、早くも参り切った様子でチンポギャグから洩れる淫声を熱く昂らせて悶絶していた。そこで俺はいよいよ下半身側の筆嬲りを開始する。

 目隠し拘束で体中を4本の筆でくすぐり責めされると想像して欲しい。これがいかに堪らなく強烈な性的拷問であるかわかるだろう。くすぐられる側は次にどこを責められるか予想が付かないのでガードが隙だらけになるし、責め手側は女の反応を見ながら辛そうな箇所を重点的にいたぶってやれば良いのだから。そしてくすぐり効果が最大限に発揮されるようバサバサに穂先を崩した毛筆は、人の指では不可能なデリケートタッチを可能にするので、男性経験が乏しく警戒して身を固めようとしている女のカラダを開かせるのにうってつけの責めである。実は処女同然だった久美にはこの拘束毛筆責めを味わわせてやったのだが、途中から四十近い中年女とは思えない愛らしいよがり泣きを始め、すっかりグショグショに潤ってしまった秘所に俺のチンポをぶち込んでやると、恐らく生まれて初めてのエクスタシーに何度も立て続けに達してしまったのだった。

 母親に含まされた媚薬でパンツを汚す程欲情してしまっているとは言え、ありささんは処女の中学生である。久美のように易々と男を受け入れてくれるとは思えないが、出来る限りの下準備をしてやるつもりで、俺はまず裸足の指を一つずる開かせ、汗で湿った柔らかい指股に毛筆を這わせた。するとありささんはそんなカラダの末端部がくすぐったさでピクピク痙攣し、次第に何とかガードしようと指に力を入れて閉じる無駄な努力をするようになったのである。彼女にとってはくすぐったいだけのつもりだろうが、くすぐったさは性の歓びと表裏一体の感覚であり、容易に悩ましい性感に転化してしまう。そして足指の股は、実は強烈な快感をもたらす泣き所である事が多いのだ。

「おい、お母ちゃん! 脇の下は念入りにくすぐったれや。よしよし、ありさちゃん。アンタはカラダ中感じ易い、エッチい子みたいやな。オッチャンが今からかわいいアンヨの感じるトコを探ったるで」

 俺は麻里に脇の下と言う急所を重点的に責めるよう指示を下し、足指の股でズキンと感じてうろたえるありささんの白くて細いがムチムチの脚に二本の毛筆を這い回らせた。するとありささんはまるで陸に上がった魚のようにビクンビクンと大きな反応を示す。せっかく目隠ししてやったのだから、次に責められる箇所を予測させないよう、チョコチョコとくすぐる部分を変えてやると、打てば響く楽器のように感じ入ってしまうようだ。そして特に敏感な性感帯を発見すると、そこは集中的に刺激してやるし、何度も戻ってしつこく弄り回して(ココが君の弱点なんだよ)と教えてやるのだ。俺はもう無垢で可憐な中学生をイジめる楽しみに夢中になって両脚の付け根付近まで筆を這い回らせたが、麻里の方もくすぐり焦らし責めのコツを飲み込んだようで、乳房を外して上半身のあちこちをくすぐっている。これではいくらありささんが平静を保とうとしても無駄で、子供っぽい女子中学生とは思えない悩ましい呻き声を盛んにくぐもらせながら、振動する俺のチンポ型バイブ嚙み締めさせられる口元から、だらしなく大量の涎をこぼして悶絶していた。きっとあまりのくすぐったさと忍び寄る性的興奮で頭の中がピンクにぼやけ、何もまともに考えられない状態ではないだろうか。だが彼女にとって過酷な筆責めはまだまだ序の口の色責めに過ぎず、お楽しみはこれからだ。

ーーよしよし、ええ感度しとるの。オッチャンが優しくバージンを破って、今日一日でおちんちん大好きなエロ娘に変えたるからな

「お母ちゃん、まだ乳に触るんやないで。わてがマンコを直にくすぐるのに合わせるんや、その時まで乳は楽しみに残しとき」

 既に10分以上経過しただろうか? 普通の性行為では乳房や性器以外をこんなに長時間愛撫する事はないだろうから、麻里に早まらないよう声を掛けたのだが、このバカ母も娘が何でもない箇所で感じてしまうのが楽しいらしく、脇の下から脇腹だの二の腕だの、上半身のさまざまな部位に二本の毛筆を使ってありささんを悶死させていた。こうして男を知らない美少女に全身が感じてしまうと言うカルチャーショックを嫌と言うほど味わわせてから、俺は今だ身に付けている濃紺のスカートをめくり上げ、股間に貼り付くびしょ濡れパンツの瀬戸際まで筆を遊ばせた。

「ありさちゃん、おもらししたせいでビチョビチョやの。おパンツがスケとるで。おまんこの形がバッチリや、イヤらしい子やなあ」
「んっ! んん~っっ!!」

 俺が股間に糊付けされたようになっていた白パンツをしげしげと眺めて、まだあまり濃くない陰毛や女性器の形が透けて見えるのを鑑賞してから、筆で浮き上がったオマンコの形をなぞってやると、一際大きな悲鳴をくぐもらせて悶えるありささん。嬉しい事に処女なのに彼女はおツユの多い体質らしく、くすぐられるとさらにビュッビュッと分泌する愛液で、白パンツはもう目も当てられない状態になって来た。完全に透けてしまって隠す用をなさず、むしろイヤらしく見えるだけだ。これが成人女性なら男が欲しくて欲しくて我慢出来ない状態であり、俺もすぐにパンツを脱がせてぶち込んでやる所だが。

「こんなヌレヌレのおパンツはいとったら体に毒や。ヌギヌギせなあかんで」

 そう聞いたありささんは激しくイヤイヤと頭を振って拒絶の意を表し、処女だから当然かも知れないがこれだけマンコを濡らしながら嫌がる美少女の純情さに、俺は胸がキュンと疼いた。どんなに頭で嫌がっても彼女のカラダが完全に発情しているのは明らかで、スケぱんつ越しにも女性器がふっくらと充血して開いているのがわかったし、一番感じるオマメちゃんまでピッツと屹立して濡れた生地を押し上げており、ソコを筆でくすぐると素晴らしい反応を見せてどんどん染みを広げてくれたのだが。大人の女なら間違いなく「早く抱いて」とおねだりする状態に違いない。

「ありさちゃん、ええ事教えたろか。女の子のイヤよイヤよは好きのうち、言うねんで」

 俺はそんな男に都合の良い言葉を持ち出すと、ありささんのベチョベチョパンツの両サイドを鋏で切り落として強奪した。

ーーおお!! 何とキレイなおまんこや

 いよいよ白日の下に晒された汚れを知らない処女の女性器は色鮮やかなフレッシュピンクで、感嘆した俺は思わず手を合わせたくなった。「観音様」とはよく言ったもので、母親麻里のような使い込んでドドメ色のマンコを見慣れている俺にとっては神々しくさえ見えたのだ。だがよく見ると、もう中出ししたのか? とあり得ない勘違いをしそうなほど夥しい果汁がジュクジュクと溢れているのがえらく卑猥だし、薄くてまばらだが恐らく手入れされていない陰毛が美観を損ねていた。

ーーオケケも綺麗さっぱり剃り落としたるからな

 何しろ母親公認どころか、彼女の希望で協力して娘を陵辱しているのだから、夜遅くなろうが構わない。時間はいくらでも掛けられるのだ。俺は頭の中で今日のメニューに「剃毛」も追加しながら、いよいよ毛筆を露出した大事な部分に迫らせ、麻里にも声を掛けて指示した。

「お母ちゃん、乳をくすぐったれや。裾野からゆっくり円を描くようにさすって焦らしてから、最後に乳首や。わてがクリをくすぐるのと合わせるんやで。そうすりゃこの子、きっとイッテまうからな」
「良かったわね、ありさちゃん。会長さんがやっとイカせてくれるんだって」

 いかに鈍感なこの女でも、娘が肝心な箇所を外した筆嬲りに悶絶し、イケそうでイケないもどかしさに懊悩しているのがわかるのだろう。焦らしに焦らした挙句、体中の欲情が集中してしまうであろう両乳首とクリトリスを責めてやれば、筆にくすぐられるだけでも極める事が出来るし、自分はこの程度で果ててしまう淫らな体の持ち主なのだと言う負い目を持たせる事が出来る。そう暗示に掛けてしまえば女は脆い。ノーマルな愛撫にもメロメロに感じてしまって、易々と体を開いてしまう、と言うのが長年の経験で俺が会得した、まず軽い愛撫でイカせてしまう女蕩らしのテクニックだ。

 麻里が言われた通り膨らみ掛けの乳房に筆を這わせ始めると、俺もついにありささんの綺麗だが淫液でヌメ光る性器に筆嬲りを開始した。決して強い刺激になり過ぎぬよう、両側からまるで薄い陰毛の形を整えるかのように、スーッ、スーッと毛筆でくすぐってやると、ありささんは生々しい喜悦の呻きをくぐもらせながら、後から後からとめどなく体液を噴出してしまう。傍目には焦れったく見えるであろうデリケートでソフトなタッチだが、女の体はそのくらいで丁度良いのである。まして相手は、俺にとっても初体験のバージン中学生だ。俺が筆を軽く触れさせたまま女の唇を柔らかくくつろげてやると、中に溜まっていた白濁したラブジュースがドクドクと溢れ出して内股を伝い落ち、合わせ目の頂点の小さな肉真珠がググッと大きさを増して自分から包皮を押し上げ、その可憐な姿を少しだけのぞかせた。ココが当面の最終目標である。だが俺は慌てず騒がず、手をありささんのお尻の下に入れて狭間を開き、一番恥ずかしい排泄口もコチョコチョと筆でくすぐってやる事を忘れなかった。老若男女を問わずアナルが最大の性感帯であるのは間違いないし、女の調教には絶対欠かす事の出来ない最重点ポイントだと思っている。もちろんありささんにも処女喪失と同時にアナルの快感を教えてやるつもりだ。まさかソコを触れられるとは思わなかったのだろう。指で開かれるとありささんはビックリしたように尻穴を閉じようとしたがもう遅い。俺の筆に入り口の粘膜をくじられて、ビクンと大きく尻を慄わせてしまう。その部分もなかなか敏感そうな子だ。

「よっしゃ、お母ちゃん。乳首をくすぐったれ。娘を完璧にイカせるんやぞ」

 俺はそう指示して麻里が両乳首を筆でくすぐり始めたのに合わせ、半剥け状態で慄えおののきポッチリと姿をのぞかせてしまった処女のクリトリスを、二本の筆で挟み撃ちにするようにして刺激した。するとありささんは一際強烈な悲鳴を洩らすと、拘束された全身をピインと弓なりに反らせてビクビク痙攣し、おまけにビュッと勢い良く歓喜の潮を吹き上げて、俺の手を汚した。

「よしよし、イッテもうたんやな、ありさちゃん。気持ち良かったか? オッチャンがおまんこしたっても構へんな?」
「会長さんがセックスして下さるんだって。いいわね、ありさ」

 麻里は馬鹿女らしく無理矢理やらされていると言う演技を忘れてそう言うが、ありささんはやはりイヤだ、イヤだ、と大きく首を振って嫌がる。だがこの期に及んでは、そんな拒絶は俺の嗜虐欲を煽るばかりである。

「まだ素直になれへんのやなあ。おいお母ちゃん、オメエはこれを使うて娘がその気になるまで上の方を責めたれや。もう遠慮はいらへんから、乳を揉んだり乳首を吸うたりしてもええねんで」

 そう言って俺が麻里に手渡したのは、小型だが強烈に振動するローターである。熟女ならどぎつい電マだのバイブだのでヒイヒイ泣かせてやれば良いが、乳首やクリと言った先端部が弱いと相場が決まっている少女をピンポイントで責めるにはこれが一番だ。さっそく麻里がスイッチを入れるとウィーンと激しい振動音が聞こえ始めたので、俺はありささんに冗談半分で聞いてやった。

「ありさちゃん、アンタ、オナニーとかしとるんか」

 軽微だがずっと振動しているチンポ型を噛まされたありささんは、やはりいいえと首を振る。

「嘘つきや。お母ちゃんが、しとる、言うとったで。このウィーンっちゅう音わかるか? ローターっ、ちゅうてな、ブルブルをカラダに当てたらめっちゃ気持ちいいねん。ほな、お母ちゃん、使ったり」
「んんんっっ!!」
「何や、いきなり声がエロうなったで。中学生のくせにオナニーしとるだけあって、ませた子やな」

 麻里は女の手にも収まってしまう程しかない膨らみを握り締め、先端の既に硬直していた乳首に激しい振動を当てがったのだが、ありささんは洩れる悲鳴も表情も堪らない、と言った感じで、恐らく初めてのローターがお気に召した様子だった。調子に乗った麻里がもう片方の乳首を唇で吸い始めるのを見届けると、今度は俺がその振動を股間に使ってやる番である。

「オッチャンは下の方にローターを使うたろう。気に入ったらあげるさかい、オナニーに使うとええぞ」

 こうして俺もローターを持ち、すっかり開花し発情したバージンまんこに襲い掛かった。

ーーありさちゃんが、ウン、言うまでイカせまくったるからな。覚悟しいや

 ありさんにはイジめてやろうとあんな事を言ったが、麻里の話からすると強力な媚薬を飲まされたために、中学三年で初めてオナニーを覚えたばかりらしいのだ。「おませ」どころか、そのロリロリした外見通りイマドキの少女にしては珍しいくらいオクテなのではないか。だが、そんな彼女もさっきは間違いなく筆責めだけで気をやってしまったのだ。俺は「女」にする前に、より本格的な性の歓びを教えてやろうと、ローターの強力な振動をチョンチョン当てながら、指を一本ずつマンコとアナルに浅く挿入してクニクニと蠢かせ、さらに唇や舌で半剥け状態のクリトリスを刺激してやった。処女の中学生にも通用するかどうか本当はわからなかったが、男と違い女のエクスタシーは何度でもおかわりが利く筈である。俺はちょっとオシッコ臭い幼いワレメにひどく興奮した激情をぶつけ、貪るようにしつこく刺激して盛大に吹き上げる歓喜の潮を浴びながら、何度も何度もイカせてやった。5回は極めさせてから、ようやく顔を上げた俺は再び彼女に尋ねる。

「どや? エッチするのはめっちゃ気持ちええもんやろ? ありさちゃんが歓び過ぎたもんやから、オッチャン顔がもうベトベトやで。こんだけ濡らせば、初めてでもあんまし痛うはない。オッチャンのチンチン、入れてもええか? ありさちゃん」
「ありさ!」

 それでもイヤイヤをするありささんに、麻里は怒ったような声を出したが、俺はそれを制した。ちゃんと彼女を屈服させる手段も思いついていたのだ。

「まあまあ、お母ちゃん。この子は初めてやから怖がるのも無理はおまへん。ありさちゃん、前は処女やから嫌なんやろ? なら後ろの穴を使うたろう」
「んんん~っっっ!!!」
「ははは、えらい嫌がりようやな。隠しても無駄やで。ありさちゃんがオシリノアナのよう感じる、ヘンタイな女の子や、言う事、オッチャンわかってもうたんや」

 5回もイカせる間に、彼女がアナルにも強烈な性感帯を秘めている事はよくわかった。それ自体は驚く程の事ではなく、要するにありささんは性的感受性に恵まれた少女なわけである。だが初心な彼女にとっては泣きたくなる程衝撃的なカラダの秘密だったろうし、そちらを先に犯すと言われて猛烈に拒絶するのは当然だ。だが俺は、そんな少女の気持ちを逆撫でにするように、振動ローターをアナルに挿入して言う。

「素直になれん子はお仕置きやで。他はどこもイジったらんから、おシリのブルブルだけで気をやって見せるんや」

 さっきは指や舌でいたぶっただけだから、小型でもローターの異物感はとてもいたたまれないだろう。だが同時に俺が見抜いた通りアナル性感が発達しているありささんは、快感にズンズン突き上げられて狼狽し、しきりに首を振ってイヤイヤをする。「お尻でイキたくない」と言う意思表示だが、逆に言うと「お尻でイキそう」だと告白しているに等しい。そしてどんなに意地を張っても、何度もイカされた直後でイキ癖の付いた彼女には無駄な抵抗だった。意地悪く黙って見守る中、それでも10分以上疲れを知らない機械振動にアナルでイカされる事を拒絶して踏ん張っていたありささんは、力尽きて大の字拘束の全身をおこりに掛かったようにピクピクと痙攣させる派手な絶頂に昇り詰めたのである。それでなくても脱力感を伴うアナルエクスタシーだが、5回ものアクメに続き我慢した末にお尻の快感で弾けてしまったありささんは、最早何も考えられない程ヘロヘロの状態に違いない。そこで俺がメチャクチャな論理で彼女に迫る。まだ振動ローターはアナルに埋まったままだ。

「ありさちゃんは凄いなあ。あんな派手にオシリで気いやる子は見た事ないで。そのブルブルを抜いたら、そのままオッチャンのチンチン入れたろか? それともやっぱ前の穴の方がええか? 朝までそのまま楽しむっつう選択肢もあるで。イキ狂うても知らんがな」
「さ、ありさ、決めなさい。アソコに入れて貰うのか、お尻がいいのか」

 麻里も俺の暴論に同調して娘を促す。どちらも嫌なら、朝までアナルローター責めとは、我ながら鬼畜で無理矢理な理論だったが、いつの間にか目隠しの下からボロボロ涙をこぼし、精根尽き果てたようなありささんは、俺が前がいいか、と言うとコクリと頷いてくれたのである。

「よしよし、ええ子や、ええ子や。痛ないように、もちいと準備さしたるからな」

 とうとう処女を破られる事を無理矢理合意させたれたありささんだが、俺はガッツかないように自分を制して、さらに未発育な彼女のカラダをトロかせに掛かる。本当はもうこれ以上は不要だろうが、彼女を犯す前にやっておきたい事があったのだ。ともあれ、俺はありささんを最も悩ませているアナルの中に挿入したローターも抜いてやらず、さらにいくつもの振動玩具を用意すると、両乳首、そして半剥けのクリトリスに固定してやった。3点ともすでにビンビンで弾けそうになっているから、少し振動は加減してやったが、本番までさらに何回か気持ち良くイケてしまう事だろう。

「よっしゃ、そんじゃ又、お母ちゃんに手本を見せて貰うで」

 そう、母と娘を一緒に犯す母娘丼。これが俺のやりたかったプレイである。

 毒婦麻里にたぶらかされて、これまで守って来た禁を破り、まだ結婚も出来ない年齢の少女を犯すのである。「毒喰わば皿まで」と言うわけではないが、ついでにこれも初体験の母娘を同時にヤッてしまう「母娘丼」を楽しませてもらおう。もちろん母親の麻里を犯したいわけではない。ただ母親の恥ずかしい体液が付着した肉棒で娘の処女を奪う、と言う想像で異様に昂ぶるものがあったのだ。

「お母ちゃんがエッチされて、アヘアヘ言うのを、よう見とるんやで。ちゃんと見とらんと、お仕置きでオシリノアナの方にぶちこんだるからな!」

 俺はありささんの目隠しを外すと、母親との性行為を見るよう強要する。処女なのに何度もイカされ、今なお性感帯に固定された機械振動で責められるありささんは完全にMっ気が全開となり、お仕置きを怖がって全身に縄掛けされた母親から目を反らさぬよう必死の形相で顔を横向けた、俺は彼女の視線を十分意識しながら、麻里をうつ伏せにしてデカ尻を高く上げさせパシパシと叩いて見せると、邪魔な股間縄を外してバックから無造作に貫いていった。

「あ~っ! ありさ、ママを良く見て! 見てえ!」

 俺の描いたシナリオ通りなら、ここは娘の前での性行為を嫌がる母親を無理矢理犯してしまう場面なのだが、この淫乱なバカ母にそういう演技を期待しても無理だった。麻里は嫌がるどころか俺のペニスをすんなり受け入れて歓喜を叫び、反対にありささんに「見て」などと言いやがる。全く困った女だ。もっとも、仮に麻里が嫌がるフリをしようとしても、俺のペニスの形になじんでしまうようみっちり調教してやったコイツの体は、挿入されれば快感に打ち震えて絶対抵抗出来まい。守男の女となりヤツのペニスの虜となった今でも、いや恐らく一生俺の改造チンポを忘れる事はないだろう。だてに半生を賭けて、女の調教師として業を磨いて来たわけではないのだ。俺は卑猥な音をありささんに聞かせようと、なるべく大きく強くストロークを繰り出し、パンパンと肉がぶつかる音を響かせながら麻里をバックから犯した。

「どや? お母ちゃん、わてのチンポを思い出したか?」
「ああ~っっ!! おチンポ、気持ちいい~っっ!! イク! いくううっっ!!」
「よっしゃ! どんどんイッテまえ! ありさちゃんに嫌らしいアヘ声を聞かせたるんや」

 俺の方はコイツの腐れまんこなど本当は犯したくもないのだが、麻里の方は面白いようによがりまくり次々にイキ始めた。娘の前で犯されるのが刺激となってますます燃えてしまうのだろう、これぞ母娘丼の醍醐味である。こうして麻里があっと言う間に5回を超える絶頂を晒して白目を剥いてしまったのを見ると、俺はペニスを引き抜いてベッドの上に大の字拘束で待つありささんに迫っていった。

「ありさちゃん、エッチする前にちんちんをしゃぶってキレイにするのは、女の子の礼儀や。お母ちゃんのくっさいマン汁がこびり付いとるさかい、しっかりナメナメせなあかんで」

 俺がそんな事を言いながら、麻里の吐き出した粘液がネットリと糸を引いているチンポを顔に突き付けると、目を反らすなと言う命令を健気に守ろうとしているありささんは、懸命にそのおぞましい肉塊を見つめてしまう。そのいじらしさに俺は興奮し、さっき麻里を歓ばせてやった時には全く動じなかった肉棒がビクビクと脈動を激しくして、猛烈な射精欲求がこみ上げて来るのを感じていた。

ーーオクチの中にたんまり出したるからな。ゴックンするんやで、ゴックン

「ペニスギャグ」を外して促すと、大人しく今まで口の中を占拠していたのと同じ形だが、熱い血潮が通う俺の生身のペニスをズッポリとくわえ込んでいくありささん。アナルで極めてしまった女性はめっきり色っぽくなるものだが、前より先に後穴の歓びを知ってしまった彼女も例外でなく、その熱っぽく喘いでいる表情は幼い中学生のものでなく、大人びた妖艶ささえ漂わせていた。性行為直後で母親の体液が付着した男性器をくわえると言う破廉恥極まりない行為なのに、ありささんは諦めたと言うより、かすかに嬉しそうに表情を緩めながら喉奥に当たるまで汚れた肉棒を頬張っていく。この従順さからすると、精液を出して命令すれば頑張って飲んでくれるに違いない。

ーーな、何やコレ!? お母ちゃんより、全然気持ちがええやんか

 テクも何もあったもんじゃない麻里と同様、いやそれ以上に何も知らずただくわえただけのありささんの口なのに、無垢な中学生にしゃぶられていると思っただけで俺は信じられないくらい心地良く感じて驚く。その上、彼女はキレイにしろ、と言う要求を飲み込んで、たどたどしくもおしゃぶりを始めてしまったのである。まさかこんな子が、と仰天した俺はいきなりヤバくなってうろたえてしまい、照れ隠しもあって床でグッタリしている麻里を呼んだ。

「お、お母ちゃん! ベッドに上がって、娘のアソコを慰めたれや。クリを舐めたりまんこをクチュクチュしたりするんや。バージンを破るんやないで」

 縄緊縛の残るやや不自由な体でフラフラとベッドに上がった麻里が、大の字に固定された股間に陣取って顔を埋めいたぶりを始めると、ありささんは俺のペニスで塞がれた口元からハッキリと悩ましいよがり声を吹きこぼす。アナルに埋まったローターのアブない快感に悶々としているありささんだから、相手が実の母親でヘタクソな愛撫であってもビンビンに感じてしまうようだ。いや、絶対に感じてはならない状況は、マゾ娘のありささんにとっては却って刺激的で、興奮し乱れてしまうのかも知れない。ともあれ俺ももう自制せず尻穴の力を緩めると、込み上げる欲求を解放して、小ぶりな女子中学生の口には無理なくらい大量に射精してやった。

「一滴もこぼすんやないで! はい、ゴックン」
「ムウ~!」
「よしよし、ええ子や。お母ちゃんより、よっぽどしつけが出来とるで」

 俺はつい本音を洩らしてありささんを褒めてやる。何の遠慮もなくありったけドッサリ出してやったから、むせて吐き出してしまうと予想したのに反し、彼女は頑張って踏ん張ると、本当にゴックンと喉を鳴らして死ぬほど不味い筈の精液を飲み下してしまったのだ。自分を引き合いに出され麻里まで声を掛ける。

「ありさ! 会長さんのモノをキレイにしてさしあげるのよ」
「そしたら、欲しい欲しいオマンコに、ブスッと注射したるからな」

 俺は頭を抱えて口唇奉仕を強要するイラマチオの体勢で、嫌でたまらないだろうに大人しく「お掃除フェラ」にまで励んでしまうMっ娘中学生に感激し、大量に放出してもなおギンギンの硬直を保っていた。いやむしろ一発抜いた方がますます強烈に勃起するのが、魅力的な女性に欲情した男の生理である。これからありささんの処女をぶち抜いてやるのに十分だ。

「ありさちゃんは初めてやのにとても上手やの。エッチの素質大ありやで」

 俺はいよいよありささんの口から肉棒を引き上げると、再び振動する「ペニスギャグ」で塞ぎ、股間に顔を埋めている麻里に尋ねた。

「どや? 娘のマンコの具合は」
「もう準備万端ですわ。ふふ、こんなにクリを固くしちゃって、イケない子ね……」
「よっしゃ、代われ。お母ちゃんは乳揉み係や」

 ありささんのクリトリス等を責めていたらしい麻里が顔を上げると、娘が噴出したラブジュースを浴びてテカテカと光っている。こんなに潮を吹くとは全くバージンの中学生とは思えぬ発情ぶりで、「準備万端」と言う言葉も的外れではなさそうだった。それにしても俺に奉仕する時はどうしようもないヘタクソだと思っていた麻里の愛撫も、同性である実の娘をいたぶらせたら大きな戦力になるようだ。ありささんがどんな気持ちで母親に官能を燃え上がらされた事かと思うと不憫であるが、同時に母娘との禁断の3Pの味に俺は激しく興奮した。そして麻里が上半身側に回って、膨らみ掛けの乳房に優しく手を掛けたのを見届けた俺は、痛いほどいきり勃つペニスを処女のまんこに向ける。

「お母ちゃんが言うた通りや。クリがめっちゃ固うなって、コンニチハしとるで。ホレホレ、気持ち良さそうやな、ありさちゃん」

 俺はなおも慎重に、ジュクジュクと大量の淫密を分泌しふっくらと膨れて既に受け入れ体勢が整っているように見える花弁の合わせ目から、ポッチリとはしたなく姿を現している鋭敏な実をクリクリと亀頭で弄ってやった。するともう堪らないとばかりに、生々しい悦楽の呻きを洩らすありささん。チンポに伝わる振動で、そう言えばまだ尻穴にローターを埋め込んだままだった事に気付いた俺の頭に、さすがに初めから二穴嬲りはきついかも知れないと言う懸念が浮かんだが、これだけ感じているのだから、むしろこのままの方が良いのではないかと思い直す。

ーーよしよし、オシリがそんなにええんやな、ありさちゃん。だったら、このままブスリとやったるからな

 いよいよ俺はクリ弄りに遊ばせていたペニスを構え直し、処女のまんこに当てがうと、ゆっくりメリメリと挿入を始める。やはり中は狭くて固く、ありささんが怯えて体を固くしてしまっているのがわかった。そして、これが処女を破ると言う事かと、色事師として身を立てながら初めての経験に戸惑いつつ、異様に強烈に屹立した灼熱のペニスできつい肉穴を突破し、奥へ奥へと進めていく。するとハッキリ何かがブチッと切れる感触が確かに感じられ、ハッと見れば生々しい鮮血が迸っていた。ロストバージンに伴う処女血である。だが血を見た俺は凶悪な衝動に突き動かされ、その後はあえて一気に力を入れて亜里砂さんの中に完全にドッキングを果たしてしまった。そしてしばらく動かず時の経過を待つと、宣告したのである。

「よっしゃ、バージンまんこの開通は完了や。よう頑張ったな、ありさちゃん。お母ちゃん、一旦離れて血い出たのを手当したれ」

 俺がペニスを引き上げて改めて見ると、結構出血があったようで、拘束ベッドのシーツまで赤く染まっていた。もちろん俺も返り血を浴びているが、それはどうでもよい。「手当て」と言ったが、麻里に命じて血を綺麗に始末させてから「傷薬や」と俺が手渡した強烈な媚薬軟膏を、破瓜直後のマンコの中までタップリと塗り込ませる。傷の処置にしては不自然だが、開通した膣の奥深くにも、そして花弁の合わせ目のクリトリスにまでしっかりと塗らせてしまった。まだこの後老骨に鞭打って、大人になったありささんにセックスの歓びまで覚えさせてやるつもりなのである。強姦されてロストバージンの痛みに泣いた最悪の経験で終わらせてはいけない。それは女の調教師としての、俺なりの優しさのつもりだった。

ーーお、落ち着いて泣き止んだか。よしよし、お母ちゃんにマンコを介抱して貰つて、ええ気持ちやろ?

 俺の目には性悪の毒婦にしか見えないが、やはり2人切りの母子家庭で育っているありささんにとって、麻里は特別な存在なのである。俺の目論み通り、母親に処女喪失の出血を処置して貰ったありささんは気が静まって涙が止まり、麻里の指が余計な部分にまで薬を塗るのも大人しく受け入れて、時折気持ち良さそうな表情まで浮かべてくれたのである。

「もう晩ご飯の時間やの。麻里、弁当でも買って来いや。金はいくらでも出したるから、ありさちゃんが好きな物を買うて来るんやで」

 特に急ぐ場面でもなく、俺はのんびりと麻里の縄緊縛を解いて服を着させる。いや、むしろ時間を掛けた方が、ありささんに塗らせた媚薬の効果が出て来るので好都合なのだ。それから麻里にも手伝わせて、やはりゆっくりありささんの大の字拘束を解いていく。だがペニスギャグとアナルローターは装着したままで、やっと自由になった両手はすぐさま背中に回して手錠を掛けた。その上外出するため麻里の首から外したリード付き首輪まで嵌めてしまう。それでもありささんは俺達に身を任せて全く抗うそぶりを見せなかった。基本的にマゾ娘で、諦めてしまうと無駄な抵抗はしない主義らしい。

 それから全裸のありささんをダイニングテーブルまで連れて行き、下半身だけ露出させて椅子に座った俺の上に乗せると、背面騎乗位の格好で交わってしまう。麻里にも手伝わせたのだが、さすがに又女性器を貫かれる事には少しむずかって嫌がったありささんは、無理に繋がらせてみるとさっきより全然スムーズに事が運び、狭小なオマンコに俺の肉棒をズッポリと迎え入れてしまった。

「もう痛うはないみたいやな、ありさちゃん。なかなかエッチの覚えが早い子や。オッチャン年やけど頑張って、今日帰るまでに、セックスがいかに気持ちええもんであるか、アンタに教えたるからな。安心してオッチャンに任せとればええんやで」

 こうして結合した体勢で、俺はさらにありささんの首輪のリードを椅子の背に繋ぐ。もう絶対に逃げられないよ、と示してやったのだ。俺の肉杭に繋ぎ止められたありささんはもう逃げようとするそぶりなど見せず、徐々に忍び寄って来るエッチな気分に困惑しているようだったが、拘束されるとより一層興奮しうて燃えてしまうに違いない彼女のマゾの資質を開発してやるのだ。

「おや、ありさちゃんのオマンコがキュッと締まったで」
「んんんっ!!」
「ははは、違うんか。そやな、バージンをなくしたばかりでいきなりチンチン大好きになっては、淫乱にも程があると言うもんやで。オッチャンはあんたのマンコがなじむまで、チンチン動かさへんからな。ではお母ちゃん、行っといで」

 こうしてマゾ娘ありささんにセックスの歓びを教えてやる態勢が整ったところで、母親の麻里は弁当を買いに出て行った。

 十数分たって母親が戻って来た時には、娘のありささんはすっかりエキサイトして忘我の恍惚とした表情を浮かべていた。

「おう、戻ったか、麻里。オメエの娘はやっぱり、ずいぶんとススんだおませちゃんみたいやで」
「ありさ!?……」

 麻里は出て行く前と一変した娘の悶絶ぶりにさすがに驚き、目を丸くして呟いた。そりゃそうだろう。何しろありささんは、背面騎乗位で自らグイグイと腰を動かして快感を貪り、塞がれた口元からハッキリ淫らなよがり泣きを吹きこぼしていたのだから。母親が帰ってもすぐには気付かず、俺の言葉にハッとした様子で腰の動きを止めようとしたが、もう遅い。

「ははは、お母ちゃんに見られたかて構へんやろ、ありさちゃん。さ、遠慮したらアカン、もっとケツを振って大好きなオチンチンをぎゅうぎゅう締め付けて楽しんだらええんや。全く近頃の中学生はススンどるのお」

 この体位ではそもそも俺の方はあまり動けない。ありささんの方が積極的に腰を振る必要があるのだが、処女を喪失したばかりの彼女が、自ら快感を求めて動かねばならない状況を作り出して、マゾっ気を最大限に引き出してやろうと言う魂胆だった。破瓜の肉体的精神的な痛みが引けば、舶来の強力媚薬を股間に塗りたくられ、アナルローターの悦楽に酔っているありささんは、必ずや俺の改造ペニスをくわえた感触に耐え切れず腰を動かしてしまう筈だと読んだのである。その読みは的中し、帰還した母親の手前何とか自制しようとしても、彼女の小さなお尻はどうしても蠢いてセックスの快楽を求めてしまうのが止まらなくなっていた。

 麻里が出て行ってから、俺は確かに腰を少しも動かしてはいないが、ありささんのアソコがなじむまで、何もしなかったわけではない。この体位は両手が自在に活用出来るのが長所なので、彼女の泣き所であるクリトリスや乳首を中心にロストバージンの痛みを癒やすかのごときソフトな愛撫を加え、顔の側面から肩口に掛けては口唇で執拗にネッキングを施してやったのだ。俺はもともとありささんにに恨みがあるわけではない。麻里にそそのかされて処女を奪ってしまう羽目になったが、大いに後ろめたさを感じており、せめてもの罪滅ぼしのつもりで心を込めて愛戯を施したつもりだ。セックスは頭で感じるものであり、俺の優しい愛撫に込めた気持ちは必ずやありささんにも伝わって、媚薬を塗られたオマンコに突き刺さったペニスの感触がどんどんエロティックな興奮を煽って来た事だろう。その上女性器の中の薄い粘膜を隔ててハッキリと伝わって来る尻穴側のローターの振動と、ペニスが擦れ合って淫楽を奏でるのだからたまるまい。数分すると、ありささんの膣肉が無意識に俺をクイクイと締め上げる動きを始め、同時に腰が勝手に上下に運き出したかと思うと、どんどんはしたなくなり止まらなくなってしまったのだ。

「わての両手、この子の乳とマンコを弄るのに忙がしゅうて塞がっとるねん。お母ちゃん、口のを外して弁当を食べさせたってえな」

 さっそく麻里がペニスギャグを吐き出させてやると、ありささんの口から洩れたのは、イ、イヤ、イキそおっ! と言う、完全にきざしてしまった女の切羽詰まったよがり声だった。それを聞いた俺は、意地悪く両手と口唇の愛撫を中断し、アナルローターの振動も止めてしまってから、彼女に聞いた。

「イキたいんか? ありさちゃん」
「イヤッ! イヤあ!」
「ほうかあ? しかしアンタのカラダは、イキたい、イキたい、言うておねだりしとるみたいやがの。もっと素直にならんとアカン」
「そうよ、ありさ。素直に、イカせて下さい、って会長さんにお願いしなさい」

 麻里まで余計な事を言ったが、母親不在の間にありささんが性の歓びにドップリと浸かり始めたのを見た俺は、わざと愛撫を加減して彼女がイキそうになると達する事が出来ないよう、すぐに刺激を中断してしまう寸止め焦らしを何度も味わわせていた。それに彼女の細腰もガッチリ両手で押さえてしまったから、ありささんはもう二桁に近い絶頂に近付きながら、一度もイク事が出来なかったのである。途中から腰を動かすだけで一分も保たず気をやりそうになっていたから、麻里が弁当を買っていた十分間あまりは決して短い時間ではなかっただろう。

「ホンマに嫌かどうか、ありさちゃんのカラダに聞いてみたろやないか。ホレ」
「ううんんっっ!!」
「エロい声やのう。ありさちゃんは乳首がえらく感じてしまうんやな。よしよし、もっとデカくなるように、おっぱいもモミモミしたろうな……」

 俺は片手を乳房に伸ばすと、コリコリの乳頭を指股に挟んで刺激を加えながら、まだ固い膨らみを優しく揉みほぐす。続いてもう片手は嫌らしい動きが止まらない腰の結合部に伸ばした。

「ヒイ~ッッ!!」
「ありさちゃんのオマメは結構デカいから、指で摘めてしまうで。中学生のくせにエッチなカラダや」
「ああ、い、イキそおっ!」
「やっぱイキたいんやな? せやろ?」
「うんっ! イキたいっっ!!」
「よしよし、ほならも一カ所サービスや」
「ダメえ~っっ!! ありさ、おかしくなっちゃう!!」
「ははは、そないにおケツが感じてまうんやな。えらい、ド変態の中学生やで」

 俺が又してもクリ弄りを中断してコントローラーに手を伸ばすと、すっかりアナルの快感に目覚めてしまったありささんは「おかしくなっちゃう」と可愛らしい悲鳴を上げる。これまで俺の経験ではどんなに固く貞操を守ろうとする女でも半狂乱になって男を欲しがってしまうようになった寸止め焦らし責めは、処女喪失直後の女子中学生にも十分有効だったのだ。俺はゆっくりとアナルに埋まったローターの振動を上げていき、キスしよや、と従順なありささんと唇を合わせてよがり泣きを塞いでやる。そしてクリ弄りを再開すると、ありささんは浅ましい腰の動きを一段と激しくしたかと思うと、食い千切らんばかりの物凄い勢いで俺のナニを締め上げる。そしてとうとうスパークしてしまうと腰の動きが止まり、唇を強引に外してウッと天を仰ぐと、全身をピクピクと痙攣させたのだった。

「えらい派手にイッテもうたな。よっしゃ、オマンコしたまま、晩御飯やで」

 こうして俺は計画通り、ありささんを膝の上に乗せてドッキングしたまま、弁当を食べ始める。そしてありささんには、麻里と協力して交互に、彼女用の小さなむすび弁当から食べ物を口に運び食べさせてやった。激しく極めてしまったありささんだったが、少したつとモジモジと腰をもじつかせ始め、食事中さらに2回アクメに達してしまう母親譲りのスケベぶりを見せてくれた。もうこの子もすっかり俺の肉棒の虜である。

 この日は結局深夜まで麻里と一緒にありささんの性調教を続けてしまった。レイプで処女を散らされたありささんは、驚いた事にその憎い強姦魔である俺に、すっかり打ち解けてしまい、帰り際には麻里と一緒にありがとうございました、と頭まで下げてくれたので、俺は却って複雑な気持ちになった。拘束してバージンを奪っただけでは飽き足らず、強制オナニー、イラマチオ、陰毛剃り、浣腸、二穴責め、と言ったおぞましいSMプレイでヒイヒイ泣かせてやったにも関わらず、だ。中でも極めつけは、麻里と乳とマンコを擦り付け合って何度も極めさせる強烈なレズプレイである。スケベな男ならまだしも、同性でしかも実の母親に犯られるなんてひどいショックではないかと心配したのだが。俺の方は年甲斐もなく興奮して、ありささんの中も含めて5発くらい射精してしまったからもうヘトヘトだったが、どんどん快楽に溺れていく彼女がウットリと陶酔したような表情を浮かべて猥褻行為を受け入れてくれたので、俺は救われたような気持ちになると同時に、まだ幼いロリロリの外見なのに処女喪失の衝撃から立ち直りたちまち淫行に順応してしまう少女のたくましさに舌を巻いていた。

 そしてその日以来しばらく三倉親子が俺に接触して来る事はなかった。俺の当初の読み通り、ありささんを性の虜にして男の言いなりに体を開くM女に仕込み、黒幕と思われる「ボン」こと細川守男に引き渡すつもりならば、もっと調教を重ねる必要があるだろう。どうやら読み違いだったらしいと思った俺はホッと一安心したのだが、初体験だった女子中学生ともっとイケない行為に耽りたい気持ちも覚えてしまい苦笑せざるを得なかった。ボンの依頼で母親の麻里を調教した時はひどく気が進まず、仕事だと割り切ってやっていたのに、こんな小娘を相手に未練を持ってしまうなんて、ボンを非難する資格はないと思った。だがこれはありささんが若いからではない。あの毒婦麻里と本当に血の繋がった親子なのかと疑りたくなるような彼女の性格の良さのせいである。俺流に言えば「調教したくなる」いい女だったのだ。

ーー麻里のやつ、まさかたったこれだけで娘をボンに献上するつもりやなかろうな? それともコイツが言った通り、ホンマにボンとは無関係なんか?

 母親が娘の強姦を依頼すると言う異常な事態だったので俺は釈然としなかったが、時々顔をのぞかせる事にしている「店」の経営と、この町の町内会長をこなす毎日を過ごしているうち、次第に忘れてしまった。「店」と言うのはこの町とは離れた学生街にある、表向きは古書店で裏ではアダルトショップをやっている、良くあるいかがわしい店で、俺の趣味と実益を兼ねたものだ。この店では細川の力も借りて、通常では手に入らない強烈なSMグッズや薬物を扱っており、俺の調教師としての仕事に役立てると同時に、かなりの収益を上げている。大っぴらにやってるわけではないが、そのように入手困難なアダルトグッズは金を持った好事家達の間で大きな需要があるのだ。

 そしてイマドキ流行らないようだが、学生街にある利点を生かした、いわゆる「ブルセラショップ」のコーナーも大きな収益源だ。それこそありささんのような中高生を初めとした若い女性達から使用済みの下着などを買い取って販売すると言った商売である。実はパンツを売る程度ではさほど儲からないのだが、その気がありそうな女性に持ちかけてアダルトビデオや写真集の作成なども行っており、これは大きな収益が上がっている。何しろイメージビデオ風から過激なSMものまで完全無修正で、他所では入手困難などぎつい商品をモットーとしているから、売れないわけがない。近年中国で日本のアダルトビデオが大人気なのはご存じだろうか。東南アジア系の海外市場で、素人でも若くてお洒落な日本女性の無修正ビデオはドル箱である。もちろん国内外を問わず本当は警察にしょっぴかれてもおかしくないヤバい商売なのだが、代々地元の権力者である細川の先代に気に入られてからはその心配がなくなり、他では手に入らない過激なアダルト商品を扱う店として、密かに繁盛しているのである。

 俺は今一応店の経営から引退し、若い雇われ店長に任せる形を取っている。俺が直に経営していた頃は、本物の未成年少女からは下着を買い取る以上の行為は厳に慎み、一番の売れ筋である女学生ものの「無修正」ビデオなどは成人女性に制服を着せて撮影していたものだが、今ではけしからぬ事に本物の女子高生で猥褻なビデオを作成したり、撮影にかこつけてちゃっかり本番を楽しんでしまったりしているようだ。一線を退いた俺がそんなにうるさく口を挟むつもりはないが、あまり大っぴらに野放図な事をされると警察もお目こぼししてくれずらくなるだろうから、時々チェックして行き過ぎないよう注意はしている。

 そしてもう一つ「町内会長」の仕事だが、店の経営から退き元気なのに普段は一見ブラブラしているように見えるであろう俺だから、皆から白羽の矢を立てられたようである。これはあり得ない妄想に近いのだが、俺はこの件にも細川が絡んでいるのではないかと、勘ぐってしまう。妙にスムーズに俺を会長に祭り上げようと、皆に担がれた気がするし、その後先代やボンに依頼された同じ町内に住む久美や麻里を調教するために、町内会長の肩書きが何かと便利だったのは確かだから。まあ俺の知っている先代は鷹揚な性格で、そんな小賢しい陰謀じみたマネをする男ではないのだが。

 それに俺はこう見えて社交的な人間で、会長として狭い町内の人達に細かく寝回してして、物事をまとめていくような仕事も嫌いではない。それによって久美やありささんのような「いい女」とお近づきになれるのなら、なおさらだ。若い頃から暴力団に入り、ワケあり女を抱いてセックス狂いに調教する「竿師」などと言う特殊な役に就く事が出来たのも、どんな人間ともうまく付き合っていく俺の長所が評価されたのだと思う。この社交的な性格は生まれ付きもあるだろうが、俺が生きていくため身に着ける必要があった武器なのだ。俺は関西出身だが母子家庭で、中学生の頃からグレて母親に反発し当時はまだ流行っていた暴走族に入って、その関係でヤクザにスカウトされたと言う大馬鹿者だ。イキがっていた俺は家を飛び出して帰らず、母親や出来の良い兄弟達とはそれきり音信不通となった。俺の家庭は母子家庭のくせに子沢山で、俺は男ばかり四人兄弟の三男坊。そんなワケはないのだが、一番頭が悪くアホな事を言って人を笑わせる事しか能がなかった俺は多忙な母親が他の兄弟ばかりかわいがっていると勝手に思い込み、一人だけグレてしまったのだ。父親は俺がまだ物心の付かない頃に妻と四人の子供を捨てて「蒸発」してしまったそうだから、どうやら俺だけがボンクラの親父に似てしまったらしい。そして暴力団に入ってしまった俺は、親元から離れて西へ西へと流れて行きこのど田舎の地方都市にたどり着いたのだ。

ーーそれにしても、いつ見てもデカい病院やのう

 さて、心ならずもありささんをレイプしてから数週間が過ぎ、俺は守男に呼び出されて細川病院を訪れていた。ここは外科から小児科まであらゆる診療科を有し、近代的な12階建ての個人病院とは思えない立派な病院だ。細川家の由来を考えれば大名屋敷みたいなものだろうか。中に入ると一階はかなりの人でごった返し、下手すれば迷子になりそうだ。だが、既に楽隠居している院長の代から信任されて細川家専属調教師となっている俺は何も臆する事はなく、いつものステテコに腹巻き一丁と言うラフな格好で直に二階の副院長室に向かう。時刻は昼下がりで守男に指定されたのだから問題はない。すると副院長室の前には見知った白衣の女性が待っていた。俺が調教を手掛けてみっちりと性技を仕込み、実弟である守男の愛娼に仕立ててやった成本久美である。 

「お待ちしておりました、羽黒様。さ、中へどうぞ」
「おい久美。オメエ、相変わらずキツい香水しとるのお。今もおまんこベチョベチョやねんな?」
「嫌ですわ……はい」

 今はボンの愛人だが、一月あまりも連日のように俺の家に通いその度に抱いて徹底的に女の歓びを教えてやった仲である。近寄るとムッとむせかえるような強い香水を着けている久美の耳元で、俺は囁いた。貝殻のような愛らしい耳はコイツの泣き所の一つで、フッと息を吐き掛けながら言葉を発すると、久美はウッと敏感に反応して白衣に包まれた豊満な尻を振ったのがわかる。160センチもない俺と同じくらいの背丈で、三十路後半でも童顔でかわいらしい顔にサッと朱を散らして恥じらいながら、久美は素直に肯定した。俺の仕込みによりすっかり多情な男好きになった彼女は、そういう体質なのかアソコを濡らしてしまうとフェロモンムンムンの淫臭を発生してしまう。調教中、俺に抱かれる時以外勝手に性欲を発散させないよう股間に貞操帯を嵌めてやってからは、一日中欲情して嫌らしい牝臭を辺りに漂わせてしまうようになり、それを気にした久美は強い香水で女の臭いを消すのが習慣になったのだ。俺と違って多忙であろうボンが七面倒くさい貞操帯など嵌めさせてはいないだろうし、どの程度久美を抱いてやってるのかわからないが、彼女は愛人たるもの常にマンコを濡らして男を迎え入れる態勢を整えておけ、と言う俺の教えを忠実に実行しているものと見える。全くかわいらしい女だ。

「羽黒様、こちらへお掛け下さい」
「よう、ボン。久しぶりやの」
「こちらこそ、ご無沙汰しております」

 部屋へ通されるとすぐに、久美が中から鍵を掛けた。絶対部外者に知られてはいけない用件であるのはわかっていたが、その上守男は裸女をはべらせていたのだ。応接セットのソファにふんぞり返った俺は、大きな机に着いて見下ろすような位置から同じソファに座ろうとしない慇懃無礼な白衣の青年医師に、ぶっきらぼうに話し掛ける。「ボン」と嫌っている呼称を使われた守男はその瞬間ビクッと眉を動かして不快を表したが、平静を装いよそよそしい挨拶をする。全くいけ好かない野郎だ。

「何や、オメエもおったんかい」
「はい」
「どや? ボン。そいつの具合は」
「さすがですよ、羽黒さん。いい女だ……」

ーーケッ! 心にもない事を。それともマジで女を見る目がねえのか

 俺は守男が机のそばに正座させ、一糸まとわぬ贅肉でたるんだ裸身を晒していた麻里にも声を掛けた。俺ならボンレスハムのように全身に縄掛けしてやる所だが、後ろ手錠を嵌められてご丁寧に首輪のリードを守男の机に繋がれた裸女は、立派な性奴隷の格好である。調教師の俺にとっては別段珍しくもない光景だが、近代的な病院の白を基調とした清潔感溢れる部屋の中だと、その淫猥さが一際映えるようだった。無論部外者に見られるわけにはいかないだろう。

「さあ、羽黒さんが見てる前でご奉仕しておくれ」
「はいっ!ああ、守男様あ……」
「よしよし、やっぱり人に見られると興奮するんだな」

 首輪を引かれた麻里は、守男が椅子に座ったまま白衣をはだけて露出させた勃起ペニスにフラフラと近寄るとパクリと頬張った。

ーーなるほど、そういう事か

「おい、麻里。ご主人様のチンポはうめえか?」
「ああ……はい」

 俺には見せた事のない心の底から嬉しそうな表情で熱心にボンの勃起をしゃぶる麻里を見て合点がいった。要するに麻里は還暦目前で風采の上がらない俺にはいやいやだったが、自分より若く男前でしかも権力者である守男には自ら進んで媚態を見せ「ご奉仕」しているわけだ。十分な経済的援助も受けている事だろうし。麻里のフェラテク自体はやっぱりヘタクソだったが、あんなに一生懸命しゃぶられたら無碍にはね付ける事も出来まい。

「もう。モリオ君ったら」
「姉さん、妬かないでよ」
「そういうわけじゃないけど」
「姉さんは羽黒さんにサービスしてあげてよ。あ、お車代も忘れずにね」
「本当にいいの?」
「当たり前じゃないか、姉さん。それとも嫌なのかい」
「私は嫌じゃないけど……」

 入り口を施錠してプライベートな空間になったせいか、「姉さん」「モリオ君」と呼び合う2人に、俺は妙な違和感を覚えた。腹違いだが一緒に育った仲の良い姉弟なのだから2人にとっては自然なのだろうが、今の立場は奴隷のようにかしずく愛人と「ご主人様」なのだから。先代から、息子の愛人にするため、自分が妾に生ませた娘、つまり久美を調教してくれと依頼された時、俺は半分でも血の繋がった肉親を妾とする旧家の感覚に驚いたものだ。だが、俺のもとを訪れた久美は守男に姉弟として以上の気持ちを持っている事を告白し、愛娼として一生弟に仕えるため未熟なカラダを鍛えてくれ、と自ら頼み込んで来たのである。初めは驚くばかりだった俺も、実際熱心に性奴隷修行に励み俺に対しても礼を尽くす久美に強い愛情を覚え、最初は俺の、彼女が慣れてからは守男のペニスの形になじむよう処女同然だった久美を性調教してやり、守男に渡してやったのだ。

 だがそんな違和感も、白衣の天使と呼ぶには少々ぽっちゃりし過ぎているが、俺の年齢ならど真ん中のストライクゾーンと言える妙齢の久美がにじり寄って来るとキツイ香水の刺激臭と共に薄れてしまい、俺は彼女の色香にクラクラと目眩さえ感じた。コイツが男を欲してマンコを濡らし、その匂いを隠すためこんな香水を付けているのだと思うとたまらない。又抱いてやりたいと言う欲望がムラムラとこみ上げて来たが、守男の前でそれはさすがに無理だとしても、カチカチになってしまった股間に今から口唇奉仕されるのだと思うと、正直嬉しかった。実の姉であり愛人でもある女性にそんなマネをさせる守男や、久美本人の気持ちは、上流社会とは無縁で貧乏人の俺には全くうかがい知る事は出来ないが。

「今日はわざわざ弟のためにようこそおいで下さいました。これはささやかですがお車代でございます」
「……おいボン。こないな大金、一体何のつもりや」
「遠慮なく受け取って下さい。麻里さんを調教して下さったお礼も含めて、と言う事で」
「それはもう十分貰うとるがな」

 俺は久美から渡された「お車代」の常識外れの金額に驚いた。一仕事を終えた報酬金と遜色がないではないか。

ーーこれはよほど都合の悪い依頼をするつもりやな

 ボンは絶対に俺が同意しそうにない類の女を調教させるつもりなのだろうと、すぐにピンと来た。麻里にたぶらかされて娘の中学生ありささんをレイプしてしまったものの、未成年の少女や人妻と言った人道にもとる女性には一切手を付けないのが俺の主義であり、先代も同じ感覚を共有する同士だった。守男は父親からそういう女に関する一種の帝王学も教育されている筈だ。俺がこんな大金を受け取ってしまったら、主義に反する仕事でも受けざるを得ないだろうと、ボンは考えたのだろう。金にモノを言わせるとは、やはり人格者だった先代に比べて守男の器の小ささを物語っていると思われたが、こんな大金をみすみす断ってしまう程、俺も道徳家ではない。そして、微妙な空気を読んだ久美が高額の「お車代」を俺がすんなり受け取った事に安心した様子で、ソファの前にしゃがみ込み股を開いて艶めかしいムチムチの太股を晒しながらステテコをずらし始めると、俺のムスコは年甲斐もなく強烈に勃起して少し痛みすら覚えた。プルンと勢いよく飛び出した肉棒に、久美の生白く柔らかい手がソッと被せられる。

「ああ、素敵ですわ、羽黒様。凄く固くて、熱い……ご奉仕させて頂いてもよろしゅうございますか?」
「好きにせえ。ついでにオメエの大好きなオナニーをしながら、しゃぶってみい」
「そんな、恥ずかしいですわ。それに……モリオ君」
「なあボン。姉ちゃんに自分の指でマンコを弄らせたっても構へんやろ? 本番させろとは言わんさかい」
「ご自由に。そうだ、麻里さんもオナニーしてみましょう。お乳を揉み、アソコを弄って、気をやるのです。そしたら、一緒に出してあげましょう」
「よっしゃ久美。ボンらに負けんように、やってえな」
「嬉しい! で、では、久美はオナニーしながら、ご奉仕させて頂きます。どうかよろしくお願い致します」

 馬鹿丁寧な久美の言葉遣いは滑稽に思われるかも知れないが、彼女は調教する前からとても礼儀正しく、すっかり淫乱な体に開発してやった後でも、その上品な態度は変わる事がなかったのだ。妾腹とは言え、世が世なら俺など面会も叶わないであろう、上流階級の旧家の血筋を引く女は違うのだろうかと、俺は感心している。同じ中年女でも麻里とはえらい違いであるが、共通するのは男好きでひどく貪欲な嫌らしい肉体を持っている事だ。一応守男の前で操を立てるつもりかマンコ弄りにためらいを見せたのが久美らしい所だが、よほど体を悶々と疼かせていたのか、満面の笑顔でオナニーしながらの口唇奉仕を喜んで見せる中年女は何とも愛おしく思えた。俺は調子に乗ってフェティッシュな要求まで繰り出す。

「ええか久美、下着を着けたままオナるんや。オメエの嫌らしい匂いが染み付いた下着を後で貰うたるさかいな」
「そんな、汚いです」
「構へん、構へん。遠慮せんと、べっちょりマン汁を出したらええんや。それとも、オメエのパンツはもうビチョビチョなんか?」
「ああ、はい……恥ずかしいです!」
「ではわての言う通りにせえ。パンツの中に手え入れて、前の穴に指二本入れえ」
「ああっ! 気持ちいいです」
「弟の前で、そないに感じるんか。はしたない女やな」
「イジワルウ~!」
「おケツの穴にも指入れや」
「そ、それは……」
「何をためろうとるんや。第二関節までズッポリとやで」
「あああ~っっ!! だ、駄目、おかしくなってしまいます!」

 俺はもちろん久美の両穴をみっちりと調教し、アナルでも十分にセックスが可能だしむしろ前以上の快感が得られるように仕上げている。だから当然のごとく尻穴弄りも指示してやったのだが、それを見ていた守男が意外な言葉を発した。

「姉さん、そんな所まで感じるのかい?」
「モリオ君、駄目っ! そんな呆れた目で見ないで」
「何やボン。おケツの穴っつうのは、誰でも一番感じてまう性感帯やで、当たり前やないか。お前、もしかしてお姉ちゃんのココをかわいがっとらんのかい?」
「そうですね。ちょっと触ったら嫌がりましたので」
「どアホウ! 初めっから喜んでケツの穴を弄らせる女が、どこの世界におろうかい。なあ久美、弟にオシリノアナが気持ちいい事を、教えたれ」
「モリオ君っ! お姉ちゃんね、オシリノアナがとっても感じちゃうの」
「今度から、ちゃんとかわいがってね、と言うたれ」
「ああ、恥ずかしいっ! 今度から、お姉ちゃんの、オシリノアナも、ちゃんとしてね……あ、あ、も、もうイキそおですうっっ!!」

 やはりこの異常なシチュエーションでひどく興奮してしまうのだろう。久美はまだ二穴に指を入れただけなのに、本気で極めてしまいそうな悶絶ぶりを見せる。そこで俺はもうちょっと我慢しろと言いながら、さらに余った指でクリを擦らせ、もう片手で乳首を転がしながら乳房を揉むよう指示すると、アヘりまくっている久美の口にギンギンの怒張を突っ込んだ。すると久美はその巧みな男を歓ばせる手管を発揮する暇もなく、ビクビクと全身をおののかせて昇り詰めてしまったので、射精コントロールの利く俺はドッと熱い劣情の証を口中にぶちまける。ずっと長くイラマチオさせていた守男もこちらの様子を見て放精したらしいが、馬鹿女麻里はウゲッと床にザーメンを吐き出してしまう無礼なマネを晒していた。せっかく飲精出来るまで調教してやったのに、もう戻ってしまったらしい。困った女であり、守男の言った「いい女」が大嘘だとわかる。久美の方はもちろんしっかりと俺の精液を受け止めて、喉を鳴らして飲み下すと、残り滓まで舐め取るべく亀頭と竿の継ぎ目のミゾにまで舌を這わせて「お掃除」に余念がないのだ。この二人を抱き比べて、月とスッポンだとわからない筈がない。

「ああ……羽黒様。久美の嫌らしいお汁が染み付いた下着でございます。どうか、お受け取り下さいませ」
「よっしゃ、貰うたるで。しっかし汚いパンツやなあ。どんだけ欲求不満やったねん」
「嫌だ、恥ずかしい」
「ええがな、ええがな。今日はノーパンノーブラで仕事すんのやで」

 真っ赤になって恥じらいながら、花柄のセクシーな下着を脱いで差し出す中年女の悩ましさに俺は満足し、恐らくずっと悶々として付けていたらしい久美の分泌物で茶色に変色したパンツも喜んで受け取った。そのひどい汚れぶりは、オナニーで極めさせてやった彼女のはしたない歓びようを如実に表しており、ボンにあまり抱いて貰ってないのだろうかと余計な詮索をしてしまう。ボンの肉棒を象った淫具を用いた俺の調教でその快楽を肉体に刻み込まれた久美は、弟のシンボルを見ただけで欲情し、手でも性器でも、そしてまだ使われてないらしいアナルに受け入れても、全身が感激で打ち震える程の歓びが得られる筈なのだ。逆にそれが与えられなければ間違いなく欲求不満に陥ってしまう。長年仲睦まじく連れ添った夫に対する妻の体のような状態を、短期間で徹底的に作り上げてやったわけである。

「おいボン。早う言いや。どうせ、難しい女を調教せえ、言うつもりやろ?」
「さすがですね、羽黒さん」
「わては、人の道にもとるような女には、絶対手を出さへんのやで」
「あなたの口からそんな言葉が聞けるとは思いませんでしたよ」

 俺が牽制球を投げると、守男は極力感情を抑えた様子でそう言う。手錠を外してオナニーさせながら口唇奉仕させたのに、無礼にもザーメンを吐き出してしまった馬鹿女麻里はとうにお払い箱のようで、さっさとイチモツをしまい込むと彼女には一瞥もくれていない。何が「いい女」だ。自分の言葉が大嘘だった事をアッサリ露呈しているではないか。当の麻里はとことん鈍感で、守男の気持ちが自分には全然ない事に気付いているのかどうかわからないが、相変わらずしゃがみ込んで乳やマンコを弄りながら快感に惚けたような表情を浮かべる醜態を晒していた。

「では羽黒さんにお願いさせて頂きましょう。あなたの家のお隣に住む、うちの病院の副看護師長を私用の性奴隷に調教して頂きたい。姉さんや麻里さんのようにです。ご存じですね、山田恭子さんは」
「あのな、ボン。その女は人妻やないけ」
「わかっています。ですが私はどうしても彼女を自分のものにしたいのです」
「アホな事抜かすな!」
「私は彼女がうちの病院にやって来て、一目で惚れてしまったのです……」

 守男はここで山田恭子に対する想いをつらつらと述べやがった。お隣さんだから俺も十分知っているが、彼女はおそらくボンより背が高く、スタイル抜群で色白美形のモデルみたいな素晴らしい容姿の女性だ。何を隠そう、長年女の調教を生業にして来た俺ですら見惚れてしまい、股間が硬くなってこんな女を調教出来たら、と邪欲を覚えてしまうくらいなのだ。最高クラスの女だと言っても過言ではなく、ボンが一目惚れしてしまったのもうなずける。そして彼女は気立ても良く仕事ぶりも有能で、一目で気に入っていた守男は、ますます惚れ込んでしまったらしい。数多入る大病院のナースの中で特別に目を掛けて、実姉の久美に次ぐ副看護師長に大抜擢してやると、満を侍して彼女にプロポーズした。ところが年上でもあり当時独身で必ずや承諾してくれるだろうと思った恭子さんは、驚くべき事に大病院の御曹司との結婚と言う玉の輿を断ってしまう。その上まるで当てつけるかのように、彼女は守男よりさらに年下で大卒後就職すらしていなかった現在の夫と結婚してしまったのである。

「私は今でもまだ信じられないのです。なぜ彼女が私を拒絶し、あんな男と結婚して苦労する道を選ぶのか」
「悪いがボン、そないな話は受けられへんで。帰らして貰うわ」

 隣人だから良く知っているが、確かに恭子さんの夫は彼女には全く不釣り合いな情けない男で、せっかく就職した中学校教員も辞め、ヒモ状態でブラブラしているようだ。誰が見たって彼女の決断は不可解だし、子供はいないようだから今からでも別れて守男の求婚を受けるべきだと、俺でも思う。だが、好き合って一緒になっている夫婦を引き裂く事は、人として許される事ではなかろう。あんな駄目夫のどこが良いのか傍目には全くうかがい知れないが、恭子さんはヤツを好いて甲斐甲斐しく尽くしているようなのである。男女の仲は当事者にしかわからないものだ。

 ところが俺が席を立とうとすると、久美が土下座して頼み込んで来た。

「待って下さい、羽黒様。どうか考え直しては頂けませんか? あの子の話をもう少し聞くだけでも結構ですから」
「おい、やめろや、久美。お前、他人の嫁さんを横取りするやなんて、許されへん事やと思わんのか?」
「わかっています! わかっていますけど、それでもモリオの話を聞いて頂けませんか? あの子が本当に女性を好きになったのは、恐らく初めてなのです」
「やめてくれませんか、姉さん」
「ボンもああ言うとるやないけ。頭を上げんかい、久美。オメエにそないなマネされたら、気分が悪いわ」
「でも、モリオは本当にかわいそうな子なんです、お願いします!」
「話くらい聞いたるから!」
「姉さん、本当にやめてくれよ。私の方が恥ずかしいじゃないですか」

 俺と守男に諭された久美はようやく頭を上げて立ち上がると、必死の形相で俺に迫って来た。

「ありがとうございます、羽黒様」
「話を聞くだけやで。どないな事情があろうと、人妻に手え出すなんて、わては絶対にせえへんからな」
「あ、あの、もうよろしければ、今度は私のおんなで羽黒様にご奉仕させて頂ければ」
「何い!? 色仕掛けでわてを落とす気か? そら無駄に決まっとるやろ」
「いえ、弟の無理を聞いて頂けるならば、姉としてこのカラダの一つや二つ、喜んで羽黒様にお捧げする所存にございます」

 久美は絶対に結ばれない弟の守男を深く愛しており、ヤツの愛人奴隷となるべく、自ら望んでヤクザな俺に性奴隷調教を施された女である。本当なら愛する男の寵愛を独占したいのが女の性(さが)であろうに、あろう事か人妻を寝取りたいと言うヤツの邪欲を満たしてやるため、目の前で俺に抱かれようと言うのか。俺は彼女の必死さにタジタジとなり、濃厚に発散している性フェロモンに当てられて、こんな「いい女」をもう一度抱いてやりたいと言う危険な衝動に負けそうになっていた。守男に抱かれればメロメロになるよう、その肉棒の形で快楽を刻み込んでやった久美のオマンコだが、その前に調教に使用した俺の改造ペニスの悦楽だって忘れる事はないのだ。最愛の弟が見ている前だろうが、いや絶対に感じてはならぬと思えば思うほど、久美は乱れまくって強烈なイキ姿を晒してしまうに違いない。背徳のセックスはどんな真面目な人間でも獣に変えてしまう魔力を秘めているものだ。

ーーアホんだら! 俺がここで寝取りを楽しんでどないするんや。ボンを叱る資格がないで

 だが、俺はここで理性を働かせて危うく踏みとどまった。たとえ彼女自身の申し出でも、生涯を誓った愛人奴隷である久美を目の前で犯してしまったら、ボンの寝取り願望を諫めても説得力がなくなってしまう。俺は弟を愛する久美の気持ちを痛いほど感じながら、守男に質問した。妙な答えを返そうものなら、久美が失神するまで抱いてやった上で、依頼を断り帰るつもりだった。

「おいボン! お姉ちゃんは馬鹿なお前さんのために、俺に抱かれるつもりだとよ。いいのか?」

ーー断るんやで、ボン。お姉ちゃんの気持ちはオメエだって十分わかっとるやろう。そんな女を俺に抱かせるようじゃ、男として失格や

「申し訳ありませんが、姉さんを抱いて頂くわけにはいきません。こんなお願いをしながら、自分でも勝手だとは思いますが」

 俺は少しだけ守男を見直し、話だけでも聞いてやろうと言う気になった。

「モリオ君! お姉ちゃんなら、いいのよ。羽黒様に、その、して頂いても」
「姉さん、ごめんなさい。それは私の方が我慢出来ないのです。姉さんだって結婚出来なくても、私にとって一番大切な女性である事には変わりないのですから」
「モリオ君、ありがとう」
「おいおい、そないな所で感動物語をされても白けるだけやで」
「では、私の話を聞いて頂けるのですね」
「はよせい!」

 守男が実姉であり一生の愛人である自分の事も大切に思い愛している事を確かめた久美は、嬉し泣きでボロボロ涙を流している。俺は人一倍人情話には弱いのだが、たとえどんな事情があろうとも人道にもとる行為に手を染めてはいけない、と自分に言い聞かせて、ボンの話を続けさせた。

「私には親が勝手に決めた婚約相手がいるのです」
「それがどないした?」
「その人は地元の大企業の社長令嬢で、私より十歳も年下の大学を卒業したばかりのお嬢さんです。何度かお会いしましたが、とても美しく感じのいい女性でした」
「わからんな。メチャクチャおいしい話やないけ。お姉ちゃんとは結婚出来へんのやから、その彼女と所帯を持てばええがな。そや、結婚前にその娘を調教しといたろか? お前さんのチンポをハメられたら、初夜からヒイヒイ泣いて一生離してくれんようになるで」

 久美も麻里も、そういう状態の、言わば守男の性奴隷にしてやったのである。本妻となるえらく若いお嬢さんだって、一月も預けて貰えば十分に仕込む事が出来るだろう。だが、守男は頑なに言った。

「私には選ぶ権利がないのですか。いつだってそうだ。父の後を継いで医者になったのだって、なりたくてなったわけではありません」
「そうなんです、羽黒様。モリオは小さな頃から全く自由のない、かわいそうな子でした。お父様のご意志で医者になる事が当然のように義務付けられていたからです。脇目も振らないで勉強せねばならず、女性とお付き合いした事もありません」
「結婚相手くらい、私は自分で選びたかったのです」

 なるほど、何不自由なさそうな旧家の跡取り息子と言うのも、それはそれで楽ではないらしい。だが全く正反対と言って良い貧乏な生い立ちで苦労して来た俺には、甘ったれた世迷い言にしか聞こえなかった。

「三十過ぎにもなって、ケツの青いガキみたいな事抜かんやないで、ボン。結婚と恋愛は別物やろが。それにお前さんなら、先代みたいにヨメさん以外の女をいくら囲うてもええんやろうが」
「わかっています。ですから、話を良く聞いて下さい。私はもう恭子さんと結婚する事は諦めました。父が決めた婚約相手と近く籍を入れるつもりです」
「何い!? お、おい、それじゃ、まさか」
「はい、そのまさかです。恭子さんを、姉さんや麻里さんのような私の愛人にしたい。あんな生活力のない男とは別れさせて、私の愛人奴隷として一生かしづかせたいのです。生活の苦労は一切させませんし、子供だって産ませる事が出来ます。その方が恭子さんにとっても幸せに決まっているではありませんか」
「お前、脳味噌がイカれとるで、ボン! あのな、選ぶ権利はお前だけやない、恭子さんにもあるんやで。惚れた女にふられた腹いせで、相手から引き離そう言うんは男として、いや人として最低のクズや。お話にならんな」
「やはり引き受けてはくれないのですね」
「当たり前や!」

 話を聞いたらますます腹が立つばかりだった。本妻のある身で人妻を寝取って愛人奴隷に堕とそうとは、正にゲスそのものではないか。そして守男は俺が承諾するわけがない事は十分わかっており、ここからゲスの本性を剥き出しにし始めたのである。

「仕方ありません。麻里さん、連れて来て下さい」

ーーゲッ! やっぱりコイツが黒幕だったか。ひでえ事しやがる

 いつの間にか奥の部屋に引っ込んでいた麻里が、呼ばれてもう一人後ろ手錠に全裸姿の少女の首輪をリードで引いて、部屋に戻って来た。かわいそうに、エーンエーンと泣きじゃくっているいたいけな少女は、麻里の娘ありささんである。俺は守男に対する怒りが全身に込み上げて来るのを覚えていた。

「羽黒さん、この子に見覚えがおありでしょう」
「おいボン、やっぱりテメエが噛んでやがったのか」
「何の事ですか」
「トボけるのもええ加減にせえ! よりによって中学生に手え付けるとは……ありささんをすぐに離したるんや!」
「ちょっと待って下さい、反対でしょう。嫌がるこの子をレイプしてしまったのはあなただと麻里さんからお聞きしていますが」
「馬鹿野郎、あれは麻里が……」
「オジさん、助けてえ!」
「これ、ありさ。悪いのはあの町内会長のオジさんよ。あなたをこんなにして売り飛ばしてしまったのはあの人なの」
「違うもん。オジさんはいい人だもん!」
「さあ、ありささん。聞き分けのないオクチは塞がないといけないね。ママのように、私のコレをしゃぶっておくれ」
「嫌だあっ! ママ、許して」
「あらあら、又お仕置きされたいの?」
「オジさん! オジさんっ!」
「おい、やめんかっ! お前ら、地獄に落ちるで!」
「レイプ犯のあなたが、何をおっしゃいますか。仕方ないな。コレが無理ならテープで口を塞いでやって下さい。話が混乱しますから」

 よほどボンに大金を積まれたのだろうか。麻里は嫌がって泣き叫ぶ娘にイラマチオさせようとし、言う事を聞かないと見るやガムテープで口を塞いでしまう。ありささんは俺に向かって助けを求めるが、実際に強姦してしまった負い目もあって、怒鳴りつけてやる事しか出来なかった。あんなに嫌がっている口唇奉仕を無理にさせるようなら、力ずくで止めに入ったかも知れないが。すると俺と同様にいたいけな少女の陵辱を見かねたのか、久美が口を開いた。

「お願いよ、モリオ君。その子に酷い事はしないで。麻里さんだけで十分でしょう。まだ中学生なのよ、ありさちゃんは」
「姉さんまで勘違いして貰っちゃ困るな。私は年上の女性が好みなんですよ。こんなコドモに欲情するようなロリコンではないのです。羽黒さんと違ってね」
「何やて! 言わせておけば……」
「失礼しました。少し言葉が滑りましたね。話を整理しましょう。麻里さん、ご説明を」
「はい。私は守男様の愛人となり、生涯に渡って娘ともども生活の保障をして頂きました。深く感謝しておりましたところ、あの人が来られて私を襲い、あまつさえ娘にまで欲情し縛り付けて処女を奪ってしまったのです」
「黙れ! ようそないな大嘘が吐けるな」
「ですが、それも守男様のご命令だろうかと思い泣き寝入りする所でした。その上あの人が、娘も守男様の奴隷に差し出せ、と言われたので、こうして……」
「娘をヤれ、言うたのはテメエやろうが! この腐れ外道がっっ!!」
「まあまあ、どっちが本当かわかりませんが、羽黒さんがこの子をレイプして、麻里さんがこの子も愛人奴隷にして下さい、とありささんを連れて来た。これは事実でしょう。私は決してこんな子供を愛でる趣味はないし、何も知りませんでした」
「なら、さっさとその子を逃がしてやらんかい。スッパダカで泣きながら慄えとるやないか」
「羽黒さん、あなた未成年者をレイプしたんですよね。警察のご厄介になりたいのですか」
「な、何い!?」

 一体何と言う茶番劇だろう。俺はあまりにも強引なボンのやり口に二の句が継げなかった。ただひ弱な外見でも実は誰も敵わない強い権力を持っている細川守男と言う青年を敵に回せば、間違いなく人生が終わってしまうであろう事は、十分に理性で納得してしまっていた。状況は圧倒的に不利である。

「羽黒さんが頑固だからいけないのですよ。かわいそうだけど、この子を使わせて貰いましょう。取引しませんか、羽黒さん」
「警察でも何でも突き出せばええやろうが」
「まあ冷静になって下さい。そうなったら、不幸になるのはあなただけではすみませんよ。羽黒さんが恭子さんの調教を承諾して頂くまで、私はこの子を監禁して逃がしません。あなたのようにうまく出来ませんが、クスリでも使って奴隷調教してみましょう」
「お前、コドモには興味がないと言ったやないか」
「何、その内大人になります。あと十年もすればね」
「ボン、お前は恐ろしい男や。ホンマもんの鬼畜やで」
「羽黒さんがウンと言って下されば、全ては丸く収まるのですよ。ありささんは解放して、もちろん生活の面倒は見ます。あなたにだって十分報酬を弾みますよ。これでいかがですか」

 頭に血が上っていた俺だが、ここではもう完全に負けを悟っていた。結局麻里にたぶらかされた時と同じ手口でやられたわけである。何てこった。俺は気持ちの整理を付けるべく、久美に話し掛けた。

「なあ久美。オメエはどう思う? 弟が恭子さんを寝取ってしまう事を」
「もちろんいけない事だと思いますわ。でも、恭子さんが今のままで幸せかどうかは、わかりません。もしかすると弟の言う事にも一理あるのでは、と思います」

ーー結局コイツは弟の言いなりなんやな

「わかったで、ボン。せやから早う、その子を許したってくれ」
「わかりました。さ、麻里さん、隣の部屋に行って服を着て親子でお帰りなさい。今日はもう結構です」

 ボンは本当にその気はなかったのかアッサリそう言って三倉母娘を隣室に引っ込ませると、フッとため息を付いた。

「あの子も羽黒さんにレイプされた時は、結局女の歓びに目覚めて最後は自分から腰を振って楽しんでいたと、麻里さんから聞いたんですがね。私に対しては泣いて嫌がるばかりで、どうしても受け入れてくれませんでした」
「そら、当たり前やないか」

 俺はありささんのロストバージンの苦痛を心身ともに和らげてやろうと、長年の調教師稼業で培ったテクニックを駆使し、時間を掛けてじっくりと、丁寧に優しく性の手ほどきをしてやったのだ。それにもともと会えば挨拶を交わすだけの仲だったのも大きい。全く知らないボンのような男がいきなり欲望をぶつけても、いたいけな少女が体を開いてくれるわけがない。

「羽黒さん、私とあなたとは物の考え方が違う。ですが、こと女性の調教に関しては一目を置かざるを得ません。どうか、私に力を貸して頂きたい。姉さんや麻里さんのように、恭子さんも私のペニスを見ただけでメロメロに欲情して何でも言う事を聞く奴隷のように仕込んで欲しいのです。私にはそんな芸当は逆立ちしたって無理だ。ありささんを調教しようと試みて、あなたの力を思い知らされましたよ」

 今さらではあるが、ボンから褒められて悪い気はしなかった。だが久美や麻里と違って、本人が同意しているわけでもない人妻を性調教するには問題が山積している。

「ところでボン。恭子さんをわてはどうやって調教したらええんや? まさかレイプするわけにはいかんで。それこそ、わての人生おしまいやがな」
「ああ、その件に関してはもういろいろと手を打ってあります。後はあなたが、私の計画通りに動いて下されば」

 そこで明かされた、人妻の恭子さんを罠に嵌めて、守男の愛人奴隷となるよう寝取ってしまう計画は、恐ろしく手の込んだ巧妙なものであった。ほとんど誇大妄想狂のストーカーが描く夢想に近いが、絶大な力を持つ守男は俺の力を借りて強引に実現しようとしているのである。こんな執念深い男に横恋慕されてしまった恭子さん夫婦にとっては災難としか言いようがない。

ーーボン、お前そこまでして恭子さんを……マジであの女にホの字なんやな

 にわかには信じ難い話だったが、俺が住む町内に守男は既に裏工作を仕組んでいたと言うのだ。俺がいつの間にか町内会長に推されてなっていたのも、恭子さん夫婦が俺の家の隣に新居を構えたのも、全てはボンの差し金によるものだと言う。そしてもともと同じ町内に住む久美や麻里も、恭子さん寝取り計画に大きな役割を担うのだ。

「羽黒さんには、町内会長として親睦旅行を企画して頂きたい。姉さんや麻里さんにも協力して貰いますから、人は集められる筈です。そして恭子さん夫婦にも参加させるのです」
「そらまた遠大な計画やなあ。そないなもん企画しても、あの亭主は内気そうやから絶対参加しそうにないで」
「姉さんは恭子さんの直属の上司ですし、夫とも親しく話せる仲です。必ず夫婦で参加するよう説得させますから」
「で、その旅行とやらに夫婦を誘い出して、何を企んどるねん」
「そこで麻里さんに人肌脱いで貰うつもりです。実はあの夫は中学校に勤めていた頃、ありささんととても親しかったと言う情報があるのです。そこで……」

 こうしていつの間にか守男の奸計にすっぽり嵌まってしまった俺は、ヤツが多大な金と時間と労力を費やして企んだ「恭子さん寝取り調教計画」に荷担せざるを得なくなってしまったのだった。


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続く→第二部 羽黒健三編②



 
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