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「狙われた美姉妹」Ⅰ.7月1日(月)試験終了日の悪夢 Ⅰー9.ゲイボーイの手管(1)
Ⅰー9.ゲイボーイの手管(1)
「ねえ、奴隷になる決心はついた?」
陽子が顎をしゃくって聞くと、恵利香は涙目を上げしばらく逡巡してから
「はい……」
と答えていた。陽子の言った通り早く降参した方が賢明で、これ以上の羞ずかしめには耐えられそうにないと思ったのだ。しかしそこへ正代が横槍を入れた。
「駄目よ、まだ3時間残ってるわ。この子たちにたっぷり可愛がって貰わなきゃ」
「ああ……もういいです。本当に奴隷になりますから、許して下さい」
「あら、それじゃ面白くないわ」
そこでようやく尻の処理を終えたノブが指を抜いて言うと、カイとテルも不満そうに言った。
「そうよ、まだ気持ちいい事は何もしてないじゃないのよ」
「せっかくスペシャルコ-スを準備して来たんだから」
「嫌です! もう堪忍して下さい……」
「ふふふ、ダ-メ。文句は3時間たってから聞いてあげる」
カイはそう言うと、又もやボ-ルキャグを口に噛ませて恵利香の言葉を封じてしまった。
「とりあえず体を綺麗にしてあげなきゃね」
そして、ゲイボ-イたちは身動きの取れない恵利香の体に吹き出た生汗を蒸しタオルで拭き始めていた。もちろん羞ずかしい股間も含めて全身を清めようというのだ。
「それじゃ任せたわよ。3時間後で来るわね」
「グウの音も出ない程、タップリ油を絞っておいてさしあげますわ」
こうして正代と陽子が退場すると、後は3人の少年たちの独壇場であった。グショグショになっていた性器の中まで丁寧に清めたゲイボ-イたちはまず恵利香の目を頑丈な目隠しで塞いでしまった。視界が奪われると通常の数倍感じてしまう女体を知り尽くした手管であったが、目も口も塞がれ羞ずかしい箇所を大きく広げられた恰好で四肢を拘束されている恵利香は、不安で体がガタガタと慄えて始めた。少年たちは無言になって気配を殺し
ーー一体何をされるのかしら
という強烈な不安感を美少女に味わわせるのだった。そして無言の少年たちは両手にバサバサに穂先を崩した小筆を持つと、まずカイの右手が筆を耳元にそっと触れさせていった。すると
「ンンッ!」
と大袈裟なまでに悲痛な呻きを洩らした恵利香はビクンッと美貌を反対側に反らせたが、今度は待ち構えていたカイの左手の筆が左耳辺りに触って来た。再びくぐもった悲鳴が洩れ、左右から責められて逃げ場を失った恵利香は絞り出すような呻きを洩らすと上体をブルブルと慄わせ始めた。
ーーこ、こんな……ウウンッ!
カイの筆が両サイドから耳やうなじの辺りに這うと、それだけでゾクゾクという快感が迸り意識がボウッと霞んでしまうみたいだった。
ーーあ、嫌あっ!
そして今度はテルとノブが小筆を両足の土踏まずに触れさせて来ると、新たな刺激に恵利香は参ってしまった。こうしてカイの筆が上半身を、テルとノブの筆が下半身を這い回り始めると、恵利香の美身は面白いようにビクビクと反応し、噛み締めるキャグから甘いすすり泣きが洩れ出したが、それはどうしようもない喜悦を訴えるものであった。少年たちの筆はまだ中心部からはほど遠い所を軽くくすぐっているだけなのに、信じられないような歓びが至る所からジ-ンとわき起こって来るのだ。そして少年たちは余裕タップリに恵利香の反応を観察しながら筆を這わせ、そこが彼女の弱点だと見破ると執拗に攻撃して来るので、性感豊かな美少女の体は今やジットリと生汗をにじませ、くねくねと悩ましくのたうち回っていた。
ーーた、堪らない……ううんっ! 助けて、も、もう……
少年たちの小筆はまるで恵利香の全身に眠っていた性感帯を目覚めさせるかのように丁寧に至る所を這い回っていたが、目隠しも最大限の効果を発揮して、次に責められる箇所の予測がつかないためにガ-ドする事も出来ず、あっと気が付いた時には小筆の柔らかい愛撫が体の中に入り込んで、官能を燃え立たせて来る。しかも3人の手にした6本の小筆に這い回られるのでは、官能豊かな女子高生が感じない筈はなかった。そして、あちこちバラバラに動いていた筆が、申し合わせたように手足の先端部に集まって来たかと思うと、カイの筆は腋の下を責め、テルとノブの筆は両側の足の指の股を1本1本開かせながらくすぐって来た
「フンッ!」
その瞬間これまでになくズシンと重い快感に突き上げられた恵利香は苦吟してワナワナと全身の慄えを大きくした。普段でもくすぐったい箇所の代表のような腋の下からは、くすぐったさを超えてダイレクトな性感がズウンと響き渡り、足指の股からもズシンと未知の奥深い快感が襲って来た。
ーーこんな所で……ううっ!
足指の股が結構ポピュラ-な性感帯である事を知らない恵利香は、あらぬ所から強烈な性感に貫かれて狼狽し、もう完全に白旗を上げてすすり泣きを高くしていた。そして6本の小筆は徐々に体の中心部に向かって這い上がって行き、タップリと恵利香を快感にのたうち回せると、とうとう乳房や性器に近付いて来た。カイの筆がパンパンに張り詰めた胸の膨らみの裾野に、テルの筆が無毛の股間のアリノトワタリに、そしてノブの筆が尻の狭間付近に当てがわれると、恵利香は思わずグッと胸と股間を突き出して刺激を「おねだり」してしまっていた。ハッと気づいた恵利香は慌ててはしたない仕草を自制しようとしたがもう遅く、征服感にニヤリと笑った少年たちの筆が乳房の膨らみと無毛の丘にかかると体に芽生えてしまっていた期待感で情けない程筆を愛おしく受け入れてしまい、ノブが手で尻たぼを割り開きながら撫でて来る筆の感触にもグッと甘美に性感を揺さぶられてどうしようもなくなった。そして少年らしからぬ冷静さで筆がゆっくりと胸の膨らみを這い上がり、淫唇をくすぐりながら動き、尻の狭間からアヌスの入口までなぞり返して来ると、余りの快感に頭を痺れ切らせた恵利香はキャグをギリギリと噛み締めながら嗚咽を昂らせた。そしてとうとう筆先が乳首、クリトリス、そしてアヌスの入口を捕らえて2、3度スルッスルッとくすぐると
「ン-ッ!(あ、あ、イッチャウ!)……」
と絶頂の予感に恵利香の全身はワナワナと激しく慄え始めたのだが、何を思ったのか、少年たちの筆はそこでスッと引かれて行った。
ーーあ……あ、どういう事?
気をやる寸前だった恵利香はホッとすると同時に、相変わらず無言の少年たちのやり口が理解できず頭が混乱した。筆愛撫で完全に開花した全身の性感帯が熱くジ-ンと疼き、
ーーもう少しでイケそうだったのに……
と思ってしまった恵利香は、そこでハッと正気に戻った。それが少年たちの手管なのだ。強く刺激すればすぐにでも恵利香をイカせる事も出来るだろうに、あえて焦らして彼女が欲情を押さえ切れず自分から欲しがるようになる状態に追い込もうとしているのだ。そんな事になったらもう絶対に立ち直れないし、少年たちに頭も上がらなくなってしまう。形だけでも奴隷になる決心はついているのだが、身も心も本当に奴隷にさせられてしまう気がして、恵利香は何とか崩れかけた体を立て直そうと思ったが、内心ではどんなに頑張ってもこの少年たちの手管には叶わない事もわかっていて諦めに近い心境に近かった。そしてしばらく放置していたゲイボ-イたちが、今度は思い思いの場所に唇を押し当てて来ると、たちまち恵利香は声にならない悲痛な呻きを洩らしていた。小筆愛撫で見破った性感帯を中心に全身を3人の唇が這い回り、弱点の性感帯を更に大きく育てるように舐めては吸い上げて来るのだ。しかも3人は性感調教のプロらしいテクニックを発揮して、唇を吸盤のように強く吸いつけて恵利香の体に眠る性感を根こそぎ掘り起こして来た。これではとても我慢出来ず、次々に官能の扉を開かれた恵利香はビクンビクンと美身を慄わせて身悶えながら、キャグの奥で熱く淫らな嗚咽をくぐもらせていた。もう完全に少年たちの性戯に支配され、惚けたような頭の中では
ーー気持ちいい
としか考えられなくなっていた。そして身も心も蕩けるような心地良さに酔い痴れながら、肝腎の箇所には刺激が与えられていないのだからイク事もなく、どんどん未知の高みに興奮が膨らんでいくばかりで、本当に頭がおかしくなりそうだった。
「ン-ッ!(ア-ッ! す、凄い……)」
そして3人の唇が乳房の裾野と太股の付け根辺りに集結して来ると、余りの興奮と快楽の予感に恵利香はキャグの下で絶叫し、ゆっくり唇が中心部に責め上がって来ると凄まじいアクメの予感で頭が真っ白になった。そしてカイの唇が豊かに張り出した乳房を吸い上げながらグルグル螺旋状に這い上がり、テルの唇が女の部分の襞を1枚1枚捲るようについばみながらドクドクと熱湯にように吹き出す愛液をすすり上げると、心臓をグッと鷲掴みにされたような快感の高みで恵利香はすすり泣きを激しくした。そしてノブはすっかり脱力してガ-ドの緩んだ尻穴に唇をつぼめて潜り込ませ滑らかに出し入れして悪魔のアヌス性感を開かせていったが、それぞれ単独でも十分女体を狂わせるのに十分な唇愛撫が三箇所加えられる事によって相互に響き合い、何倍もの効果で恵利香を淫色に染め上げるのだった。ところが少年たちは実に心憎い程にツボを心得て、恵利香が絶頂付近に押し上げられると愛撫を緩めたり中断して簡単にはイカせてくれず、美少女を焦燥と欲情の狭間にのたうち回らせた。そして恵利香にとっては途方もなく長い地獄のような焦らしの後、カイが乳首をテルがクリトリスを唇に含み、ノブは舌を入れたままアヌスの入口に唇をピタリを付けると一斉に強く吸い上げた。その瞬間頭の中で快感の太い矢に全身を貫かれた恵利香は断末魔の悲鳴を上げ、全身をグンッと強く弓なりに反らせるとピクピクと痙攣させて絶頂を晒した。焦らされた挙げ句にようやく与えられたアクメは腰が砕け骨まで溶けてしまう程強烈で、きつく噛み締めたボ-ルキャグからはだらしなく涎がダラダラとこぼれて熱く淫らに嗚咽している恵利香の体から少年たちは唇を外してくれたが、それはまだ第一段階にしか過ぎなかった。
「恵利香ちゃん。気持ち良かった?」
カイが顎をしゃくり上げて顔を上げさせ耳元で囁くと、もはや備えも構えも無くした恵利香は小さくコクリと頷いたが、
「1時間たったから後2時間ね」
と言われて痺れ切った頭の奥で慄然とせざるを得なかった。目隠しの効果もあり、筆と唇の全身愛撫は無限とも思える程長い時間加えられたように感じていたのにまだ半分も終わっていないのだ。
「しばらく休憩したら、2回目してあげるわね」
「ンンッ!(嫌っ!)」
恵利香はとても我慢出来ず嫌々と首を振って拒絶を示した。これ以上責められては本当に身も心もおかしくなってしまいそうで恐怖さえ覚えるのだ。しかし少年たちは冷酷に取りあってくれなかった。
「あら、嫌がっても駄目よ。3時間の約束なんだから」
「それにしても派手に垂れ流したものね」
「まあ大洪水じゃない」
3人の少年は恵利香の大きく割り広げられた股間の辺りに集まると、ティッシュペ-パ-で口惜しくも淫情に破れて盛大に汚してしまった後始末をしながら、口々にからかいの言葉を投げかけて羞恥を煽るのだった。
「次はお道具を使ってあげましょうね。うふふ……」
そんなオカマ言葉をカイに耳元で囁かれた恵利香は背筋を強烈な悪寒が走るのを覚えていた。
「狙われた美姉妹目次」
「ねえ、奴隷になる決心はついた?」
陽子が顎をしゃくって聞くと、恵利香は涙目を上げしばらく逡巡してから
「はい……」
と答えていた。陽子の言った通り早く降参した方が賢明で、これ以上の羞ずかしめには耐えられそうにないと思ったのだ。しかしそこへ正代が横槍を入れた。
「駄目よ、まだ3時間残ってるわ。この子たちにたっぷり可愛がって貰わなきゃ」
「ああ……もういいです。本当に奴隷になりますから、許して下さい」
「あら、それじゃ面白くないわ」
そこでようやく尻の処理を終えたノブが指を抜いて言うと、カイとテルも不満そうに言った。
「そうよ、まだ気持ちいい事は何もしてないじゃないのよ」
「せっかくスペシャルコ-スを準備して来たんだから」
「嫌です! もう堪忍して下さい……」
「ふふふ、ダ-メ。文句は3時間たってから聞いてあげる」
カイはそう言うと、又もやボ-ルキャグを口に噛ませて恵利香の言葉を封じてしまった。
「とりあえず体を綺麗にしてあげなきゃね」
そして、ゲイボ-イたちは身動きの取れない恵利香の体に吹き出た生汗を蒸しタオルで拭き始めていた。もちろん羞ずかしい股間も含めて全身を清めようというのだ。
「それじゃ任せたわよ。3時間後で来るわね」
「グウの音も出ない程、タップリ油を絞っておいてさしあげますわ」
こうして正代と陽子が退場すると、後は3人の少年たちの独壇場であった。グショグショになっていた性器の中まで丁寧に清めたゲイボ-イたちはまず恵利香の目を頑丈な目隠しで塞いでしまった。視界が奪われると通常の数倍感じてしまう女体を知り尽くした手管であったが、目も口も塞がれ羞ずかしい箇所を大きく広げられた恰好で四肢を拘束されている恵利香は、不安で体がガタガタと慄えて始めた。少年たちは無言になって気配を殺し
ーー一体何をされるのかしら
という強烈な不安感を美少女に味わわせるのだった。そして無言の少年たちは両手にバサバサに穂先を崩した小筆を持つと、まずカイの右手が筆を耳元にそっと触れさせていった。すると
「ンンッ!」
と大袈裟なまでに悲痛な呻きを洩らした恵利香はビクンッと美貌を反対側に反らせたが、今度は待ち構えていたカイの左手の筆が左耳辺りに触って来た。再びくぐもった悲鳴が洩れ、左右から責められて逃げ場を失った恵利香は絞り出すような呻きを洩らすと上体をブルブルと慄わせ始めた。
ーーこ、こんな……ウウンッ!
カイの筆が両サイドから耳やうなじの辺りに這うと、それだけでゾクゾクという快感が迸り意識がボウッと霞んでしまうみたいだった。
ーーあ、嫌あっ!
そして今度はテルとノブが小筆を両足の土踏まずに触れさせて来ると、新たな刺激に恵利香は参ってしまった。こうしてカイの筆が上半身を、テルとノブの筆が下半身を這い回り始めると、恵利香の美身は面白いようにビクビクと反応し、噛み締めるキャグから甘いすすり泣きが洩れ出したが、それはどうしようもない喜悦を訴えるものであった。少年たちの筆はまだ中心部からはほど遠い所を軽くくすぐっているだけなのに、信じられないような歓びが至る所からジ-ンとわき起こって来るのだ。そして少年たちは余裕タップリに恵利香の反応を観察しながら筆を這わせ、そこが彼女の弱点だと見破ると執拗に攻撃して来るので、性感豊かな美少女の体は今やジットリと生汗をにじませ、くねくねと悩ましくのたうち回っていた。
ーーた、堪らない……ううんっ! 助けて、も、もう……
少年たちの小筆はまるで恵利香の全身に眠っていた性感帯を目覚めさせるかのように丁寧に至る所を這い回っていたが、目隠しも最大限の効果を発揮して、次に責められる箇所の予測がつかないためにガ-ドする事も出来ず、あっと気が付いた時には小筆の柔らかい愛撫が体の中に入り込んで、官能を燃え立たせて来る。しかも3人の手にした6本の小筆に這い回られるのでは、官能豊かな女子高生が感じない筈はなかった。そして、あちこちバラバラに動いていた筆が、申し合わせたように手足の先端部に集まって来たかと思うと、カイの筆は腋の下を責め、テルとノブの筆は両側の足の指の股を1本1本開かせながらくすぐって来た
「フンッ!」
その瞬間これまでになくズシンと重い快感に突き上げられた恵利香は苦吟してワナワナと全身の慄えを大きくした。普段でもくすぐったい箇所の代表のような腋の下からは、くすぐったさを超えてダイレクトな性感がズウンと響き渡り、足指の股からもズシンと未知の奥深い快感が襲って来た。
ーーこんな所で……ううっ!
足指の股が結構ポピュラ-な性感帯である事を知らない恵利香は、あらぬ所から強烈な性感に貫かれて狼狽し、もう完全に白旗を上げてすすり泣きを高くしていた。そして6本の小筆は徐々に体の中心部に向かって這い上がって行き、タップリと恵利香を快感にのたうち回せると、とうとう乳房や性器に近付いて来た。カイの筆がパンパンに張り詰めた胸の膨らみの裾野に、テルの筆が無毛の股間のアリノトワタリに、そしてノブの筆が尻の狭間付近に当てがわれると、恵利香は思わずグッと胸と股間を突き出して刺激を「おねだり」してしまっていた。ハッと気づいた恵利香は慌ててはしたない仕草を自制しようとしたがもう遅く、征服感にニヤリと笑った少年たちの筆が乳房の膨らみと無毛の丘にかかると体に芽生えてしまっていた期待感で情けない程筆を愛おしく受け入れてしまい、ノブが手で尻たぼを割り開きながら撫でて来る筆の感触にもグッと甘美に性感を揺さぶられてどうしようもなくなった。そして少年らしからぬ冷静さで筆がゆっくりと胸の膨らみを這い上がり、淫唇をくすぐりながら動き、尻の狭間からアヌスの入口までなぞり返して来ると、余りの快感に頭を痺れ切らせた恵利香はキャグをギリギリと噛み締めながら嗚咽を昂らせた。そしてとうとう筆先が乳首、クリトリス、そしてアヌスの入口を捕らえて2、3度スルッスルッとくすぐると
「ン-ッ!(あ、あ、イッチャウ!)……」
と絶頂の予感に恵利香の全身はワナワナと激しく慄え始めたのだが、何を思ったのか、少年たちの筆はそこでスッと引かれて行った。
ーーあ……あ、どういう事?
気をやる寸前だった恵利香はホッとすると同時に、相変わらず無言の少年たちのやり口が理解できず頭が混乱した。筆愛撫で完全に開花した全身の性感帯が熱くジ-ンと疼き、
ーーもう少しでイケそうだったのに……
と思ってしまった恵利香は、そこでハッと正気に戻った。それが少年たちの手管なのだ。強く刺激すればすぐにでも恵利香をイカせる事も出来るだろうに、あえて焦らして彼女が欲情を押さえ切れず自分から欲しがるようになる状態に追い込もうとしているのだ。そんな事になったらもう絶対に立ち直れないし、少年たちに頭も上がらなくなってしまう。形だけでも奴隷になる決心はついているのだが、身も心も本当に奴隷にさせられてしまう気がして、恵利香は何とか崩れかけた体を立て直そうと思ったが、内心ではどんなに頑張ってもこの少年たちの手管には叶わない事もわかっていて諦めに近い心境に近かった。そしてしばらく放置していたゲイボ-イたちが、今度は思い思いの場所に唇を押し当てて来ると、たちまち恵利香は声にならない悲痛な呻きを洩らしていた。小筆愛撫で見破った性感帯を中心に全身を3人の唇が這い回り、弱点の性感帯を更に大きく育てるように舐めては吸い上げて来るのだ。しかも3人は性感調教のプロらしいテクニックを発揮して、唇を吸盤のように強く吸いつけて恵利香の体に眠る性感を根こそぎ掘り起こして来た。これではとても我慢出来ず、次々に官能の扉を開かれた恵利香はビクンビクンと美身を慄わせて身悶えながら、キャグの奥で熱く淫らな嗚咽をくぐもらせていた。もう完全に少年たちの性戯に支配され、惚けたような頭の中では
ーー気持ちいい
としか考えられなくなっていた。そして身も心も蕩けるような心地良さに酔い痴れながら、肝腎の箇所には刺激が与えられていないのだからイク事もなく、どんどん未知の高みに興奮が膨らんでいくばかりで、本当に頭がおかしくなりそうだった。
「ン-ッ!(ア-ッ! す、凄い……)」
そして3人の唇が乳房の裾野と太股の付け根辺りに集結して来ると、余りの興奮と快楽の予感に恵利香はキャグの下で絶叫し、ゆっくり唇が中心部に責め上がって来ると凄まじいアクメの予感で頭が真っ白になった。そしてカイの唇が豊かに張り出した乳房を吸い上げながらグルグル螺旋状に這い上がり、テルの唇が女の部分の襞を1枚1枚捲るようについばみながらドクドクと熱湯にように吹き出す愛液をすすり上げると、心臓をグッと鷲掴みにされたような快感の高みで恵利香はすすり泣きを激しくした。そしてノブはすっかり脱力してガ-ドの緩んだ尻穴に唇をつぼめて潜り込ませ滑らかに出し入れして悪魔のアヌス性感を開かせていったが、それぞれ単独でも十分女体を狂わせるのに十分な唇愛撫が三箇所加えられる事によって相互に響き合い、何倍もの効果で恵利香を淫色に染め上げるのだった。ところが少年たちは実に心憎い程にツボを心得て、恵利香が絶頂付近に押し上げられると愛撫を緩めたり中断して簡単にはイカせてくれず、美少女を焦燥と欲情の狭間にのたうち回らせた。そして恵利香にとっては途方もなく長い地獄のような焦らしの後、カイが乳首をテルがクリトリスを唇に含み、ノブは舌を入れたままアヌスの入口に唇をピタリを付けると一斉に強く吸い上げた。その瞬間頭の中で快感の太い矢に全身を貫かれた恵利香は断末魔の悲鳴を上げ、全身をグンッと強く弓なりに反らせるとピクピクと痙攣させて絶頂を晒した。焦らされた挙げ句にようやく与えられたアクメは腰が砕け骨まで溶けてしまう程強烈で、きつく噛み締めたボ-ルキャグからはだらしなく涎がダラダラとこぼれて熱く淫らに嗚咽している恵利香の体から少年たちは唇を外してくれたが、それはまだ第一段階にしか過ぎなかった。
「恵利香ちゃん。気持ち良かった?」
カイが顎をしゃくり上げて顔を上げさせ耳元で囁くと、もはや備えも構えも無くした恵利香は小さくコクリと頷いたが、
「1時間たったから後2時間ね」
と言われて痺れ切った頭の奥で慄然とせざるを得なかった。目隠しの効果もあり、筆と唇の全身愛撫は無限とも思える程長い時間加えられたように感じていたのにまだ半分も終わっていないのだ。
「しばらく休憩したら、2回目してあげるわね」
「ンンッ!(嫌っ!)」
恵利香はとても我慢出来ず嫌々と首を振って拒絶を示した。これ以上責められては本当に身も心もおかしくなってしまいそうで恐怖さえ覚えるのだ。しかし少年たちは冷酷に取りあってくれなかった。
「あら、嫌がっても駄目よ。3時間の約束なんだから」
「それにしても派手に垂れ流したものね」
「まあ大洪水じゃない」
3人の少年は恵利香の大きく割り広げられた股間の辺りに集まると、ティッシュペ-パ-で口惜しくも淫情に破れて盛大に汚してしまった後始末をしながら、口々にからかいの言葉を投げかけて羞恥を煽るのだった。
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