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「狙われた美姉妹」Ⅷ.7月8日(月)奴隷契約最後の日~束の間の休息 Ⅷー4.戦慄の肉体改造手術
Ⅷー4.戦慄の肉体改造手術
姉との楽しめぬ夕食を終えて再び部屋にとじこもった恵利香は、もう一度恐ろしい「注意書き」に目を通して、そんな手術が存在するわけはない、あの人達の意地悪な嘘なんだ、と天に祈るような気持ちで内容を確認していた。
自分の体に、次のような目に見えぬ処置が加えられたと言うのである。
・ピーリング
ー胸部・女陰部・肛門内部の皮膚を薬品処理し、真皮を剥き出しにしている。乳頭及び陰核については特に念入りに2度繰り返しの処理。効果は数倍に及ぶ異常な性感の増幅と、平常時における発情状態の持続。皮膚の回復までに約1月を要し、まともな生活が送れない程の苛烈な性感を鎮めるためには、特殊な鎮静剤を毎日服用する必要がある。
ーーまともな生活が送れない、ですって? あり得ないわ……
ここまででも、もし真剣に口にしたら狂っているとしか思えない内容だったが、もっと衝撃的だったのは、陰核、つまりクリトリスの特殊な処理であった。
・陰核包皮シリコンボール埋め込み。ー(陰核包皮に特殊形状シリコンボール10個埋め込み。効果は常時陰核の圧迫刺激による性感の高揚。陰核と擦れて強い刺激を与えるため正常な歩行は困難……
「正常な歩行は困難」という部分に赤字で、イキまくり、と書いてあった。
ーーこんなの、こけおどしよ。嘘に決まってるわ……
何度読んでも正気の沙汰とは思われず、嘘だと自分に言い聞かせる恵利香は、しかし徐々に恐怖とおぞましい興奮が渾然一体となって、全身の慄えが治まらなくなって来た。
……ボールの圧迫により包皮が陰核と密着し、一部露頭を残して包皮の移動は不可。刺激の除去には、包皮全体の切除のみ有効。約1週間で完全に包皮と陰核が癒着し、以後は包皮切除も不可能。
・麻酔の有効性
ー当日夜頃より切れる。当日20%。翌日朝40%。正午60%。翌日中にほぼ完全に感覚の回復
・予後処置
ー①ピーリング鎮静剤を1日1錠服用。
ー②必要に応じ、陰核包皮の切除。又は陰核切除。
ー③3日間入浴厳禁。
ー④下着着用不可。
※鎮静剤、陰核手術などは「パラダイス」に連絡をとる事。
「注意書き」をここまで再読して確認した恵利香は、ベッドに上がり体育座りで大きく広げた脚の付け根を恐る恐る調べてみた。
まだ麻酔が効き無感覚のクリトリスを慄える指で探ると、性奴隷調教を受ける前の正常な状態に戻っていると思ったその部分は、やはり元通りではなかった。
包皮がしっかりその部分をガードしているのは同じだが、完全ではなくわずかに露出している部分があるのだ。その部分は今だ無感覚と言え、外気の当たる感触ははっきり感じられる。
豆吊しやクリトレーナーなどと言う常軌を逸した調教を受けて極限まで感度を研ぎ澄まされた恵利香のクリトリスにとっては、ホンのわずかな露出でも十分悩ましい刺激となってしまうだろう。
その上「ピーリング」という性感増幅処置をされたらしいのだ。麻酔が切れた時、どれだけの凄まじい感覚に襲われる事かと思うと、恵利香はこれが彼らの悪い冗談である事を祈らずにはいられなかった。
さらに恐る恐るその部分を探ってみると、包皮が妙に分厚く、クリトリス本体に密着して包み込むようになっていて、全く指で剥く事が出来なくなっていた。
そして分厚い包皮をよく触ってみると、確かに小さなブツブツの粒状のしこりが沢山感じられ、そのツブツブがクリトリス本体を覆っているのだ。これが処置の説明にあるシリコンボールだろうか。
自分の体の一番デリケートな部分が、説明通りの状態にされている事がわかってしまった恵利香は、「処置」がこけおどしの嘘である可能性は薄くなって、どんどん募る恐怖に目の前が真っ暗になった気分だった。
ーーこのツブツブが、歩くと私のクリと擦れちゃうの?……
もし2度も念入りに薬物処理を施した「ピーリング」の効果が説明通りだとすれば、その刺激は想像を絶する凄まじさに違いない。
ーーイキまくり、だなんて……
が、それを想像してしまった恵利香は、歩きながらイキまくっている自分が脳裏に浮かぶと、嫌らしい興奮がどんどん高まってしまい、慄然とした。
ーークリで狂ったみたいに、何度も何度もイッチャウんだわ……
それはクリトレーナーや豆吊しで嫌と言う程味わわされたばかりだ。恵利香はクリトレーナーにしがみついて激しく腰を振りクリトリスを振動するギザギザ突起に擦り付けて際限なく絶頂を貪り、余りの心地良さに、もうどうなっても構わない、と完全に我を忘れたのだ。
あの超絶快感を歩くたびに味わわされるとしたら?
恵利香にはもう耐えられるとは思えなかった。しかも手術によって肉体が改造された事実は、器具や薬物でいたぶられるのとは根本的に違う。それは一生自分に付きまとい、逃げ場がないと言う事だ。
ー鎮静剤、陰核手術などは「パラダイス」に連絡をとる事。
ああ、何て嫌らしい、狡猾な罠だろう。二度と足を踏み入れたくはない、記憶からも消し去ってしまいたい「パラダイス」にすがるよりないと言うのか。
ーーああっっ!!
恵利香は心の中で悲嘆の叫びを挙げた。わずかだが感覚が戻って来るのがわかる。
ーー嫌……嫌よおっっ!!
恵利香はここでブラとショーツを脱ぎ捨てた。こんな馬鹿げた「説明書」を信じてしまうのは辛かったが、込み上げて来る恐怖の前にもう本心を取り繕う事も不可能だったのだ。
こうして恐ろしい不安と恐怖、そして麻酔の回復でゆっくりと着実に戻って来る性感帯の甘い感覚に怯えながら、恵利香はベッドに潜り込んだのだった。
「狙われた美姉妹目次」
姉との楽しめぬ夕食を終えて再び部屋にとじこもった恵利香は、もう一度恐ろしい「注意書き」に目を通して、そんな手術が存在するわけはない、あの人達の意地悪な嘘なんだ、と天に祈るような気持ちで内容を確認していた。
自分の体に、次のような目に見えぬ処置が加えられたと言うのである。
・ピーリング
ー胸部・女陰部・肛門内部の皮膚を薬品処理し、真皮を剥き出しにしている。乳頭及び陰核については特に念入りに2度繰り返しの処理。効果は数倍に及ぶ異常な性感の増幅と、平常時における発情状態の持続。皮膚の回復までに約1月を要し、まともな生活が送れない程の苛烈な性感を鎮めるためには、特殊な鎮静剤を毎日服用する必要がある。
ーーまともな生活が送れない、ですって? あり得ないわ……
ここまででも、もし真剣に口にしたら狂っているとしか思えない内容だったが、もっと衝撃的だったのは、陰核、つまりクリトリスの特殊な処理であった。
・陰核包皮シリコンボール埋め込み。ー(陰核包皮に特殊形状シリコンボール10個埋め込み。効果は常時陰核の圧迫刺激による性感の高揚。陰核と擦れて強い刺激を与えるため正常な歩行は困難……
「正常な歩行は困難」という部分に赤字で、イキまくり、と書いてあった。
ーーこんなの、こけおどしよ。嘘に決まってるわ……
何度読んでも正気の沙汰とは思われず、嘘だと自分に言い聞かせる恵利香は、しかし徐々に恐怖とおぞましい興奮が渾然一体となって、全身の慄えが治まらなくなって来た。
……ボールの圧迫により包皮が陰核と密着し、一部露頭を残して包皮の移動は不可。刺激の除去には、包皮全体の切除のみ有効。約1週間で完全に包皮と陰核が癒着し、以後は包皮切除も不可能。
・麻酔の有効性
ー当日夜頃より切れる。当日20%。翌日朝40%。正午60%。翌日中にほぼ完全に感覚の回復
・予後処置
ー①ピーリング鎮静剤を1日1錠服用。
ー②必要に応じ、陰核包皮の切除。又は陰核切除。
ー③3日間入浴厳禁。
ー④下着着用不可。
※鎮静剤、陰核手術などは「パラダイス」に連絡をとる事。
「注意書き」をここまで再読して確認した恵利香は、ベッドに上がり体育座りで大きく広げた脚の付け根を恐る恐る調べてみた。
まだ麻酔が効き無感覚のクリトリスを慄える指で探ると、性奴隷調教を受ける前の正常な状態に戻っていると思ったその部分は、やはり元通りではなかった。
包皮がしっかりその部分をガードしているのは同じだが、完全ではなくわずかに露出している部分があるのだ。その部分は今だ無感覚と言え、外気の当たる感触ははっきり感じられる。
豆吊しやクリトレーナーなどと言う常軌を逸した調教を受けて極限まで感度を研ぎ澄まされた恵利香のクリトリスにとっては、ホンのわずかな露出でも十分悩ましい刺激となってしまうだろう。
その上「ピーリング」という性感増幅処置をされたらしいのだ。麻酔が切れた時、どれだけの凄まじい感覚に襲われる事かと思うと、恵利香はこれが彼らの悪い冗談である事を祈らずにはいられなかった。
さらに恐る恐るその部分を探ってみると、包皮が妙に分厚く、クリトリス本体に密着して包み込むようになっていて、全く指で剥く事が出来なくなっていた。
そして分厚い包皮をよく触ってみると、確かに小さなブツブツの粒状のしこりが沢山感じられ、そのツブツブがクリトリス本体を覆っているのだ。これが処置の説明にあるシリコンボールだろうか。
自分の体の一番デリケートな部分が、説明通りの状態にされている事がわかってしまった恵利香は、「処置」がこけおどしの嘘である可能性は薄くなって、どんどん募る恐怖に目の前が真っ暗になった気分だった。
ーーこのツブツブが、歩くと私のクリと擦れちゃうの?……
もし2度も念入りに薬物処理を施した「ピーリング」の効果が説明通りだとすれば、その刺激は想像を絶する凄まじさに違いない。
ーーイキまくり、だなんて……
が、それを想像してしまった恵利香は、歩きながらイキまくっている自分が脳裏に浮かぶと、嫌らしい興奮がどんどん高まってしまい、慄然とした。
ーークリで狂ったみたいに、何度も何度もイッチャウんだわ……
それはクリトレーナーや豆吊しで嫌と言う程味わわされたばかりだ。恵利香はクリトレーナーにしがみついて激しく腰を振りクリトリスを振動するギザギザ突起に擦り付けて際限なく絶頂を貪り、余りの心地良さに、もうどうなっても構わない、と完全に我を忘れたのだ。
あの超絶快感を歩くたびに味わわされるとしたら?
恵利香にはもう耐えられるとは思えなかった。しかも手術によって肉体が改造された事実は、器具や薬物でいたぶられるのとは根本的に違う。それは一生自分に付きまとい、逃げ場がないと言う事だ。
ー鎮静剤、陰核手術などは「パラダイス」に連絡をとる事。
ああ、何て嫌らしい、狡猾な罠だろう。二度と足を踏み入れたくはない、記憶からも消し去ってしまいたい「パラダイス」にすがるよりないと言うのか。
ーーああっっ!!
恵利香は心の中で悲嘆の叫びを挙げた。わずかだが感覚が戻って来るのがわかる。
ーー嫌……嫌よおっっ!!
恵利香はここでブラとショーツを脱ぎ捨てた。こんな馬鹿げた「説明書」を信じてしまうのは辛かったが、込み上げて来る恐怖の前にもう本心を取り繕う事も不可能だったのだ。
こうして恐ろしい不安と恐怖、そして麻酔の回復でゆっくりと着実に戻って来る性感帯の甘い感覚に怯えながら、恵利香はベッドに潜り込んだのだった。
「狙われた美姉妹目次」
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